エルフ (デッキ)

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(レガシー)
1行: 1行:
 
{{Otheruses|デッキ|クリーチャー・タイプ|エルフ}}
 
{{Otheruses|デッキ|クリーチャー・タイプ|エルフ}}
  
'''エルフ'''(''Elf'')は、[[エルフ]]を主体とした[[部族]][[デッキ]]の総称。
+
'''エルフ'''(''Elf'')は、[[エルフ]]を主体とした[[部族 (俗称)|部族]][[デッキ]]の総称。
  
 
==概要==
 
==概要==
7行: 7行:
 
{{#card:Wirewood Symbiote}}
 
{{#card:Wirewood Symbiote}}
  
[[小型クリーチャー|小型]]で[[展開]]しやすいエルフを大量に、それも高速で[[場]]に並べ、その物量と[[マナ・アドバンテージ]]で相手を圧倒する。これだけ大量の[[クリーチャー]]と[[マナ]]を同時に確保できるデッキは少なく、[[緑]]ならではということで病みつきになる人も多い。
+
[[小型クリーチャー|小型]]で[[展開]]しやすい[[エルフ]]を大量に、それも高速で[[場]]に並べ、その物量と[[マナ・アドバンテージ]]で相手を圧倒する。これだけ大量の[[クリーチャー]]と[[マナ]]を同時に確保できる[[デッキ]]は少なく、[[緑]]ならではということで病みつきになる人も多い。
  
 
エルフ達は基本的に非力であり[[カードパワー]]で押し切るのが難しいため、大抵[[全体強化]]手段か別途[[フィニッシャー]]を用意する。
 
エルフ達は基本的に非力であり[[カードパワー]]で押し切るのが難しいため、大抵[[全体強化]]手段か別途[[フィニッシャー]]を用意する。
 
この系列のデッキには、[[クレイドルエルフ]]([[ウルザ・ブロック]]期)、[[エルフ・ビート]]([[オンスロート・ブロック]]期)、[[エルフ&ネイル]]([[ミラディン・ブロック]]期)、[[黒緑ビートダウン#スタンダード(時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期)|黒緑ビートダウン]](エルフ型・[[ローウィン・ブロック]]期)などが存在する。
 
  
 
特に[[オンスロート・ブロック]]以降は、[[ブロック構築]]から[[エターナル]]まで、幅広い場面で見られる[[デッキタイプ]]となった。
 
特に[[オンスロート・ブロック]]以降は、[[ブロック構築]]から[[エターナル]]まで、幅広い場面で見られる[[デッキタイプ]]となった。
  
==スタンダード==
+
==ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期==
===ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラ・ブロック期===
+
 
[[時のらせんブロック]]で失ったものが少なかったこともあり、引き続き[[黒緑ビートダウン]]の一種として存在している。
 
[[時のらせんブロック]]で失ったものが少なかったこともあり、引き続き[[黒緑ビートダウン]]の一種として存在している。
  
====サンプルレシピ====
+
===サンプルレシピ===
 
*備考
 
*備考
**[[The Finals08]] 優勝([http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/finals/2008/index.html 参考])
+
**[[The Finals08]] 優勝 ([http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/finals/2008/index.html 参考])
 
**使用者:[[市川典和]]
 
**使用者:[[市川典和]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
90行: 87行:
 
*[[環境]]のトップ[[メタゲーム|メタ]]である[[フェアリー (デッキ)#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラ・ブロック期|青黒フェアリー]]を意識して、[[メインデッキ|メイン]]から[[雲打ち/Cloudthresher]]が採用されている。
 
*[[環境]]のトップ[[メタゲーム|メタ]]である[[フェアリー (デッキ)#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラ・ブロック期|青黒フェアリー]]を意識して、[[メインデッキ|メイン]]から[[雲打ち/Cloudthresher]]が採用されている。
  
===時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期===
+
==時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期==
[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]期の[[スタンダード]]では、[[ローウィン]]で主要[[部族]]に選ばれたこともあり、同[[環境]]の[[黒緑ビートダウン#時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|黒緑ビートダウン]]の中にエルフを中心にしたものが登場した。
+
[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]期の[[スタンダード]]では、[[ローウィン]]で[[エルフ]]が主要[[部族 (俗称)|部族]]に選ばれたこともあり、同[[環境]]の[[黒緑ビートダウン#時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|黒緑ビートダウン]]の中にエルフを中心にしたものが登場した。
  
