ドラゴン

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
17行: 17行:
 
ドラゴン・[[トークン]]を[[生成]]するカードは複数存在し、赤のトークンとしては[[ゴブリン]]に次ぐ多さである。トークンの性能は「飛行を持つ[[赤]]の5/5([[ドラゴンの日/Day of the Dragons]]など)」「飛行を持つ赤の4/4([[若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon]]など)」「飛行と[[炎のブレス/Firebreathing|火吹き能力]]を持つ赤の2/2([[焼炉の仔/Furnace Whelp]]と同性能、[[ドラゴンの卵/Dragon Egg]]など)」がメジャーであるが、ほかにも[[龍の牙、辰正/Tatsumasa, the Dragon's Fang]]や[[ドラゴンの大母/Dragon Broodmother]]などの変り種も多い(→[[トークン一覧]])。[[次元]]カードにも[[シヴ/Shiv (次元カード)|シヴ/Shiv]]がある。
 
ドラゴン・[[トークン]]を[[生成]]するカードは複数存在し、赤のトークンとしては[[ゴブリン]]に次ぐ多さである。トークンの性能は「飛行を持つ[[赤]]の5/5([[ドラゴンの日/Day of the Dragons]]など)」「飛行を持つ赤の4/4([[若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon]]など)」「飛行と[[炎のブレス/Firebreathing|火吹き能力]]を持つ赤の2/2([[焼炉の仔/Furnace Whelp]]と同性能、[[ドラゴンの卵/Dragon Egg]]など)」がメジャーであるが、ほかにも[[龍の牙、辰正/Tatsumasa, the Dragon's Fang]]や[[ドラゴンの大母/Dragon Broodmother]]などの変り種も多い(→[[トークン一覧]])。[[次元]]カードにも[[シヴ/Shiv (次元カード)|シヴ/Shiv]]がある。
  
[[伝説の]]ドラゴンは[[団結のドミナリア]]現在95枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Dragon 「伝説の(Legendary)・ドラゴン(Dragon)」でWHISPER検索])が、[[刃の翼ヴェリックス/Verix Bladewing]]の能力で生成される'''刃の翼カロックス'''/''Karox Bladewing''を含めれば96体存在することになる。ちなみに、そのうち50体はサイクルのドラゴン達である。
+
[[伝説の]]ドラゴンは[[団結のドミナリア統率者デッキ]]現在95枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Dragon 「伝説の(Legendary)・ドラゴン(Dragon)」でWHISPER検索])が、[[刃の翼ヴェリックス/Verix Bladewing]]の能力で生成される'''刃の翼カロックス'''/''Karox Bladewing''を含めれば96体存在することになる。ちなみに、そのうち50体はサイクルのドラゴン達である。
  
 
*ドラゴンに変化したり変化させるカードには[[竜魂の騎士/Dragonsoul Knight]]、[[ドラゴン化/Dragonshift]]、[[龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker]]、[[空智の踊り/Dance of the Skywise]]、[[碑]]サイクル、[[主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterless]]、[[ボガーダンの龍心/Bogardan Dragonheart]]、[[花の大導師/Grand Master of Flowers]]、[[モルデンカイネンの変身/Mordenkainen's Polymorph ]]がある。[[プレイヤー]]自身がドラゴンに変化するかのような[[ドラゴン変化/Form of the Dragon]]というカードもある。
 
*ドラゴンに変化したり変化させるカードには[[竜魂の騎士/Dragonsoul Knight]]、[[ドラゴン化/Dragonshift]]、[[龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker]]、[[空智の踊り/Dance of the Skywise]]、[[碑]]サイクル、[[主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterless]]、[[ボガーダンの龍心/Bogardan Dragonheart]]、[[花の大導師/Grand Master of Flowers]]、[[モルデンカイネンの変身/Mordenkainen's Polymorph ]]がある。[[プレイヤー]]自身がドラゴンに変化するかのような[[ドラゴン変化/Form of the Dragon]]というカードもある。

2022年10月25日 (火) 19:35時点における版

ドラゴン/Dragonは、クリーチャー・タイプの1つ。言わずとしれたドラゴン、アジアで言う龍(竜)である。



初出はリミテッド・エディション象徴的クリーチャーとして位置付けられており、様々なカード・セットに登場している。スカージタルキール覇王譚ブロックではテーマの1つとして取り上げられ、関連カードなども多く登場した。また、部族をテーマにした統率者2017でもフィーチャーされた。ダンジョンズ&ドラゴンズとのコラボレーション・セットでもあるフォーゴトン・レルム探訪および統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いでも多くのドラゴンが登場した。

赤マナとの強いつながりを持つため基本的に赤のクリーチャーだが、サイクルによって全アーティファクト・クリーチャーにも存在する。サイクルを除くと次点はである。

ファンタジーの王道的存在であるため、特に「らしさ」を強く強調したデザインになることが多く、ほぼ例外なく飛行を持つ大型クリーチャーである。色の役割上は飛行クリーチャーが得意ではない赤やでも、ドラゴンは特例扱いとなっている。「炎を吐く」様子を表現した能力炎のブレス/Firebreathing系のパンプアップ能力や直接ダメージ能力)を持つものや、「宝物を守っている」という伝説からアーティファクトに関連する能力を持つものもいる。概ねレアリティが高めに設定されており、基本セット2013ドラゴンの雛/Dragon Hatchlingが初のコモンのドラゴン。統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いでは過去最多となる20枚ものコモンのドラゴンが収録された。

部族カードは、全体強化火のるつぼ/Crucible of Fireコストを軽減するドラゴン語りのシャーマン/Dragonspeaker Shamanライブラリーからドラゴンを直接戦場に出せるドラゴンの嵐/Dragonstorm、ドラゴン専用の貯蔵ランドである精霊龍のるつぼ/Crucible of the Spirit Dragonなど多数。

