ガイドライトの道拓き/Guidelight Pathmaker
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アーティファクト — 機体(Vehicle)
警戒
この機体(Vehicle)が戦場に出たとき、「あなたのライブラリーからアーティファクト・カード1枚を探し、公開する。それのマナ総量が2以下なら、それを戦場に出す。そうでないなら、それをあなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
搭乗2
戦場に出たときにアーティファクトを探し、2マナ以下なら直接戦場に出す機体。
リミテッドでは白青のフィニッシャーの一角を担える指針アンコモン。もとよりボヤージャーの急速溶接機/Voyager Quickwelderやガイドライトの最適化技師/Guidelight Optimizerなどアーティファクト展開を補助するカードを並べて戦うデッキなので搭乗要員がいる状態での早期着地が期待しやすく、6/5警戒という攻防両面に長けた性能をシルバーバレットでバックアップでき、最悪の場合でも自ら最優秀接続士/Interface Aceあたりを搭乗要員としてサーチし単独で動き出すことができる。とはいえ6マナという重さは基盤の整っていない状況で響く可能性があり、緑のファッティが強力な環境なのでP/Tもあまり信頼できず、サーチの強さもデッキ内のカードの強さに依存するため、安定性は高いとは言えない。アンコモンの拘留戦車/Detention Chariotやレアの危険な罠/Perilous Snareなど除去を兼ねたアーティファクトを持ってこれれば強力だが、いずれもレアリティが高めなのが惜しまれる。運送の魔道士/Transit Mageよりサーチ先が広く2枚目のこのカードを持ってこれるところは優秀だが、複数採用自体が事故を引き起こしかねないのも悩ましいところ。
大して色拘束の強いカードでないためタッチ運用も検討できる点は嬉しい。アーティファクトを多用する青黒で強力なのはもちろん、軽いタッチを行うだけでファッティを出しつつ任意のアーティファクトを持ってこれるため、白と青のどちらかを含む色の組み合わせならあらゆるデッキに入るだけのポテンシャルを有する。もちろん性能はデッキ内のアーティファクトのカードパワーに大きく左右され、6マナ自体強力なフィニッシャーを投入したりそもそも重さを嫌って採用しなかったりする重さなので、完成度の低いデッキでお茶を濁したり、青赤での忍耐の記念碑/Monument to Enduranceなど運送の魔道士に対応しないフィニッシャーを水増ししたりといった事情はほしいところ。一応拘留戦車や棘甲羅の追い立て屋/Spikeshell Harrierをサーチするだけでも最低限の仕事になりはする。
- マナ総量が2以下の場合、戦場に出すことは強制である。市場背負いの歩行機械/Marketback Walkerなどとはアンチシナジーを起こすので注意。
- 印刷された英語版のカードでは、探すことを選ばなかった場合もライブラリーを切り直すかのようにもとれる表記になってしまっており(画像)、Gathererへの追加と同時にオラクルの更新がなされている。なお、日本語版では印刷時点で正しい表記になっている(画像)。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
霊気走破の2色の指針アンコモンサイクル。リミテッドのそれぞれの2色のアーキタイプに対応しており、原則として片方は機体である。ただし緑白のみ機体でなく乗騎。以下、機体や乗騎を上側に表記する。
- ガイドライトの道拓き/Guidelight Pathmaker
- 帰還航路/Voyage Home
- 青黒 - アーティファクト・コントロール
- 黒赤 - エンジン始動!アグロ
- 緑白 - 機体・乗騎ミッドレンジ