血染めの月/Blood Moon
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*[[第8版を選ぼう]]で[[ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner]]との争いに勝利。その[[第8版]]において{{Gatherer|id=45386|新規イラスト}}で[[再録]]。 | *[[第8版を選ぼう]]で[[ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner]]との争いに勝利。その[[第8版]]において{{Gatherer|id=45386|新規イラスト}}で[[再録]]。 | ||
− | *初収録された[[ザ・ダーク]]から、再録時にも[[フレイバー・テキスト]]が一度も変更されていない。 | + | *初収録された[[ザ・ダーク]]から、再録時にも[[フレイバー・テキスト]]が一度も変更されていない。[[ダブルマスターズ]]の[[ダブルマスターズ#ボックストッパー|ボックストッパー]]版でついに新規フレイバーテキストが付記された。 |
{{フレイバーテキスト|陰鬱な光が見渡すかぎりにあふれ、すべてを深紅に染め上げた。}} | {{フレイバーテキスト|陰鬱な光が見渡すかぎりにあふれ、すべてを深紅に染め上げた。}} | ||
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*英名の'''「Blood Moon(ブラッドムーン)」'''とは我々の現実世界にある実際の月にも見られる自然現象の名称。月と地球の位置関係や大気の状態、および皆既月食などの様々な特殊事象が原因となり、{{Gatherer|id=1784|イラスト}}の様な”赤い月・赤色の月”となる。 | *英名の'''「Blood Moon(ブラッドムーン)」'''とは我々の現実世界にある実際の月にも見られる自然現象の名称。月と地球の位置関係や大気の状態、および皆既月食などの様々な特殊事象が原因となり、{{Gatherer|id=1784|イラスト}}の様な”赤い月・赤色の月”となる。 | ||
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*[[カード個別評価:Modern Masters]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:Modern Masters]] - [[レア]] | ||
*[[Amonkhet Invocations]] | *[[Amonkhet Invocations]] |
2020年8月5日 (水) 09:18時点における版
多色地形・非マナ能力を持つ土地のどちらに対しても強烈な妨害となるカード。マナ基盤を多色地形に頼った多色デッキにとっては致命的となる。赤マナは豊富に生み出せるため、赤の呪文を妨害することができないのは欠点ではあるが、赤単色デッキが相手でもない限り、たいていは一定以上の効果を発揮してくれるだろう。赤は基本的にエンチャントを破壊できない色であるため、問題になることはかなり少ない。
環境に基本でない土地が多いほどに評価を増す。第9版再録時は、ショックランド、ペインランド、ウルザランドと充実していたため、グルール・ビートなどの赤を使った2色程度のデッキではサイドボードによく採用された。
基本土地をほとんど採用していないデッキも珍しくないモダンやエターナルではさらに評価が高くなる。ドラゴン・ストンピィやブルームーンではキーカードの1つ。 Show and Tellや欠片の双子では直接の勝ち手段とはならずとも、対戦相手の動きが大幅に制限されたり機能不全になっている間にコンボパーツを揃えるという目的でよくサイドインされるため、相対した際は留意しておこう。
- 第8版を選ぼうでドワーフ鉱夫/Dwarven Minerとの争いに勝利。その第8版において新規イラストで再録。
- 初収録されたザ・ダークから、再録時にもフレイバー・テキストが一度も変更されていない。ダブルマスターズのボックストッパー版でついに新規フレイバーテキストが付記された。
陰鬱な光が見渡すかぎりにあふれ、すべてを深紅に染め上げた。
深紅に浴したこの土地からは、かつてのような安心と保護は得られず、敵意以外の何も生まれない。(出典:ダブルマスターズボックストッパー版)
- 英名の「Blood Moon(ブラッドムーン)」とは我々の現実世界にある実際の月にも見られる自然現象の名称。月と地球の位置関係や大気の状態、および皆既月食などの様々な特殊事象が原因となり、イラストの様な”赤い月・赤色の月”となる。
ルール
- 山になった土地は、山固有の赤マナを生む能力は持つものの、元々持っていた土地タイプおよびルール文章をすべて失う。(CR:305.7)
- デュアルランドなどは山以外の基本土地タイプを失う。
- 門やウルザランドなどの土地タイプが意味を持つカードへの妨害にもなる。
- 山になり全てのルール文章を失うことは種類別の第4種による結果である一方、社交の達人/Joiner Adeptや地下世界の人脈/Underworld Connectionsなど直接土地に能力を与えたり失わせたりすることは種類別第6種である。よってこれらの直接土地に能力を与えたり失わせたりすることについては、血染めの月では無効化されない。
- その土地が持つ「戦場に出るに際し、~~する。」「タップ状態で戦場に出る。」などの戦場に出ることに対する置換効果を生み出す常在型能力や、ETB能力も無効化される。
- アゾリウスの大法官庁/Azorius Chanceryはアンタップ状態で戦場に出て、土地を手札に戻す能力は誘発しない。
- 魂の洞窟/Cavern of Soulsが戦場に出る際、クリーチャー・タイプを選ぶことはない。血染めの月が戦場を離れても、2番目のマナ能力のマナは何にも使用することはできない。
- これは2017年9月のイクサラン発売に伴う総合ルール更新で変更されたルール(CR:614.12)で、変更前は戦場に出る際の置換効果については血染めの月の効果を無視して適用されていた。
- 土地タイプ(サブタイプ)の山は与えるものの、土地タイプ以外のサブタイプや、特殊タイプおよびカード・タイプには影響しない。
- 特に血染めの月によって基本土地であるかは変わらない(「基本」は特殊タイプである)ことに注意。例えば血染めの月が出ていたとしても、それによって山になった基本でない土地は灰からの再興/From the Ashesや破滅/Ruinationなどで破壊される。
- 例:血染めの月が出ていたとしても、伝説の土地は依然として伝説(特殊タイプ)のままであるし、アーティファクト・土地は依然としてアーティファクト(カード・タイプ)である。
- 例:血染めの月が出ていたとしても、ドライアドの東屋/Dryad Arborはドライアド(クリーチャー・タイプ)・クリーチャー(カード・タイプ)であることには変わらない。色指標も影響を受けない(緑のままである)。ただし森であることは上書きされて山になる。
- 戦場以外の領域にある土地カードは、この影響を受けない。
- 変換/ConversionやGlaciers等と併用した場合、全ての基本でない土地は平地となる。依存のルールにより、血染めの月の効果が先に適用されるためである。
関連カード
基本でない土地を妨害する常在型能力を持つカード。特筆しない限りは赤のエンチャント。
- 基本に帰れ/Back to Basics - 青のエンチャント。基本でない土地はアンタップしない。(ウルザズ・サーガ)
- 月の大魔術師/Magus of the Moon - クリーチャー。血染めの月の大魔術師。(未来予知)
- 血染めの太陽/Blood Sun - 土地の非マナ能力を封じる。(イクサランの相克)
- 高山の月/Alpine Moon - カード名を選び、対戦相手のその名前の土地は土地タイプと能力を失うが好きな色のマナを出せる。(基本セット2019)