最初の噴火/The First Eruption

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2018年5月30日 (水) 22:30時点におけるY-Y (トーク | 投稿記録)による版
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The First Eruption / 最初の噴火 (2)(赤)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 最初の噴火は、飛行を持たない各クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。
II ― (赤)(赤)を加える。
III ― 山(Mountain)1つを生け贄に捧げる。そうしたなら、最初の噴火は各クリーチャーにそれぞれ3点のダメージを与える。


ドミナリアで登場した、全体火力マナ加速を内蔵した英雄譚

I-
噴火の前兆としてまず発生する微震/Tremor。3マナで1点の全体火力というのは効率が悪いが、主にマナ・クリーチャーなど小粒なクリーチャーを一掃できる。
II-
次に発生するのは炎の儀式/Rite of Flame。Iでクリーチャーの露払いをしつつマナがジャンプアップするので、手札から重量級のカードフィニッシャーを出せればカード・アドバンテージテンポ・アドバンテージを稼ぐことができる。
III-
最終的にが噴火、焼けつく双陽/Sweltering Sunsのように3点ダメージを振り撒く。Iと違い、飛行クリーチャーも巻き込むので注意。山とこの英雄譚で2枚のカードを消費しているうえ全体除去としてこの効果を期待するのは悠長すぎるので、IIで起こしたアクションを後押ししたり、築いた優位を固定するようにゲームを進めたいところ。3点ダメージが宣告されているので、相手のクリーチャー展開に対し牽制にもなり得る。

I~IIIを通して、ミッドレンジランプといった中速デッキに向いた効果が揃っていると言える。ただし全体火力については、片や範囲が限られている上にダメージは1点のみ、片やタイムラグが大きい上に山の生け贄が必要と、主目的とするにはどちらも不安定。それゆえ、これを使うならIIの能力を主目的にした運用が主眼となる。順当に3ターン目に唱えても4ターン目には6マナ分が出せる計算となり、を含まない場合なら単体でのマナ加速としてはかなりの効率。また全体火力を内臓したマナ加速ということで、激昂持ちの大型恐竜とは相性が良く、展開後に引いてきても2回分の全体火力が無駄にならない。

リミテッドでは苗木トークンなどを一掃しつつ加速したマナでキッカー呪文などを唱えられれば理想的。構築でもミッドレンジやランプなどで採用され得るが、ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesなどのマナ・クリーチャーによるマナ加速と併用するのは全体火力との噛み合わせが悪いため、序盤はある程度コントロール寄りに動くデッキになら合致するだろう。また軽量全体火力としてはゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirlerもいるが、マナ加速の有無や最大ダメージで差別化はできるだろう。

ストーリー

シヴ/Shivの地でギトゥ/Ghituヴィーアシーノに伝わる神話。シヴは炎の卵黄を包んでいる石の殻が割れて生まれ出たとされ、また、ギトゥ族は炎、ヴィーアシーノは大地、ドラゴンは空のもとに生まれたと伝えられている。[1]イラスト

関連カード

脚注

  1. Dominaria Card of the Day:The First Eruption(英語)

参考

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