求道神、ハゾレト/Hazoret, Godseeker

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2025年3月23日 (日) 13:25時点における最新版

Hazoret, Godseeker / 求道神、ハゾレト (１)(赤)
伝説のクリーチャー — 神(God)

破壊不能、速攻
エンジン始動！（あなたが速度を持たないなら、１から始まる。速度はあなたの各ターンに１回、対戦相手がライフを失ったとき、１上がる。最高速度は４である。）
(１),(Ｔ)：パワーが２以下であるクリーチャー１体を対象とする。このターン、それはブロックされない。
あなたが最高速度でないかぎり、これでは攻撃もブロックもできない。

5/3

最高速度でなければ戦闘に参加できない伝説の神。エンジン始動！に加え、パワー2以下へのアンブロッカブル付与を持つ。

速度を下げる手段は霊気走破現在、棘甲羅の追い立て屋/Spikeshell Harrierしか存在せず、一度でも「顕現」に成功すればそのゲーム中はほぼ戦闘し続けることができる。ライフを失わせるという加速条件もアグロ気味な性質を持つこのカードに噛み合っていると言える。

戦闘に参加できない時にも置物にならないよう、起動型能力を活かせるようなデッキ構築であればベター。起動さえできればブロッカーに阻まれている盤面でも強引に加速し、ハゾレトの顕現へ近づくことができる。起動コストに1マナかかることを考慮すると2ターン目に2マナのクリーチャー→3ターン目にハゾレトを出して起動（あるいはその逆）と動ければ理想的か。ガスタルのスリル探し/Gastal Thrillseekerのような低コストのエンジン始動！持ちと組み合わせ、どちらから出しても速度を持てるようにできると良いだろう。

リミテッドでは、小型クリーチャーに回避能力を付与し最高速度へ達するのをサポートする点がアンコモンの黙示録の爆走車/Apocalypse Runnerに似る。タップ能力のため全損事故/Ride's Endで退場しやすい点・1マナとはいえクリーチャー呪文に使いたいマナを消費するため後続の展開を阻害しうる点はやや頼りないが、最高速度に達すれば単独で5/3破壊不能として自らクロックを担える点は優秀であり、ロングゲームで強い黙示録の爆走車より短期決戦に向いた性能。緑のコモンの砂丘の危険/Hazard of the Dunesや渡りをするケトラドン/Migrating Ketradonを超えられないところは少々物足りないが、ゲーム自体を長引かせず高速で畳む力が強いので強く気にするほどではない。エンジン始動をアーキタイプとして割り当てられた赤黒で強く使えるのはもちろん、速度を上げる手段とそのリターンを備えた完結性から他の色の組み合わせでも採用できる。

登場時のスタンダードでは逃げ場なし/Nowhere to Runや苦痛ある選定/Anoint with Afflictionが多用されており、破壊不能が信頼しづらいのはネックか。

低パワーのクリーチャーをアンブロッカブル化するカードの一覧は、ドワーフ戦士団/Dwarven Warriorsも参照。

[編集] ルール

ハゾレトが攻撃やブロックした後に速度が3以下になっても、戦闘から取り除かれることは無い。
既にブロックされているクリーチャーに対して能力を起動しても、それはブロックされたままである。
ハゾレトの起動型能力の解決後にそのクリーチャーのパワーが3以上になっても、そのターンはブロックされないままである。
ハゾレトの起動型能力の解決前にそのクリーチャーのパワーが3以上になった場合、対象不適正で能力は立ち消える。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

霊気走破のアモンケット/Amonkhetの神サイクル。いずれも神話レアの伝説の神。単色が1枚と多色が2枚存在し、サイクル全体で見れば5色が揃っている。破壊不能を含む3つのキーワード能力を持ち、条件を満たしていない場合は攻撃もブロックもできない。

求道神、ハゾレト/Hazoret, Godseeker（赤）
新たな夜明け、ケトラモーズ/Ketramose, the New Dawn（白黒）　
ルクサの体現、サブ＝スネン/Sab-Sunen, Luxa Embodied（緑青）

[編集] ストーリー

かつての神五柱の中で、唯一生き残ったハゾレト/Hazoret。ナクタムン/Naktamunのために遺棄地/The Broken Landsを探検する姿から、求道神/Godseekerとして崇められるようになった。

詳細はハゾレト/Hazoretを参照。

[編集] 参考

カード個別評価：霊気走破 - 神話レア

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 戦闘に参加できない時にも[[置物]]にならないよう、[[起動型能力]]を活かせるような[[デッキ]][[構築]]であればベター。[[起動]]さえできれば[[ブロッカー]]に阻まれている盤面でも強引に加速し、ハゾレトの顕現へ近づくことができる。[[起動コスト]]に1[[マナ]]かかることを考慮すると2[[ターン]]目に2マナの[[クリーチャー]]→3ターン目にハゾレトを出して[[起動]]（あるいはその逆）と動ければ理想的か。[[ガスタルのスリル探し/Gastal Thrillseeker]]のような低[[コスト]]のエンジン始動！持ちと組み合わせ、どちらから出しても速度を持てるようにできると良いだろう。
+[[リミテッド]]では、[[小型クリーチャー]]に[[回避能力]]を付与し[[最高速度]]へ達するのをサポートする点が[[アンコモン]]の[[黙示録の爆走車/Apocalypse Runner]]に似る。[[タップ能力]]のため[[全損事故/Ride's End]]で退場しやすい点・1マナとはいえクリーチャー[[呪文]]に使いたいマナを消費するため後続の展開を阻害しうる点はやや頼りないが、最高速度に達すれば単独で5/3破壊不能として自ら[[クロック]]を担える点は優秀であり、ロングゲームで強い黙示録の爆走車より短期決戦に向いた性能。[[緑]]の[[コモン]]の[[砂丘の危険/Hazard of the Dunes]]や[[渡りをするケトラドン/Migrating Ketradon]]を超えられないところは少々物足りないが、ゲーム自体を長引かせず高速で畳む力が強いので強く気にするほどではない。エンジン始動を[[アーキタイプ]]として割り当てられた[[赤黒]]で強く使えるのはもちろん、[[速度]]を上げる手段とそのリターンを備えた完結性から他の[[色の組み合わせ]]でも採用できる。
 登場時の[[スタンダード]]では[[逃げ場なし/Nowhere to Run]]や[[苦痛ある選定/Anoint with Affliction]]が多用されており、[[破壊不能]]が信頼しづらいのはネックか。