サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter

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[[ルアゴイフ/Lhurgoyf]]の[[フレイバー・テキスト]]で有名なこの女性も[[カード]]化。[[マルチカラー]]ながら[[熊 (俗称)|熊]]であり、「死ぬ役」の割にパフォーマンスはよい。
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[[ルアゴイフ/Lhurgoyf]]の[[フレイバー・テキスト]]で有名なこの女性も[[カード]]化。[[多色]][[熊 (俗称)|熊]]である。
  
自分を犠牲にして他の[[クリーチャー]]を護るという、まさにストーリーを彷彿とさせる[[能力]]を持つ。既存のカードで言えば[[蘇生の天使/Angelic Renewal]]や[[アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie]]が近いと言える。
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自分を犠牲にして他の[[クリーチャー]]を護るという、まさに[[#ストーリー|ストーリー]]を彷彿とさせる[[起動型能力]]を持つ。既存のカードで言えば[[蘇生の天使/Angelic Renewal]]や[[アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie]]が近いと言える。
  
[[ビートダウン]]気味の[[デッキ]]に入れておき、パンチ力を保ちつつ[[全体除去]]への耐性を上げるのがよいか。その際、[[187クリーチャー]]を再利用するなどの[[シナジー]]を用意すると、よい仕事をする。特に[[ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch]]とは、色的にも能力的にも非常に上手く噛み合う。また、[[ローウィン]]で登場した[[想起]]を持つクリーチャーとの相性が非常に良い。
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[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]気味の[[デッキ]]に入れておき、パンチ力を保ちつつ[[全体除去]]への耐性を上げるのがよいか。その際、[[187クリーチャー]]を再利用するなどの[[シナジー]]を用意すると、よい仕事をする。特に[[ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch]]とは、[[色]]的にも[[能力]]的にも非常に上手く噛み合う。また、[[ローウィン]]で登場した[[想起]]を持つクリーチャーとの相性が非常に良い。
  
[[全体除去]]への対策のみならず、複数[[ブロック]]でのクリーチャー戦においても活躍する。例えば4/4をコレを含めた2/2二体でブロックし、[[ダメージ]][[スタック]]に乗せてから能力を使うと盤上では4/4とサッフィーが相打ちとなり[[テンポ]]を取れる。さらに上記の[[cip]]能力の再利用と組み合わせることで[[アドバンテージ]]まで稼げるため、2マナとは思えない渋い仕事をする。
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[[全体除去]]への対策のみならず、クリーチャー戦においても活躍する。例えば4/4の[[攻撃クリーチャー]]を同じく4/4のクリーチャーで[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]して能力を[[起動]]すると、盤上では相手の4/4とサッフィーが相打ちとなり[[テンポ]]を取れる。さらに上記の[[ETB]]能力の再利用と組み合わせることで[[アドバンテージ]]まで稼げるため、2マナとは思えない渋い仕事をする。
  