 
{{#card:Wren's Run Vanquisher}}
 
{{#card:Wren's Run Vanquisher}}
98行: 95行:
 
定番の[[野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker]]などに加え、[[傲慢な完全者/Imperious Perfect]]や[[レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher]]などが採用される。
 
定番の[[野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker]]などに加え、[[傲慢な完全者/Imperious Perfect]]や[[レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher]]などが採用される。
  
序盤は[[クリーチャー]]で[[ライフ]]を削っていき、最後は[[不敬の命令/Profane Command]]の[[カードパワー]]で押し切るのが基本。
+
序盤は[[クリーチャー]]で[[ライフ]]を[[削る|削って]]いき、最後は[[不敬の命令/Profane Command]]の[[カードパワー]]で押し切るのが基本。
  
[[世界選手権07]]では日本勢の多くがこのタイプを使用し、[[森勝洋]]・[[中野圭貴]]の両名をベスト8に輩出。その後も長らくメタの一角を占め続けた。
+
[[世界選手権07]]では日本勢の多くがこのタイプを使用し、[[森勝洋]]・[[中野圭貴]]の両名をベスト8に輩出。その後も長らく[[メタゲーム|メタ]]の一角を占め続けた。
  
 
*これとは別路線で[[遺産のドルイド/Heritage Druid]]の爆発力を活かした[[親和エルフ]]と呼ばれるデッキも作られた。
 
*これとは別路線で[[遺産のドルイド/Heritage Druid]]の爆発力を活かした[[親和エルフ]]と呼ばれるデッキも作られた。
  
====サンプルレシピ====
+
===サンプルレシピ===
 
*備考
 
*備考
**[[世界選手権07]] ベスト8([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds07/japan 参考])
+
**[[世界選手権07]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds07/japan 参考])
 
**使用者:[[森勝洋]]
 
**使用者:[[森勝洋]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
113行: 110行:
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
|-
 
|-
 
+
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
|-
+
!colspan="2"|[[メインデッキ]] (60)
+
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ffddee"|[[クリーチャー]] (23)
+
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (23)
 
|-
 
|-
 
|1||[[ボリアルのドルイド/Boreal Druid]]
 
|1||[[ボリアルのドルイド/Boreal Druid]]
137行: 132行:
 
|4||[[レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher]]
 
|4||[[レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#eeddff"|[[呪文]] (14)
+
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (14)
 
|-
 
|-
 
|2||[[眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending]]
 
|2||[[眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending]]
151行: 146行:
 
|4||[[思考囲い/Thoughtseize]]
 
|4||[[思考囲い/Thoughtseize]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ddffee"|[[土地]] (23)
+
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (23)
 
|-
 
|-
 
|5||[[森/Forest]]
 
|5||[[森/Forest]]
167行: 162行:
 
|1||[[ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth]]
 
|1||[[ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ddeeff"|[[サイドボード]]
+
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
 
|-
 
|-
 
|2||[[雲打ち/Cloudthresher]]
 
|2||[[雲打ち/Cloudthresher]]
188行: 183行:
 
*[[WotC]]内のコラム「[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds07/blog1ja#12 「黒緑エルフ」という選択]」も参照のこと。
 
*[[WotC]]内のコラム「[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds07/blog1ja#12 「黒緑エルフ」という選択]」も参照のこと。
  
===オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期===
+
==オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期==
  
 
[[ミラディン・ブロック]]期の[[スタンダード]]では、史上最悪の[[装備品]]として名高い[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]と組み、'''[[エルフ&ネイル]]'''が登場する。
 
[[ミラディン・ブロック]]期の[[スタンダード]]では、史上最悪の[[装備品]]として名高い[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]と組み、'''[[エルフ&ネイル]]'''が登場する。
195行: 190行:
 
{{#card:Tooth and Nail}}
 
{{#card:Tooth and Nail}}
  
===オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期===
+
==オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期==
  
