Alexander Clamilton
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Alexander Clamilton (2)(青)伝説のクリーチャー — クラムフォーク(Clamfolk)・アドバイザー(Adviser)・レベル(Revel)
あなたが語数の多い呪文を唱えるたび、占術2を行う。(ルール文章が4行以上の場合、それは語数の多い呪文である。)
(1)(赤),(T):あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。ターン終了時まで、Alexander Clamiltonは+X/+0の修整を受ける。Xは公開されたカードのルール文章の行数に等しい。Alexander Clamiltonはそのクリーチャーと格闘を行う。
アーティスト:Dmitry Burmak
ルール文章が長いカードとシナジーする能力を持つ伝説のクラムフォーク・アドバイザー・レベル。
基本のパワーが0のため他の強化無しで格闘で相手を倒せるかはライブラリーの一番上次第になるものの、1つ目の能力である程度修整値を担保できるため小型クリーチャー相手なら繰り返し使える除去として悪くない。デッキ構築の段階で基本土地やバニラクリーチャーを出来るだけ排すれば安定性が上がるし、宿主や英雄譚等で爆発的なパワーを得ることも可能。統率者として使う場合はアンタップ手段を用意して攻撃に使ったり投げ飛ばし/Flingするなど他の活用手段も用意したい。
ルール
- ルール文章とは、文章欄の中の斜体以外で書かれた文章のことである。注釈文やフレーバー・テキストなどはルール文章ではない。
- 斜体文と一緒の行でも、一単語でもルール文章が含まれていればそれは一行と見なされる。
- 日本語など単語も途中で区切る言語ならば一文字で良いと思われる。
- 英雄譚など複数の文章欄を持つカードは、それらすべての行数を数える。例えばエルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Deathの英語版は16行のルール文章を持つカードである(最初の英雄譚のルール説明は注釈文であり含まれない)。宿主カードのピン止めの部分も別の文章欄扱いなので、Strutting Turkeyは9行のルール文章を持つカードである。
- 銀枠では通例として、「黒枠で扱わない特性(アートや透かし等)を参照する場合は、実際に印刷されているものを見る」ことになっており、同じカードであっても言語や収録されたセットによって得られる効果が変わることがある。タップ・シンボルが制定される以前のカードは特に長ったらしくなる傾向にあるため、相性の良い場合が多い。
- 現行のオラクルでは1行をさえ持て余してしまう太陽の指輪/Sol Ringも、印刷された時期が時期なら長ったらしい認定を受けられる(カード画像)。
関連カード
サイクル
Unsanctionedのレアの伝説のクリーチャーサイクル。起動コストに対抗色の色マナを含む起動型能力を持つ。括弧内は順にマナ・コストの色、起動コストの色。
- Syr Cadian, Knight Owl(白、黒)
- Alexander Clamilton(青、赤)
- Acornelia, Fashionable Filcher(黒、緑)
- Stet, Draconic Proofreader(赤、白)
- Pippa, Duchess of Dice(緑、青)
このサイクルは、Unstableの「友好色のアン・カード統率者サイクル(大演算器/The Grand Calcutronなど)」に続く、「対抗色の固有色を持つアン・カード統率者」として作られた。Unsanctionedは単色のハーフデッキを組み合わせて遊ぶ製品なので、いずれも「2つ目の色」が使えなくても機能するデザインになっている(Un-Boxing, Part 1/『アン』の箱詰め その1)。
開発秘話
このカードはアングルードへの先祖返りとなる、新たなクラムフォークの1枚として作られた。名前の元ネタはアメリカ合衆国建国の父の一人、アレクサンダー・ハミルトン(Alexander Hamilton)。
伝説のクリーチャーのサイクルの1枚にするためには、青単色で赤の能力を持つ必要があった。ハミルトンは合衆国憲法など様々な文書の執筆に関わったことで有名なので、Frazzled Editorやゴミの精霊/Garbage Elementalが持っていた「wordy(語数の多い)」に関する能力が与えられた。また彼は決闘で死んだことでも有名なので、赤の能力は格闘を行うものになった。さらにこの2つの能力を関連づけることが提案され、全体として「ルール文章が長いデッキ」を推奨するデザインになった[1]。