*[[墓所の勇者/Crypt Champion]]と組み合わせると無限に循環させられる。
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*[[墓所の勇者/Crypt Champion]]や[[忠臣/Loyal Retainers]]と組み合わせると[[無限]]に循環させられる。[[オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion]]や[[死の守り手、セックァー/Sek'Kuar, Deathkeeper]]がいれば[[無限トークン]]、[[魂の管理人/Soul Warden]][[本質の管理人/Essence Warden]]がいれば[[無限ライフ]]。→[[プロジェクトX]]
**このループに[[魂の管理人/Soul Warden]]を加えた[[無限ライフ]][[コンボ]]がある。→[[プロジェクトX]]
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*[[コスト]][[支払う|支払い]]より[[対象]]の決定の方が先であるため、これ自身を対象に能力を[[起動]]できる。[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪われそうになったときなどに使うとよい。ただしこの能力が[[スタック]]に乗っているときにはすでに[[墓地]]に置かれているため、能力そのものは[[対象不適正]][[立ち消え]]る。
*コストの支払いより対象の決定の方が先であるため、これ自身を対象に能力をプレイできる。[[コントロール]]を奪われそうになったときなどに使うと良い。ただしこの[[能力]][[スタック]]に乗っているときにはすでに[[墓地]]に置かれているため、能力そのものは[[対象]]不適正で[[打ち消す|打ち消]]される。
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*対象が[[戦場]]に戻ってくる事は[[遅延誘発型能力]]であるため、救助対象が一度[[墓地]]に置かれた時に[[誘発]]し、戻ってくる。
*対象が場に戻ってくる事は[[遅延誘発型能力]]なため、救助対象が一度[[墓地]]に置かれた時に[[誘発]]し、戻ってくる。
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**このため、[[霊体の地滑り/Astral Slide]]同様[[変異]]コストを踏み倒して裏向きのクリーチャーを表にすることもできる。[[クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper]]辺りが序盤でひっくり返ると物凄いことになるかもしれない。[[アップキープ・コスト]]にはご用心。
**このため、[[霊体の地滑り/Astral Slide]]同様[[変異]][[コスト]]を踏み倒して裏向きのクリーチャーを表にすることもできる。[[クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper]]辺りが序盤でひっくり返ると物凄いことになるかもしれない。[[アップキープ・コスト]]にはご用心。
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==関連カード==
 
==関連カード==
 
===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/時のらせんの多色の伝説のクリーチャー}}
 
{{サイクル/時のらせんの多色の伝説のクリーチャー}}
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:時のらせん]] - [[レア]]
 
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
[[#訳語|'''サッフィー・エリクスドッター'''/''Saffi Eriksdotter'']]は[[マジック]]史上、最も有名な[[フレイバー・テキスト]]に登場したキャラクター。
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'''サッフィー・エリクスドッター'''/''Saffi Eriksdotter''は[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]史上、最も有名な[[フレイバー・テキスト]]に登場したキャラクター。
  
[[アイスエイジ|氷河期]]末期の[[バルデュヴィア/Balduvia]]の女性、[[ハンス/Hans]]の女兄弟(おそらくは姉)。[[ルアゴイフ/Lhurgoyf]]が集落に襲撃しに来た際、ハンスに警告の叫びを上げて逃がそうとするが、自身はルアゴイフに殺されてしまう。この時の叫びが、あのフレイバー・テキストの言葉である。<!-- サッフィーの最期。まずルアゴイフに上から圧し掛かられて、両の腕と脚は使い物にならなくなり、身を捩っていたが、大顎で頭部を噛み千切られると、血飛沫が飛び散りハンスを赤く染める。そして、頭に続いて脚、その他の部分とルアゴイフの腹の中に飲み込まれていった。 -->
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[[アイスエイジ|氷河期]]末期の[[バルデュヴィア/Balduvia]]の女性、[[ハンス・エリクソン/Hans Eriksson (ストーリー)|ハンス・エリクソン/Hans Eriksson]]の女兄弟。[[ルアゴイフ/Lhurgoyf]]が集落に襲撃しに来た際、ハンスに警告の叫びを上げて逃がそうとするが、自身はルアゴイフに殺されてしまう。この時の叫びが、あのフレイバー・テキストの言葉である。
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たった1枚のフレイバー・テキストから本人がカード化されるまでに至った彼女は、(死んでしまったとはいえ)おそらくマジック史上でも有数の出世頭であろう。
  
 
===登場カード===
 
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*サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter
 
*サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter
 
*[[ルアゴイフ/Lhurgoyf]]([[フレイバー・テキスト]])
 
*[[ルアゴイフ/Lhurgoyf]]([[フレイバー・テキスト]])
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*[[ハンス・エリクソン/Hans Eriksson]](フレイバー・テキスト)
  
 
===関連カード===
 
===関連カード===
*[[Ach! Hans, Run!]]
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*[["Ach! Hans, Run!"]]
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===登場作品===
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*Ach! Hans, Run!([[The Monsters of Magic]]の短編)
  
 
===訳語===
 
===訳語===
 
「Saffi Eriksdotter」は、[[第5版]]と[[第8版]]の[[ルアゴイフ/Lhurgoyf]]の[[フレイバー・テキスト]]で「サッフィー・エリクスドッター」と訳されている。その後にカード化した際も上記の訳から変わることなく訳された。
 