[[オンスロート]]期の[[スタンダード]]では、[[オンスロート・ブロック]]の[[部族]]支援によって強化され、[[トーナメント]]レベルとなる。この頃の[[デッキ]]は'''[[エルフ・ビート]]'''と呼ばれる。
+
[[オンスロート]]期の[[スタンダード]]では、[[オンスロート・ブロック]]の[[部族 (俗称)|部族]]支援によって強化され、[[トーナメント]]レベルとなる。この頃の[[デッキ]]は'''[[エルフ・ビート]]'''と呼ばれる。
  
 
{{#card:Timberwatch Elf}}
 
{{#card:Timberwatch Elf}}
 
{{#card:Caller of the Claw}}
 
{{#card:Caller of the Claw}}
  
==エクステンデッド==
+
==エクステンデッド(オンスロート・ブロック~アラーラの断片ブロック期)==
 
+
===オンスロート~アラーラの断片期===
+
 
[[モーニングタイド]]期のスタンダードでは[[ローグデッキ]]のひとつに過ぎなかった'''[[親和エルフ]]'''が劇的に強化され、[[プロツアーベルリン08]]では上位を独占している。
 
[[モーニングタイド]]期のスタンダードでは[[ローグデッキ]]のひとつに過ぎなかった'''[[親和エルフ]]'''が劇的に強化され、[[プロツアーベルリン08]]では上位を独占している。
  
 
{{#card:Heritage Druid}}
 
{{#card:Heritage Druid}}
  
===テンペスト~オンスロート期===
+
==エクステンデッド(テンペスト・ブロック~オンスロート・ブロック期)==
 
[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]や[[ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary]]を並べ、[[ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle]]などによる潤沢なマナを背景に、相手を圧倒するタイプが主流。
 
[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]や[[ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary]]を並べ、[[ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle]]などによる潤沢なマナを背景に、相手を圧倒するタイプが主流。
  
217行: 210行:
 
[[エルフ]]と[[ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle]]を使用する事から、[[クレイドルエルフ]]と呼ばれる事が多い。
 
[[エルフ]]と[[ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle]]を使用する事から、[[クレイドルエルフ]]と呼ばれる事が多い。
  
====サンプルレシピ====
+
===サンプルレシピ===
 
*備考
 
*備考
**[[グランプリニューオーリンズ03]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/events/gpno03 参考])
+
**[[グランプリニューオーリンズ03]] ベスト4 [http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/events/gpno03 参考]
 
**使用者:[[Diego Ostrovich]]
 
**使用者:[[Diego Ostrovich]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
**[[エクステンデッド]]([[第6版]][[第8版]]、[[テンペスト]][[オンスロート]])
+
**[[エクステンデッド]]([[第6版]][[第8版]]、[[テンペスト]][[オンスロート]])
  
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
268行: 261行:
 
|}
 
|}
  
*[[エクステンデッド]]仕様のもの。[[マナ・クリーチャー|マナ]]エルフや[[ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle]]から[[マスティコア/Masticore]]などを高速[[展開]]する構成になっている。
+
*[[マナ・クリーチャー|マナ]]エルフや[[ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle]]から[[マスティコア/Masticore]]などを高速[[展開]]する構成になっている。
 
*[[サイドボード]]の多くは[[生ける願い/Living Wish]]からの[[シルバーバレット]]用に割かれている。
 
*[[サイドボード]]の多くは[[生ける願い/Living Wish]]からの[[シルバーバレット]]用に割かれている。
 
*この[[デッキ]]については[[WotC]]のコラム「[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/gpno03/tech2 Deck Tech: Elves!]」も参照のこと。
 
*この[[デッキ]]については[[WotC]]のコラム「[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/gpno03/tech2 Deck Tech: Elves!]」も参照のこと。
  
 
==レガシー==
 
==レガシー==
レガシーでも一定の勢力が見られるデッキである。
+
[[レガシー]]でも一定の勢力が見られる[[デッキ]]である。
 +
 
 
{{#card:Quirion Ranger}}
 
{{#card:Quirion Ranger}}
 
{{#card:Fyndhorn Elves}}
 
{{#card:Fyndhorn Elves}}
オンスロート以降の強力なエルフをはじめとして、従来のマナ加速に、上記のカードを「5枚目」として採用しているものが一般的。大量の[[マナ加速]]から、エルフを次々に展開し、[[全体強化]]によって押し潰すタイプが基本となる。
+
 
