ドラゴン変化/Form of the Dragon
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− | * | + | *このカードは「[[カラーパイ]]の[[曲げ]]」の代表格である。Moatやライフ回復は赤の能力であるべきではない([[白]]のほうが適切である)が、カード全体としては「ドラゴンに変身する」という赤のイメージにぴったりであり、かつ赤という[[色]]の弱点を埋めてしまうほどのものではない<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/gimme-break-2004-05-31 Gimme a Break]/[http://web.archive.org/web/20090619042235/http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/04/0630.html ギミ・ア・ブレイク ~ルール破りのルール]([[Making Magic]] [[2004年]]5月31日 [[Mark Rosewater]]著)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/bleeding-cool-2015-04-06 Bleeding Cool]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0014583/ クールな染み出しかた](Making Magic [[2015年]]4月6日 Mark Rosewater著)</ref>。 |
*後世からすればイメージに沿わない感じもあるが、これは[[部族]]・エンチャントではない([[スカージ]]の時点では部族というタイプ自体が存在していなかった)。よってドラゴンの[[発生源]]ではなく、[[悪斬の天使/Baneslayer Angel]]に5点のダメージを与えて倒すことができる。 | *後世からすればイメージに沿わない感じもあるが、これは[[部族]]・エンチャントではない([[スカージ]]の時点では部族というタイプ自体が存在していなかった)。よってドラゴンの[[発生源]]ではなく、[[悪斬の天使/Baneslayer Angel]]に5点のダメージを与えて倒すことができる。 | ||
*通称は「ドラゴラム」。由来は[http://www.square-enix.com/jp/ スクウェアエニックス]のRPG、「[[Wikipedia:ja:ドラゴンクエストシリーズ|ドラゴンクエスト]]」の、竜に変身する呪文。ちなみに、[[鶴田慶之]]氏も、[[公式ハンドブック]]内でこの通称を使っている。 | *通称は「ドラゴラム」。由来は[http://www.square-enix.com/jp/ スクウェアエニックス]のRPG、「[[Wikipedia:ja:ドラゴンクエストシリーズ|ドラゴンクエスト]]」の、竜に変身する呪文。ちなみに、[[鶴田慶之]]氏も、[[公式ハンドブック]]内でこの通称を使っている。 | ||
*[[From the Vault:Dragons]]に{{Gatherer|id=178016|新規イラスト}}で収録された。描かれているのは[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]。イラスト自体もサルカンのイラストを手掛けた[[Daarken]]氏によって描かれている。 | *[[From the Vault:Dragons]]に{{Gatherer|id=178016|新規イラスト}}で収録された。描かれているのは[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]。イラスト自体もサルカンのイラストを手掛けた[[Daarken]]氏によって描かれている。 | ||
*フレーバー的な同型カードとして、[[リス]]に変化する[[Form of the Squirrel]]、[[恐竜]]に変化する[[恐竜変化/Form of the Dinosaur]]が存在する。 | *フレーバー的な同型カードとして、[[リス]]に変化する[[Form of the Squirrel]]、[[恐竜]]に変化する[[恐竜変化/Form of the Dinosaur]]が存在する。 | ||
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2019年5月31日 (金) 14:42時点における版
Form of the Dragon / ドラゴン変化 (4)(赤)(赤)(赤)
エンチャント
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ドラゴン変化はそれに5点のダメージを与える。
各終了ステップの開始時に、あなたのライフの総量は5点になる。
飛行を持たないクリーチャーは、あなたを攻撃できない。
プレイヤー自身が5/5飛行のドラゴンになってしまうような、豪快なエンチャント。
ライフの総量は5になるが、アップキープに5点ダメージを飛ばせて、終了ステップにライフ自動回復、更にMoat能力と、出れば速やかに勝利を収められるだろう。追加のターンを得るカードとも相性がよい。
同時に病みあがりの介護/Convalescent Careを出しておくと毎ターン、追加ドロー+ライフ3点が得られる(もっとも、ライフの方はそれほど大きな意味はない)。
- これでライフの総量が変わった場合、「ライフを得る」、あるいは「ライフを失う」ことになることに注意。したがって、硫黄の渦/Sulfuric Vortexが戦場に出るとまずいことになる(5点以下のライフが5点に戻らなくなる)。
- 自動回復とMoat能力があるとはいえ、5点のライフというのは意外ともろい。以下のような状況にはくれぐれも注意が必要である。
- 爆片破/Shrapnel Blastで一撃死。
- 対戦相手に夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starを出されるとほぼ負け確定。黒瘴は飛行持ちでパワーが5、墓地に落ちても5点ライフを失う。
- 戦場にクリーチャーが存在しない状態で対戦相手に象牙の仮面/Ivory Maskを張られると、自分を対象に5点ダメージを与えて、自殺するしかなくなる。
- このカードは「カラーパイの曲げ」の代表格である。Moatやライフ回復は赤の能力であるべきではない(白のほうが適切である)が、カード全体としては「ドラゴンに変身する」という赤のイメージにぴったりであり、かつ赤という色の弱点を埋めてしまうほどのものではない[1][2]。
- 後世からすればイメージに沿わない感じもあるが、これは部族・エンチャントではない(スカージの時点では部族というタイプ自体が存在していなかった)。よってドラゴンの発生源ではなく、悪斬の天使/Baneslayer Angelに5点のダメージを与えて倒すことができる。
- 通称は「ドラゴラム」。由来はスクウェアエニックスのRPG、「ドラゴンクエスト」の、竜に変身する呪文。ちなみに、鶴田慶之氏も、公式ハンドブック内でこの通称を使っている。
- From the Vault:Dragonsに新規イラストで収録された。描かれているのはプレインズウォーカー/Planeswalkerのサルカン・ヴォル/Sarkhan Vol。イラスト自体もサルカンのイラストを手掛けたDaarken氏によって描かれている。
- フレーバー的な同型カードとして、リスに変化するForm of the Squirrel、恐竜に変化する恐竜変化/Form of the Dinosaurが存在する。
脚注
- ↑ Gimme a Break/ギミ・ア・ブレイク ~ルール破りのルール(Making Magic 2004年5月31日 Mark Rosewater著)
- ↑ Bleeding Cool/クールな染み出しかた(Making Magic 2015年4月6日 Mark Rosewater著)
参考
- 変身……ドラゴン!―スカージの新カード《ドラゴン変化》(Wizards社;英語)
- カード個別評価:スカージ - レア
- カード個別評価:第9版 - レア
- From the Vault:Dragons