クラス
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「[コスト]:レベルN ― [能力]/[Cost]:Level N - [Abilities]」は、「[コスト]:このクラスのレベルはNになる。この能力はこのクラスのレベルがN-1でなければ[[起動]]できず、[[ソーサリー・タイミング|ソーサリーとしてのみ起動できる]]。」と「このクラスのレベルがN以上であるかぎり、これは[能力]を持つ。」を意味する。 | 「[コスト]:レベルN ― [能力]/[Cost]:Level N - [Abilities]」は、「[コスト]:このクラスのレベルはNになる。この能力はこのクラスのレベルがN-1でなければ[[起動]]できず、[[ソーサリー・タイミング|ソーサリーとしてのみ起動できる]]。」と「このクラスのレベルがN以上であるかぎり、これは[能力]を持つ。」を意味する。 | ||
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*他のクラスとの干渉は何も定義されていないため、1人のプレイヤーが複数のクラスを同時に展開することも認められる。 | *他のクラスとの干渉は何も定義されていないため、1人のプレイヤーが複数のクラスを同時に展開することも認められる。 | ||
**ダンジョンズ&ドラゴンズでも、1人のキャラクターが複数のクラスを持つ「マルチクラス」という成長が認められている。 | **ダンジョンズ&ドラゴンズでも、1人のキャラクターが複数のクラスを持つ「マルチクラス」という成長が認められている。 | ||
+ | *[[クレリック]]や[[モンク]]など[[マジック:ザ・ギャザリング]]に存在する職業と共通するクラス名が多い一方で、ファイターのように存在しない職業もあるため[[部族カード]]としてはデザインされていない。 | ||
+ | *前年の[[ゼンディカーの夜明け]]収録の[[パーティー]]も、D&Dのクラスに着想を得た[[メカニズム]]。 | ||
+ | *同じく左半分にイラスト、右半分に文章欄が印刷されたエンチャントとしては後に[[事件]]も登場した。 | ||
==脚注== | ==脚注== |
2024年2月10日 (土) 07:21時点における版
クラス/Classはエンチャント・タイプの1つ。
エンチャント — クラス(Class)
(次のレベルになることはソーサリーとして行う。そのレベルの能力を得る。)
あなたがライフを得るなら、代わりにあなたはその点数に1を足した点数のライフを得る。
(3)(白):レベル2
あなたがライフを得るたび、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。
(4)(白):レベル3
このクラスがレベル3になったとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。あなたはそのクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを得る。
ルール
クラス・カードは通常のカードとレイアウトが異なり、左半分がイラスト、右半分が文章欄となっており(英雄譚とは逆)、文章欄はクラス・レベル棒/class level barが2本書かれている(カード画像)。クラス・レベル棒はキーワード能力であり、その起動型能力の起動コストとレベル数を含む。クラス・レベル棒と同じ枠内に書かれている能力は、その常在型能力の一部である。
「[コスト]:レベルN ― [能力]/[Cost]:Level N - [Abilities]」は、「[コスト]:このクラスのレベルはNになる。この能力はこのクラスのレベルがN-1でなければ起動できず、ソーサリーとしてのみ起動できる。」と「このクラスのレベルがN以上であるかぎり、これは[能力]を持つ。」を意味する。
レベルは、すべてのパーマネントが持ちうる記号である。クラスは、クラスであることを止めたとしても、そのレベルを維持する。レベルはコピー可能な値ではない。ルールや効果がパーマネントのレベルを参照する場合、そのパーマネントがレベルを持っていなかったなら、そのレベルが1であるかのように扱う。
解説
フォーゴトン・レルム探訪で登場したエンチャント・タイプ。ダンジョンズ&ドラゴンズのプレイヤーキャラクターが選ぶ職業を表したメカニズムであり、「レベルアップ」させていくことで能力を増やすことができる。統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキで再登場した。
Lv系カードをクリーチャーではなくプレイヤーに適用しようとして開発された[1]ため、Lv系カードとよく似ている。こちらはLvカウンターを使わないため相互作用しないが、紙でプレイする場合はマーカーをレベル欄の上に置くなどした方がよいだろう。
- 非オーラのエンチャントだが、実質的に「エンチャント(あなた)」というような効果を持つ。脚注の「こぼれ話:『フォーゴトン・レルム探訪』 その1」では「エンチャント(プレイヤー)」とされなかったのは相手プレイヤーに対して使うことを期待しないカードだから、というようなことが語られている。
- 他のクラスとの干渉は何も定義されていないため、1人のプレイヤーが複数のクラスを同時に展開することも認められる。
- ダンジョンズ&ドラゴンズでも、1人のキャラクターが複数のクラスを持つ「マルチクラス」という成長が認められている。
- クレリックやモンクなどマジック:ザ・ギャザリングに存在する職業と共通するクラス名が多い一方で、ファイターのように存在しない職業もあるため部族カードとしてはデザインされていない。
- 前年のゼンディカーの夜明け収録のパーティーも、D&Dのクラスに着想を得たメカニズム。
- 同じく左半分にイラスト、右半分に文章欄が印刷されたエンチャントとしては後に事件も登場した。
脚注
- ↑ こぼれ話:『フォーゴトン・レルム探訪』 その1(Making Magic 2021年8月2日)
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 716 クラス・カード
- 716.1 各クラス・カードには、クラス・レベル棒2本を含む、表立てになった文章欄が存在する。絵はカードの左側に縦長に配置されており、タイプ行はカードの一番下にある。
- 716.2 クラス・レベル棒は、起動型能力1つと常在型能力1つを表すキーワード能力である。クラス・レベル棒は、その起動型能力の起動コストとレベル数を含む。クラス・レベル棒と同じ枠内に書かれている能力は、その常在型能力の一部である。
- 716.2a 「[[[コスト]]]:レベルN ― [[[能力]]]/[Cost]:Level N - [Abilities]」は、「[[[コスト]]]:このクラスのレベルはNになる。このクラスのレベルがN-1でなければ起動できず、ソーサリーとしてのみ起動できる。」と「このクラスのレベルがN以上であるかぎり、これは[[[能力]]]を持つ。」を意味する。
- 716.2b レベルは、すべてのパーマネントが持ちうる記号である。クラスは、クラスであることを止めたとしても、そのレベルを維持する。レベルはコピー可能な特性ではない。
- 716.2c 「クラス・レベルを得るため/to gain a Class level」とは、「クラス・レベル棒で示されている起動型能力を起動するため」という意味である。
- 716.2d ルールや効果がパーマネントのレベルを参照する場合、そのパーマネントがレベルを持っていなかったなら、そのレベルが1であるかのように扱う。
- 716.3 クラス・カードに記されている能力でクラス・レベル棒の後に書かれているもの以外は、通常通り扱う。特に、クラスは、文章欄の一番上の枠に書かれている能力を常に持っている。その能力が常在型能力であればゲームに影響を及ぼし、誘発型能力であれば誘発する可能性があり、起動型能力であれば起動することができる。
- 716.4 過去のクリーチャー・カードの中に、Lv系カードと呼ばれる、Lvカウンターを加えるLvアップ 能力を持つものがある。Lvカウンターはクラス・カードと相互作用せず、クラス・レベルはLv系カードと相互作用しない。rule 702.87〔Lvアップ〕、rule 711〔Lv系カード〕参照。
- 716 クラス・カード