 +
[[オンスロート]]以降の強力な[[エルフ]]をはじめとして、[[クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger]]や[[Fyndhorn Elves]]を「追加の[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]」として採用しているものが一般的。大量の[[マナ加速]]から、エルフを次々に[[展開]]し、[[全体強化]]によって押し潰す戦略が基本となる。
  
 
弱点としては、相変わらずの[[リセット]]耐性の低さや、[[宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator]]擁する[[ゴブリン (デッキ)#レガシー|ゴブリン]]と違い、[[スロット]]を[[除去]]に割きづらいことが挙げられる。加速手段として大量のエルフを用いることも、他の[[呪文]]にスロットを割けない一因である。
 
弱点としては、相変わらずの[[リセット]]耐性の低さや、[[宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator]]擁する[[ゴブリン (デッキ)#レガシー|ゴブリン]]と違い、[[スロット]]を[[除去]]に割きづらいことが挙げられる。加速手段として大量のエルフを用いることも、他の[[呪文]]にスロットを割けない一因である。
  
近年では、様々なタイプに派生が進んでいる。そのいずれも、エルフの弱点である単調さや、「マナはあるが、[[ロード]]がいなくて殴るに殴れない」といった状況を打破するための手段として研究が進んでいる。[[アタッカー]]として有用なエルフを多く用いた、一種の[[ストンピィ]]と見ることができるタイプや、大量のクリーチャーを用いることを利用し[[適者生存/Survival of the Fittest]]を搭載したタイプなどが登場している。
+
近年では、様々なタイプに派生が進んでいる。そのいずれも、エルフの弱点である単調さや、「マナはあるが、[[ロード (俗称)|ロード]]がいなくて[[殴る]]に殴れない」といった状況を打破するための手段として研究が進んでいる。[[アタッカー]]として有用なエルフを多く用いた、一種の[[ストンピィ]]と見ることができるタイプや、大量のクリーチャーを用いることを利用し[[適者生存/Survival of the Fittest]]を搭載したタイプなどが登場している。
*適者生存を搭載したタイプは、柔軟性を高めるため3色程度に色を増やしていることが多い。エルフ以外のクリーチャーとして、[[サバイバル]]系デッキの定番、[[ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob]]や[[憤怒/Anger]]に加え、サイドボードには[[月の大魔術師/Magus of the Moon]]、[[ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg]]などを搭載することで柔軟性が増す。また[[鏡の精体/Mirror Entity]]と[[ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote]]と[[ティタニアの僧侶/Priest of Titania]]による無限パンプアップの[[ギミック]]を搭載することもある。
+
 
 +
*適者生存を搭載したタイプは、柔軟性を高めるため3[[色]]程度に色を増やしていることが多い。エルフ以外のクリーチャーとして、[[サバイバル]]系デッキの定番、[[ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob]]や[[憤怒/Anger]]に加え、[[サイドボード]]には[[月の大魔術師/Magus of the Moon]]、[[ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg]]などを搭載することで柔軟性が増す。また[[鏡の精体/Mirror Entity]]と[[ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote]]と[[ティタニアの僧侶/Priest of Titania]]による無限パンプアップの[[ギミック]]を搭載することもある。
  
 
===サンプルレシピ(初期)===
 
===サンプルレシピ(初期)===
 
*備考
 
*備考
 
**デッキ名:'''Elves!'''
 
**デッキ名:'''Elves!'''
**[[レガシー選手権05]] 第13位 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/282 参考] by [[Zvi Mowshowitz]])
+
**[[レガシー選手権05]] 第13位 [http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/282 参考] by [[Zvi Mowshowitz]]
 
**使用者:[[Willie Gregory-Bkorkiund]]
 
**使用者:[[Willie Gregory-Bkorkiund]]
 
*フォーマット
 
*フォーマット
**[[レガシー]][[第8版]]まで+[[神河ブロック]]まで)
+
**[[レガシー]](~[[神河救済]]
  
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
336行: 332行:
  
