もみ消し/Stifle

提供:MTG Wiki

2024年6月29日 (土) 15:56時点における106.130.194.2 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Stifle / もみ消し (青)
インスタント

起動型能力1つか誘発型能力1つを対象とし、それを打ち消す。(マナ能力は対象にできない。)


ちょっと変わった打ち消し呪文。呪文ではなく、起動型能力誘発型能力打ち消す

用途は広く、見た目よりずっと腐りづらい(下記#利用法参照)。カード・プールが広がるにつれ汎用性が増すカードであり、エターナルではメインデッキ投入も非常に多い。

利用法

様々な能力が対象となりえるが、繰り返し使える能力を打ち消してもうまみが少ない。例えば放蕩魔術師/Prodigal Sorcererティム能力を打ち消したところで、次のターンにはまた起動されてしまうので一時しのぎにしかならない。よって、主に「単発」である能力を狙っていくのが基本となる。

特にパーマネントの、それ自身を生け贄に捧げることを必要とする能力を打ち消すのは効果的である。精神隷属器/Mindslaver破滅的な行為/Pernicious Deedのような起動コストがかなりかさむものを打ち消したときや、フェッチランド不毛の大地/Wastelandなどの土地の能力を打ち消したときのテンポ・アドバンテージは非常に大きい。

キーワード能力も、その定義が起動型能力か誘発型能力ならば打ち消すことができる(具体的にどのキーワード能力が該当するかは、起動型能力誘発型能力の項を参照)。特に待機マッドネスストームに対して強いアンチ性能を持つ。また呪文のように使えるが呪文ではないサイクリング誘発型能力に対処できるのも心強い。

また自分が使うカードのペナルティ能力を踏み倒すことにも使われる。ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought狩り立てられたサイクルがその一例であり、実際にそうしたシナジーを活用したスタイフルノートなどのデッキがエターナルで活躍している。

関連カード

起動型能力か誘発型能力を打ち消すカード。特記なければインスタントで、太字は起動型能力のみ打ち消せる。起動自体を禁止するカードは呪われたトーテム像/Cursed Totemを、ETB能力の誘発を禁止するカードは倦怠の宝珠/Torpor Orbを参照。

参考

MOBILE