同族
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− | 部族[[カード]]は必ず他のカード・タイプを併せ持ち、[[プレイ]]や[[解決]]に際してはそのカード・タイプのルールに従う。すなわち、部族カードが[[パーマネント]]になるかどうかは、他方のカード・タイプが[[パーマネント・タイプ]] | + | 部族[[カード]]は必ず他のカード・タイプを併せ持ち、[[プレイ]]や[[解決]]に際してはそのカード・タイプのルールに従う。すなわち、部族カードが[[パーマネント]]になるかどうかは、他方のカード・タイプが[[パーマネント・タイプ]]であるかどうかによる。例えば部族・[[エンチャント]]は、エンチャントと同様の手順で[[唱える|唱え]]、解決するとパーマネントとして[[戦場に出る]]。 |
部族としての[[サブタイプ]]は[[クリーチャー]]のサブタイプと共通であり、[[クリーチャー・タイプ]]と呼ばれる。すべての部族カードは1つ以上のクリーチャー・タイプを持つ。 | 部族としての[[サブタイプ]]は[[クリーチャー]]のサブタイプと共通であり、[[クリーチャー・タイプ]]と呼ばれる。すべての部族カードは1つ以上のクリーチャー・タイプを持つ。 | ||
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[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/161 Scary Stories, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/002192/ 恐るべき物語 その1]において、'''部族を今後使うつもりがないことが明言された'''(ただし同時に、必要があればその限りでないことも示唆された)。[[イニストラード]]において部族を用いることを検討したが、クリーチャー・タイプを参照するカードのほとんどはクリーチャーにしか影響しないので、文章が増えるだけで[[ゲーム]]の幅を広げる役割が小さかったようだ。 | [http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/161 Scary Stories, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/002192/ 恐るべき物語 その1]において、'''部族を今後使うつもりがないことが明言された'''(ただし同時に、必要があればその限りでないことも示唆された)。[[イニストラード]]において部族を用いることを検討したが、クリーチャー・タイプを参照するカードのほとんどはクリーチャーにしか影響しないので、文章が増えるだけで[[ゲーム]]の幅を広げる役割が小さかったようだ。 | ||
− | * | + | *未来予知~[[エルドラージ覚醒]]の日本語版の部族カードは、[[タイプ行]]の表記が慣例と異なっている。「[[アーティファクト・クリーチャー]]」などと同様、本来ならば「部族・○○」となるはずが「部族○○」と部族と他のカード・タイプの間に「・」を打たず、連ねて表記されていた({{Gatherer|id=164014|カード画像}})。 |
+ | **[[新枠#基本セット2015以降のカード枠|基本セット2015以降のカード枠]]で印刷された[[モダンマスターズ2015]]では「部族・○○」の表記に修正されている({{Gatherer|id=398199|カード画像}})。 | ||
+ | **「[[基本土地]]」や「[[氷雪クリーチャー]]」など、それが[[特殊タイプ]]である場合は「・」を打たずに連ねて表記されるのが慣例である。未来予知の初出の時点で部族が特殊タイプと勘違いされてしまい、このような日本語版テンプレートになった可能性がある。 | ||
*このカード・タイプの登場により未来予知でも登場した[[レベル]]や[[スリヴァー]]などのクリーチャー・タイプを参照するカードは、若干[[ルール文章]]が変更されている。過去のカードの[[オラクル]]も同様の変更を受ける。 | *このカード・タイプの登場により未来予知でも登場した[[レベル]]や[[スリヴァー]]などのクリーチャー・タイプを参照するカードは、若干[[ルール文章]]が変更されている。過去のカードの[[オラクル]]も同様の変更を受ける。 | ||
*印刷されたものとしては、未来予知に1枚だけ収録された[[静寂の捕縛/Bound in Silence]]が初。続く[[ローウィン・ブロック]]では、バリエーション豊かな部族カードが大量に追加された。[[エルドラージ覚醒]]でも4種類が登場。 | *印刷されたものとしては、未来予知に1枚だけ収録された[[静寂の捕縛/Bound in Silence]]が初。続く[[ローウィン・ブロック]]では、バリエーション豊かな部族カードが大量に追加された。[[エルドラージ覚醒]]でも4種類が登場。 |