 
*なんとも驚きの[[レガシー]]版“純”エルフデッキ。[[マナ加速]]から[[手札]]補充、[[全体強化]]に至るまでほとんどの[[呪文]]がエルフである。[[メインデッキ]]の非エルフ呪文は[[ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote]]のみ。
 
*なんとも驚きの[[レガシー]]版“純”エルフデッキ。[[マナ加速]]から[[手札]]補充、[[全体強化]]に至るまでほとんどの[[呪文]]がエルフである。[[メインデッキ]]の非エルフ呪文は[[ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote]]のみ。
 
  
 
===サンプルレシピ(イーブンタイド後)===
 
===サンプルレシピ(イーブンタイド後)===
342行: 337行:
 
**[[レガシー選手権08]] トップ8
 
**[[レガシー選手権08]] トップ8
 
**使用者:[[Brad Herwy]]
 
**使用者:[[Brad Herwy]]
*フォーマット
+
*[[フォーマット]]
**[[レガシー]](〜[[イーブンタイド]])
+
**[[レガシー]](~[[イーブンタイド]]
  
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
401行: 396行:
 
|4||[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]
 
|4||[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]
 
|}
 
|}
*[[スカイシュラウドの精鋭/Skyshroud Elite]]をはじめ、[[イラクサの歩哨/Nettle Sentinel]]や[[レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher]]などにより、従来の[[システムクリーチャー]]を多用する構成から、純粋な殴り合いにも若干耐性のある構成をとっている。また、[[ワイアウッドの伝令/Wirewood Herald]]からの[[カメレオンの巨像/Chameleon Colossus]]などの[[ギミック]]も特徴的。
+
 
 +
*[[スカイシュラウドの精鋭/Skyshroud Elite]]をはじめ、[[イラクサの歩哨/Nettle Sentinel]]や[[レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher]]などにより、従来の[[システムクリーチャー]]を多用する構成から、純粋な[[殴り合い]]にも若干耐性のある構成をとっている。また、[[ワイアウッドの伝令/Wirewood Herald]]からの[[カメレオンの巨像/Chameleon Colossus]]などの[[ギミック]]も特徴的。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/gpno03/tech2 Deck Tech: Elves!]([[WotC]])
+
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/gpno03/tech2 Deck Tech: Elves!] ([[WotC]])
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]

2009年3月29日 (日) 12:17時点における版

エルフ(Elf)は、エルフを主体とした部族デッキの総称。

目次

[非表示]

概要


Priest of Titania / ティタニアの僧侶 (1)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):戦場に出ているエルフ(Elf)1つにつき(緑)を加える。

1/1


Wirewood Symbiote / ワイアウッドの共生虫 (緑)
クリーチャー — 昆虫(Insect)

あなたがコントロールするエルフ(Elf)1体をオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。

1/1

小型展開しやすいエルフを大量に、それも高速でに並べ、その物量とマナ・アドバンテージで相手を圧倒する。これだけ大量のクリーチャーマナを同時に確保できるデッキは少なく、ならではということで病みつきになる人も多い。

エルフ達は基本的に非力でありカードパワーで押し切るのが難しいため、大抵全体強化手段か別途フィニッシャーを用意する。

特にオンスロート・ブロック以降は、ブロック構築からエターナルまで、幅広い場面で見られるデッキタイプとなった。

ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期

時のらせんブロックで失ったものが少なかったこともあり、引き続き黒緑ビートダウンの一種として存在している。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (24)
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher
4 狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Shaman
4 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
3 護民官の道探し/Civic Wayfinder
3 カメレオンの巨像/Chameleon Colossus
2 雲打ち/Cloudthresher
呪文 (13)
4 思考囲い/Thoughtseize
4 不敬の命令/Profane Command
3 名も無き転置/Nameless Inversion
2 眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending
土地 (23)
3 森/Forest
3 沼/Swamp
4 光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace
4 樹上の村/Treetop Village
4 変わり谷/Mutavault
3 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
2 黄昏のぬかるみ/Twilight Mire
サイドボード
3 蔓延/Infest
3 原初の命令/Primal Command
2 思考の粉砕/Mind Shatter
2 雲打ち/Cloudthresher
2 耳障りな反応/Guttural Response
2 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
1 カメレオンの巨像/Chameleon Colossus