「Saffi Eriksdotter」は、[[第5版]]と[[第8版]]の[[ルアゴイフ/Lhurgoyf]]の[[フレイバー・テキスト]]で「サッフィー・エリクスドッター」と訳されている。その後にカード化した際も上記の訳から変わることなく訳された。
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*女性であるが、ルアゴイフのフレイバーでは男言葉で訳されている。これについては、[[鴨屋真]]の[http://web.archive.org/web/20170326210944/http://peakmagic.com/20031213.html 逃げるハンス]に詳しい考察がある。
  
*女性であるが、ルアゴイフのフレイバーでは男言葉で訳されている。これについては、[[鴨屋真]]氏の[http://peakmagic.com/20031213.html 逃げるハンス]に詳しい考察がある。
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==参考==
 
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*[[ハンス・エリクソン/Hans Eriksson]][[背景世界/ストーリー用語]]
===参考===
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*[[カード個別評価:時のらせん]] - [[レア]]
*[[アイスエイジ]]
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*[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - [[レア]]
*[[時のらせん]]
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*[[ハンス/Hans]]
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*Ach! Hans, Run!([[The Monsters of Magic]]の短編小説)
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*[[背景世界/ストーリー用語]]
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2023年2月9日 (木) 20:06時点における最新版


Saffi Eriksdotter / サッフィー・エリクスドッター (緑)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) スカウト(Scout)

サッフィー・エリクスドッターを生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それがあなたの墓地に置かれたとき、そのカードを戦場に戻す。

2/2

ルアゴイフ/Lhurgoyfフレイバー・テキストで有名なこの女性もカード化。多色である。

自分を犠牲にして他のクリーチャーを護るという、まさにストーリーを彷彿とさせる起動型能力を持つ。既存のカードで言えば蘇生の天使/Angelic Renewalアダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrieが近いと言える。

ビートダウン気味のデッキに入れておき、パンチ力を保ちつつ全体除去への耐性を上げるのがよいか。その際、187クリーチャーを再利用するなどのシナジーを用意すると、よい仕事をする。特にロクソドンの教主/Loxodon Hierarchとは、的にも能力的にも非常に上手く噛み合う。また、ローウィンで登場した想起を持つクリーチャーとの相性が非常に良い。

全体除去への対策のみならず、クリーチャー戦においても活躍する。例えば4/4の攻撃クリーチャーを同じく4/4のクリーチャーでブロックして能力を起動すると、盤上では相手の4/4とサッフィーが相打ちとなりテンポを取れる。さらに上記のETB能力の再利用と組み合わせることでアドバンテージまで稼げるため、2マナとは思えない渋い仕事をする。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

時のらせん多色伝説のクリーチャーサイクル

2色ではないものには、青黒赤工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy5色始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragonがある。

[編集] ストーリー

サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotterマジック史上、最も有名なフレイバー・テキストに登場したキャラクター。

氷河期末期のバルデュヴィア/Balduviaの女性、ハンス・エリクソン/Hans Erikssonの女兄弟。ルアゴイフ/Lhurgoyfが集落に襲撃しに来た際、ハンスに警告の叫びを上げて逃がそうとするが、自身はルアゴイフに殺されてしまう。この時の叫びが、あのフレイバー・テキストの言葉である。

たった1枚のフレイバー・テキストから本人がカード化されるまでに至った彼女は、(死んでしまったとはいえ)おそらくマジック史上でも有数の出世頭であろう。

[編集] 登場カード

[編集] 関連カード

[編集] 登場作品

[編集] 訳語

「Saffi Eriksdotter」は、第5版第8版ルアゴイフ/Lhurgoyfフレイバー・テキストで「サッフィー・エリクスドッター」と訳されている。その後にカード化した際も上記の訳から変わることなく訳された。

  • 女性であるが、ルアゴイフのフレイバーでは男言葉で訳されている。これについては、鴨屋真逃げるハンスに詳しい考察がある。

[編集] 参考

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