ドラゴン・トークン生成するカードは複数存在し、赤のトークンとしてはゴブリンに次ぐ多さである。トークンの性能は「飛行を持つの5/5(ドラゴンの日/Day of the Dragonsなど)」「飛行を持つ赤の4/4(若き群れのドラゴン/Broodmate Dragonなど)」「飛行と火吹き能力を持つ赤の2/2(焼炉の仔/Furnace Whelpと同性能、ドラゴンの卵/Dragon Eggなど)」がメジャーであるが、ほかにも龍の牙、辰正/Tatsumasa, the Dragon's Fangドラゴンの大母/Dragon Broodmotherなどの変り種も多い(→トークン一覧)。次元カードにもシヴ/Shivがある。

伝説のドラゴンは団結のドミナリア統率者デッキ現在95枚存在する(「伝説の(Legendary)・ドラゴン(Dragon)」でWHISPER検索)が、刃の翼ヴェリックス/Verix Bladewingの能力で生成される刃の翼カロックス/Karox Bladewingを含めれば96体存在することになる。ちなみに、そのうち50体はサイクルのドラゴン達である。

ストーリー

他の人型生物をはるかに超える寿命を持ち、一部は年齢を経るほどに巨大化する。長寿の個体ほど知識と力、時には富を蓄える。多元宇宙/Multiverseの全てのドラゴンの源流は、始祖ドラゴン/Ur-Dragonと呼ばれるドラゴンのアバターであるとされる。

背景ストーリー上ドラゴンであるプレインズウォーカー/Planeswalkerに、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasウギン/Uginがいる。

ヘルカイト/Hellkite

ドラゴンの中にはヘルカイト/Hellkiteと名付けられた一連のカードが存在する(カード名を「Hellkite」で検索)。ヘルカイトとは真に強力で真に怒れるドラゴンに付けられる名称。厳密な規則はないが、いずれもサイズが6/6以上かマナ総量7点以上であった[3]

これもヘルカイトと名付けられる必須条件ではなく、単に当時のヘルカイトはすべてこの条件を満たしていたということにすぎないようである。その後、この条件から外れるヘルカイトの突撃者/Hellkite Charger(6マナ5/5)や鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(6マナ5/5)、雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(5マナ5/5)等が登場している。

なお、単語としての「Hellkite」は英語で「猛鳥」「冷血漢」を意味する。

エルダー・ドラゴン/Elder Dragon

ドミナリア/Dominaria最古のドラゴンたち。古龍戦争/The Elder Dragon Warと呼ばれる対立で互いを滅ぼし合い、その大半が死滅した。

詳細はエルダー・ドラゴン/Elder Dragonを参照。

ジャンド/Jund

アラーラ/Alara断片/Shardの一つであるジャンド/Jundでは、ドラゴンが食物連鎖の頂点として君臨する。

イニストラード/Innistrad

イニストラード/Innistradのドラゴンはガラスのように見える皮膜のついた翼を持ち、それはステンドグラスに似ている。人間/Humanを積極的に襲うわけではないが、大翼のドラゴン/Archwing Dragon災火のドラゴン/Balefire Dragonフレイバー・テキストを見る限り脅威となりうる存在ではあるようだ。

神河/Kamigawa

神河/Kamigawaでは龍と呼ばれ、長い体を持ったアジア風の見た目をしている。龍たちは神/Kamiでもあり、自らの住処としている地を守ってきた。神の乱から数十年の間に降る星、流星/Ryusei, the Falling Star以外の4体が死亡するが、復活した珠眼/Juganによって5体全てが転生した。

神河最強の神である大口縄/O-Kagachiも龍の姿で顕現する。

タルキール/Tarkir

龍の大嵐/Dragon tempestsから生まれ、タルキール/Tarkirの覇者として君臨していた。タルキール覇王譚の時代の1280年前、ウギン/Uginニコル・ボーラス/Nicol Bolasに斃された事で新たな龍は生まれなくなり、氏族/Clanに狩り尽くされて絶滅してしまったのだが……。

創始ドラゴン/The Founder Dragons

アルケヴィオス/Arcaviosの誕生と共に生まれ、アルケヴィオスの対抗色の魔法を最初に極めた5体のドラゴン。彼らは魔法の研究に専念する機関を設立し、これが後にストリクスヘイヴン/Strixhavenとなった。

詳細はアルケヴィオス/Arcavios#創始ドラゴン/The Founder Dragonsの項を参照。

カペナ/Capenna

ニューカペナ/New Capennaに生き残ったドラゴンはジアトラ/Ziatoraしかいないとされる。かつての強大な侵略者との戦いを経た現在では、彼女以外のドラゴンを見る機会は無い。

ドラゴンボーン/Dragonborn

二足歩行の人型ドラゴン種族(イラスト)。外見や能力はドラゴンに近いが、翼や尾を持たず飛行することはできない。ダンジョンズ&ドラゴンズに登場する種族で、フォーゴトン・レルム探訪マジックに初登場した。

一般的なドラゴンに比べれば言語によるコミュニケーション・人型種族との社会生活が容易だが、彼らはドラゴンの血脈を引くことに誇りを持つ高潔な戦士である。

脚注

  1. 1.0 1.1 Hooked on Draconics, Part 2/龍詞に魅せられて その2Making Magic 2015年3月23日 Mark Rosewater著)
  2. State of Design 2015/デザイン演説2015(Making Magic 2015年8月25日 Mark Rosewater著)
  3. Askwizards July 14, 2006(Feature 2006年7月3日 WotC著)

参考

MOBILE