時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期

ローウィン=シャドウムーア・ブロック期のスタンダードでは、ローウィンエルフが主要部族に選ばれたこともあり、同環境黒緑ビートダウンの中にエルフを中心にしたものが登場した。


Wren's Run Vanquisher / レンの地の克服者 (1)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたの手札にあるエルフ(Elf)・カードを1枚公開するか(3)を支払う。
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えたら、それだけで破壊する。)

3/3


Imperious Perfect / 傲慢な完全者 (2)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

あなたがコントロールする他のエルフ(Elf)は+1/+1の修整を受ける。
(緑),(T):緑の1/1のエルフ・戦士(Warrior)クリーチャー・トークンを1体生成する。

2/2

定番の野生語りのガラク/Garruk Wildspeakerなどに加え、傲慢な完全者/Imperious Perfectレンの地の克服者/Wren's Run Vanquisherなどが採用される。

序盤はクリーチャーライフ削っていき、最後は不敬の命令/Profane Commandカードパワーで押し切るのが基本。

世界選手権07では日本勢の多くがこのタイプを使用し、森勝洋中野圭貴の両名をベスト8に輩出。その後も長らくメタの一角を占め続けた。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (23)
1 ボリアルのドルイド/Boreal Druid
1 護民官の道探し/Civic Wayfinder
4 傲慢な完全者/Imperious Perfect
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
2 仮面の称賛者/Masked Admirers
1 呪われたミリー/Mirri the Cursed
3 タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 トロールの苦行者/Troll Ascetic
4 レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher
呪文 (14)
2 眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending
2 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
1 ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer
1 名も無き転置/Nameless Inversion
4 不敬の命令/Profane Command
4 思考囲い/Thoughtseize
土地 (23)
5 森/Forest
4 光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace
4 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
1 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
4 樹上の村/Treetop Village
4 沼/Swamp
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
サイドボード
2 雲打ち/Cloudthresher
1 クローサの掌握/Krosan Grip
3 リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
1 ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer
2 ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem
2 剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore
2 殺戮の契約/Slaughter Pact
2 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman

オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期

ミラディン・ブロック期のスタンダードでは、史上最悪の装備品として名高い頭蓋骨絞め/Skullclampと組み、エルフ&ネイルが登場する。


Skullclamp / 頭蓋骨絞め (1)
アーティファクト — 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーは+1/-1の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが死亡するたび、カードを2枚引く。
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。このカードはつけられていない状態で戦場に出て、クリーチャーが戦場を離れても戦場に残る。)



Tooth and Nail / 歯と爪 (5)(緑)(緑)
ソーサリー

以下から1つを選ぶ。
・あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを最大2枚まで探し、それらを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
・あなたの手札からクリーチャー・カードを最大2枚まで戦場に出す。
双呪(2)(あなたが双呪コストを支払った場合、両方を選ぶ。)


オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期

オンスロート期のスタンダードでは、オンスロート・ブロック部族支援によって強化され、トーナメントレベルとなる。この頃のデッキエルフ・ビートと呼ばれる。


Timberwatch Elf / 森林守りのエルフ (2)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf)

(T):クリーチャー1体を対象とする。それは、ターン終了時まで+X/+Xの修整を受ける。Xは、戦場に出ているエルフ(Elf)の数である。

1/2


Caller of the Claw / 鉤爪の統率者 (2)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf)

瞬速
鉤爪の統率者が戦場に出たとき、このターン戦場からあなたの墓地に置かれたトークンでないクリーチャー1体につき、緑の2/2の熊(Bear)クリーチャー・トークンを1体生成する。

2/2

エクステンデッド(オンスロート・ブロック~アラーラの断片ブロック期)

モーニングタイド期のスタンダードではローグデッキのひとつに過ぎなかった親和エルフが劇的に強化され、プロツアーベルリン08では上位を独占している。


Heritage Druid / 遺産のドルイド (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

あなたがコントロールするアンタップ状態のエルフ(Elf)3つをタップする:(緑)(緑)(緑)を加える。

1/1

エクステンデッド(テンペスト・ブロック~オンスロート・ブロック期)

ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissaryを並べ、ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleなどによる潤沢なマナを背景に、相手を圧倒するタイプが主流。


