北方/Northland
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北方/Northlandはドミナリア/Dominariaの地名。
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解説
単に「北方」[1]と呼ばれるこの地は、ドミナリア/Dominariaの北極大陸であり、大部分を氷河におおわれた広大な大地である(地図)。
北極大陸はPete Ventersのドミナリア球に描かれており古くから存在が確認できたが、ドミナリア期の次元全体地図において初めて北方と正式名称が記載された。名称の由来は大いなる人狼/Greater Werewolfのフレイバー・テキストである[2]。
「北方」には北欧風の名前を持つ人々が住み、風変りなクリーチャー[3]や剣歯虎/Sabretooth Tiger、恐竜(アロサウルス)などが生息している。氷河期には「北方」の半島部とテリシア/Terisiareが氷河で繋がったことで、それらが南下して移り住んできた。[4]
非公式情報あるいは旧設定
元マジック・コンティニュイティのマネージャー、Pete Ventersは2007年にファンサイトで北極大陸(北方)に関してコメントを残している[5]。
Ventersの非公式なコメントをまとめると以下のようなものである。かつてヴィデンス[6]からの植民地が北極大陸の一部、テリシア/Terisiareの北に位置する半島部に作られ、そこをアッパー・ヴィデンス/Upper Videnth[7]と呼んだ。この半島は広大な松林があり、トーテムやモノリスを信仰する人狼の群れが住んでいる。文明のない、ほとんど野生のままの野蛮な土地である。氷河期の間に、氷河で半島と地続きになったテリシアに北極大陸から氷雪を好むクリーチャー(イエティなど)が移住した。半島にはルアゴイフの大居住地があり、人狼とは対立している。ヴィデンスの文明が滅んだ後も植民地の末裔が生き残っているが、もはやヴィデンスの場所を知る者はいなくなった。短編The Light In the Forest(Tapestries収録)はこの半島を舞台にしており、Skerry(スケリー)の街もここにある[8]。第5版の大いなる人狼/Greater Werewolfのフレイバー・テキストはここに関連したものである。
登場
登場カード
登場作品
- The Light In the Forest(Tapestries収録の短編。上述の通りPete Ventersの非公式コメントでは北方が舞台である。また作中には「the north lands」という記述が確認できる)
訳語
「Northland」は第5版の大いなる人狼/Greater Werewolfのフレイバー・テキストで「北方」と訳されている。
脚注
- ↑ 原語のNorthlandも「北部地方・北国・極北」の意でしかない
- ↑ Ethan Fleischerの証言
- ↑ #非公式情報あるいは旧設定がまだ有効なら人狼やルアゴイフ、イエティなどが含まれる
- ↑ The Magic Story Podcast: Dominaria Geography
- ↑ https://www.mtgsalvation.com/forums/magic-fundamentals/magic-storyline/336830-info-geography-of-dominaria?page=4#c83
- ↑ 現在の設定でグレーター・ヴィデンス/Greater Videnthのこと
- ↑ 現在の公式設定とは異なる。アッパー・ヴィデンスはテリシアの別名にすぎない
- ↑ デザインの順番としては、短編の描写(地勢や人狼が住む、モノリスのような魔法的な石柱、Skerry(スケリー)の街など)から半島地域の設定が詰められたようだ