グレーター・ヴィデンス/Greater Videnth
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グレーター・ヴィデンス/Greater Videnth[1]はドミナリア/Dominariaの地名。掌編A History of Antiquitiesに登場した。
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[編集] 解説
グレーター・ヴィデンスはテリシア/Terisiareの北東、香辛料諸島/Spice Islesの北西、北方/Northlandの南にある大きな島(地図)。
掌編A History of Antiquities[2]では、ある近代アルガイヴ[3]の学者が、近代アルガイヴの遥か北に位置するグレーター・ヴィデンスこそ古代テリシアであり、ウルザ/Urzaとミシュラ/Mishraの戦争が実際に行われた場所である、という説を唱えた。
ドミナリア期の現代ドミナリア全体地図でテリシアとは明確に別の地域として、かつ、掌編で示された通りの位置に、初めて地図に名前が記載された。
[編集] 地名
- リトル・ヴィデンス島/Little Videnth Island
- グレーター・ヴィデンスの南東にある島。
- ウルザとミシュラの戦場がグレーター・ヴィデンスだと考える学者は、リトル・ヴィデンスがかつてのアルゴス/Argothであったと主張した。
[編集] 別のヴィデンス
アッパー・ヴィデンス/Upper Videnthという、グレーター・ヴィデンスとほぼ同じ設定を持つ地名が存在する。ファンの間でグレーターとアッパーが同じ場所の異名であるか、全く別の場所であるか、長年議論の的となっていた。ドミナリア期にアッパーの方も公式に存在が言及され、テリシアの別名であると明言された[4]。詳細はアッパー・ヴィデンス/Upper Videnthを参照。
[編集] 非公式情報あるいは旧設定
元マジック・コンティニュイティのマネージャー、Pete Ventersは2007年にファンサイトでヴィデンスに関してコメントを残している[5]。そこで、Ventersはグレーター・ヴィデンスを単に「ヴィデンス」と呼び、そこは遥か昔に滅亡した文明が支配した土地で、北極大陸[6]の一部に植民地(アッパー・ヴィデンス)を持っていた。植民地には失われた文明の子孫が生き残っているが、ヴィデンスの場所がどこだったかを知る者はもはやいなくなっている、と語った。これは非公式なコメントであり、現在のアッパー・ヴィデンスの公式設定[7]とは食い違ってしまっているが、ドミナリア現在で参照できる唯一のグレーター・ヴィデンスに言及した資料となっている。
[編集] 登場
- A History of Antiquities(Duelist Supplement誌の掌編)
- Dominarian Cartography(初めて地図に記載された)
[編集] 脚注
- ↑ ヴィデンスはThe Magic Story Podcastの発音の音写
- ↑ エピティア/Epityrとアーギヴィーア大学/Argivian Universityの学者によるアルガイヴ語の資料を、作者が英訳したという設定の掌編
- ↑ 原文はModern Argive。現在の設定の新アルガイヴ/New Argiveのこと。
- ↑ The Magic Story Podcast: Otaria and The Cabal
- ↑ https://www.mtgsalvation.com/forums/magic-fundamentals/magic-storyline/336830-info-geography-of-dominaria?page=4#c83
- ↑ 現在の北方/Northland
- ↑ アッパー・ヴィデンスはテリシアの別名に過ぎない