2015年5月14日 (木) 01:15時点における版
部族/Tribalは、カード・タイプの1つ。未来予知が初出。
Bitterblossom / 苦花 (1)(黒)
同族 エンチャント — フェアリー(Faerie)
同族 エンチャント — フェアリー(Faerie)
あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを失い、飛行を持つ黒の1/1のフェアリー(Faerie)・ならず者(Rogue)クリーチャー・トークンを1体生成する。
部族カードは必ず他のカード・タイプを併せ持ち、プレイや解決に際してはそのカード・タイプのルールに従う。すなわち、部族カードがパーマネントになるかどうかは、他方のカード・タイプがパーマネント・タイプであるかどうかによる。例えば部族・エンチャントは、エンチャントと同様の手順で唱え、解決するとパーマネントとして戦場に出る。
部族としてのサブタイプはクリーチャーのサブタイプと共通であり、クリーチャー・タイプと呼ばれる。すべての部族カードは1つ以上のクリーチャー・タイプを持つ。
要するに、クリーチャーではないカードにクリーチャー・タイプを持たせるために作られたカード・タイプである。例えば妖精の先触れ/Faerie HarbingerのCIP能力は一見クリーチャーサーチのようだが、必要ならばエンチャントである苦花/Bitterblossomや、インスタントである名も無き転置/Nameless Inversionもサーチできる。
Scary Stories, Part 1/恐るべき物語 その1において、部族を今後使うつもりがないことが明言された(ただし同時に、必要があればその限りでないことも示唆された)。イニストラードにおいて部族を用いることを検討したが、クリーチャー・タイプを参照するカードのほとんどはクリーチャーにしか影響しないので、文章が増えるだけでゲームの幅を広げる役割が小さかったようだ。
- 未来予知~エルドラージ覚醒の日本語版の部族カードは、タイプ行の表記が慣例と異なっている。「アーティファクト・クリーチャー」などと同様、本来ならば「部族・○○」となるはずが「部族○○」と部族と他のカード・タイプの間に「・」を打たず、連ねて表記されていた(カード画像)。
- 基本セット2015以降のカード枠で印刷されたモダンマスターズ2015では「部族・○○」の表記に修正されている(カード画像)。
- 「基本土地」や「氷雪クリーチャー」など、それが特殊タイプである場合は「・」を打たずに連ねて表記されるのが慣例である。未来予知の初出の時点で部族が特殊タイプと勘違いされてしまい、このような日本語版テンプレートになった可能性がある。
- このカード・タイプの登場により未来予知でも登場したレベルやスリヴァーなどのクリーチャー・タイプを参照するカードは、若干ルール文章が変更されている。過去のカードのオラクルも同様の変更を受ける。
- 印刷されたものとしては、未来予知に1枚だけ収録された静寂の捕縛/Bound in Silenceが初。続くローウィン・ブロックでは、バリエーション豊かな部族カードが大量に追加された。エルドラージ覚醒でも4種類が登場。
- 単に「部族カード」と言うと、「部族のカード・タイプを持つカード」なのか「クリーチャー・タイプを参照するカード(→部族カード)」なのか紛らわしいので注意。
- 部族の炎/Tribal Flamesはカード名に部族とあるが、部族カードではない。所有地カードである。
- 「部族土地」と「部族プレインズウォーカー」はまだ登場していない。
- 部族土地の案自体はローウィン開発時にあったものの、ミラディン・ブロックのアーティファクト・土地のような影響力を持つことが懸念されたことなどから実現はしなかったという経緯がある。
- 部族プレインズウォーカーが存在しないのは「プレインズウォーカー/Planeswalkerとして目覚めることで、元の世界とその世界を支配する法から解放され、その弱点に捕らわれることなく世界の利を学べる神話的存在になる」という背景設定の他、プレインズウォーカーの悪用を未然に防ぐためとされている。
該当クリーチャー・タイプ
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 3 カード・タイプ
- 308 部族
- 308.1 部族・カードはもう1つカード・タイプを持つ。部族・カードをプレイし、解決するにあたっては、もう1つのカード・タイプのカードをプレイし、解決するためのルールに従う。
- 308.2 部族のサブタイプは、必ず1単語であり、「部族・エンチャント ─ マーフォーク/Tribal Enchantment ─ Merfolk」といったように、長いダッシュに続いて並べられている。部族のサブタイプはクリーチャーのサブタイプと同じであり、「クリーチャー・タイプ/creature type」と呼ばれる。部族には複数のサブタイプがあることもありうる。クリーチャー・タイプの一覧は、rule 205.3m 参照。
- 308 部族