意志の力/Force of Will

提供:MTG Wiki

2008年7月5日 (土) 21:17時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Force of Will / 意志の力 (3)(青)(青)
インスタント

あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


アライアンスを代表するメカニズム、ピッチスペルの1つ。マジック史上最強クラスのカウンターであり、ピッチスペルの代表的存在。

マナ・コストだけで見れば重い対抗呪文/Counterspellだが、1点のライフカード1枚という代替コストを持つ。1点のライフロスは極めて些細なものだが、2対1交換になるためアドバンテージを失ってしまう点には留意が必要である。

しかし使用自体は他のピッチカウンターに比べても容易なため、ブラフとして非常に強い意味を持つ。また、タイム・アドバンテージテンポ・アドバンテージの観点では極めて優秀であり、隙を作らない、展開を阻害しないという強い長所から、パーミッションだけでなくコンボデッキやビートダウンでも大いに使われる。まさに当時の青を最強のたらしめたカードである。

また、後攻の場合に1ターンキルされるのを防ぐ手段の一つとして重宝され、Type1(現ヴィンテージ)などの速い環境の絡みのデッキではほぼ必須となる。

  • 中盤以降、魔力の乱れ/Force Spikeマナ漏出/Mana Leakをエサにして撃つとちょうどよい。また、メインから特定の対策カード(基本に帰れ/Back to Basicsなど)を入れてそれが腐ってしまった場合にも。
  • 中盤以降、マナが余り始めた時には普通に5マナ払う事も多い。
  • エクステンデッドで青いデッキを作る場合にはまず4枚積みされるカードであり、その汎用性から「監視カードリスト」に常駐しており、「いつ禁止になるか」という話題には事欠かなかったが、エクステンデッドローテーション制度が導入されたため、無事ローテーション落ち
  • 英語版のカードには「青いカードを1枚取り除き、1点のライフを失う」の後に「このライフ喪失は軽減することも移し変えることも出来ない」と丁寧に書かれている。現在ならば、代替コストの支払い方として「1点のライフを支払う」と書けば済むところである。このカードが登場した頃には「コストとしてライフを支払う」という概念が登場し始めた時期であったのだろう。またマナ・バーンダメージ反転/Reverse Damageでライフ回復に変えるような「悪用」テクニックを最初から封じようとして、こういうテキストになったと考えられる。この手の記述はネクロポーテンス/Necropotenceあたりにも見られる。
  • サイクル中、唯一クリーチャーを対象に取らない。
  • イラストのカードのような激しさを持っている。カード名が「意志の力」なので、気合でカウンターしているというところだろうか。
  • 俗称は頭文字をとってFoW。または単にウィル、英語名の聞き間違いから高層ビルとも呼ばれる。
  • アライアンスのパックの値段が高いのは、これがアンコモンだからという説まである。
  • 再録禁止カードリストに載っていないため、再録される可能性がある。(Magic Onlineはリストの影響を受けないものの)Masters Editionにて再録され、数ある再録カードの中で、WotCによるプレビューでトップを飾った。
  • このカードの金枠カードがDuelistの付録になったことがある。

関連カード

サイクル

アライアンスピッチスペル手札から同じカード追放することで、マナ・コストを支払わずに唱えることができる(意志の力/Force of WillContagionは1点のライフも要求する)。

参考

MOBILE