Llanowar Elves / ラノワールのエルフ (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):(緑)を加える。

1/1


Rofellos, Llanowar Emissary / ラノワールの使者ロフェロス (緑)(緑)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):あなたがコントロールする森(Forest)1つにつき(緑)を加える。

2/1

エルフガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleを使用する事から、クレイドルエルフと呼ばれる事が多い。

サンプルレシピ

メインデッキ(60) サイドボード(15)
クリーチャー (25) 3 繁殖力/Fecundity
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves 1 エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist
4 極楽鳥/Birds of Paradise 1 黄塵地帯/Dust Bowl
3 錯乱した隠遁者/Deranged Hermit 3 束縛/Bind
1 エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist 1 ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
3 貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth 1 起源/Genesis
4 ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary 1 マスティコア/Masticore
3 スカイシュラウドの密猟者/Skyshroud Poacher 1 帰化/Naturalize
3 マスティコア/Masticore 1 スパイクの飼育係/Spike Feeder
呪文 (12) 1 系図の石版/Slate of Ancestry
4 獣群の呼び声/Call of the Herd 1 ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan
4 生ける願い/Living Wish
2 帰化/Naturalize
2 系図の石版/Slate of Ancestry
土地 (23)
2 黄塵地帯/Dust Bowl
18 森/Forest
3 ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle

レガシー

レガシーでも一定の勢力が見られるデッキである。


Quirion Ranger / クウィリーオン・レインジャー (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) レインジャー(Ranger)

あなたがコントロールする森(Forest)1つをオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。

1/1


Fyndhorn Elves / フィンドホーンのエルフ (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):(緑)を加える。

1/1

オンスロート以降の強力なエルフをはじめとして、クウィリーオン・レインジャー/Quirion RangerFyndhorn Elvesを「追加のラノワールのエルフ/Llanowar Elves」として採用しているものが一般的。大量のマナ加速から、エルフを次々に展開し、全体強化によって押し潰す戦略が基本となる。

弱点としては、相変わらずのリセット耐性の低さや、宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator擁するゴブリンと違い、スロット除去に割きづらいことが挙げられる。加速手段として大量のエルフを用いることも、他の呪文にスロットを割けない一因である。

近年では、様々なタイプに派生が進んでいる。そのいずれも、エルフの弱点である単調さや、「マナはあるが、ロードがいなくて殴るに殴れない」といった状況を打破するための手段として研究が進んでいる。アタッカーとして有用なエルフを多く用いた、一種のストンピィと見ることができるタイプや、大量のクリーチャーを用いることを利用し適者生存/Survival of the Fittestを搭載したタイプなどが登場している。

サンプルレシピ(初期)

メインデッキ(60) サイドボード(15)
クリーチャー (43) 4 繁殖力/Fecundity
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves 4 ヴィリジアンの盲信者/Viridian Zealot
4 クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger 4 津波/Tsunami
4 ティタニアの僧侶/Priest of Titania 3 エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist
4 血統のシャーマン/Bloodline Shaman
4 ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote
4 部族の腕力魔道士/Tribal Forcemage
4 森の伝書使/Sylvan Messenger
4 宝石の手の徘徊者/Gempalm Strider
4 深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow
4 Fyndhorn Elves
3 エルフのチャンピオン/Elvish Champion
呪文 (0)
土地 (17)
2 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
2 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
9 森/Forest
4 ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle

サンプルレシピ(イーブンタイド後)

メインデッキ (60)
クリーチャー (41)
1 鉤爪の統率者/Caller of the Claw
1 カメレオンの巨像/Chameleon Colossus
3 Fyndhorn Elves
4 遺産のドルイド/Heritage Druid
4 傲慢な完全者/Imperious Perfect
3 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 イラクサの歩哨/Nettle Sentinel
3 クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger
3 スカイシュラウドの精鋭/Skyshroud Elite
4 森の伝書使/Sylvan Messenger
3 ワイアウッドの伝令/Wirewood Herald
4 狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Shaman
4 レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher
プレインズウォーカー (2)
2 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
土地 (17)
7 森/Forest
2 ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
サイドボード
4 クローサの掌握/Krosan Grip
3 真髄の針/Pithing Needle
4 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte

参考

MOBILE