ターボフォグ

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'''ターボフォグ'''(''Turbo Fog'')は、[[ロック]]系[[デッキ]]の1つ。[[ターボオアリム]][[ターボアベイヤンス]]と動きは近いが、主に[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を防ぐことに重点を置く。
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'''ターボフォグ'''(''Turbo Fog'')は、[[タイム・デストラクション]]系[[ロック]][[デッキ]]の1つ。[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]を利用した[[ターボ]]系デッキの一種であり、主に[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を防ぐことに重点を置く。
  
{{#card:Howling Mine}}
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デッキ名はターボ([[引く|ドロー]]や[[マナ]]の加速)+[[濃霧/Fog]]から。
  
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==概要==
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[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]で[[濃霧/Fog]]などの主に[[クリーチャー]]に対する妨害[[カード]]を毎[[ターン]]確実に[[引く|引き]]、[[対戦相手]]の[[ライブラリーアウト]]を狙う。
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{{#card:Howling Mine}}
 
{{#card:Fog}}
 
{{#card:Fog}}
  
[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]で防御[[カード]]を毎[[ターン]]確実に引くと同時に、相手の[[ライブラリーアウト]]を早める。[[濃霧/Fog]]系のカードは多くの種類が存在し、[[環境]]次第では[[スタンダード]]程度のカードプールでも十分な枚数をデッキに積む事が可能なため、[[復習/Relearn]]などに頼らずともデッキが成立し、その分[[ターボオアリム]]等と比べてロックの形成が早く安定して維持できるのが強みである。特に[[ウィニー]]の様な高速[[ビートダウン]]デッキに対しては、これが大きな差となる。
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[[ターボアベイヤンス]][[ターボオアリム]]と動きは似ているが、濃霧系のカードは[[スタンダード]][[カードプール]]でも多くの種類を確保しやすいため、[[復習/Relearn]]などに頼らずともデッキの成立が可能であり、またそのような[[呪文]]を使う隙がないのが利点。序盤から[[ロック]]を仕掛けやすいため、特に[[ウィニー]]の様な高速[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に対して高い耐性がある。
  
だがクリーチャーの少ないデッキに対しては多くのカードが無駄カードになるため、適切な[[メタ]]環境以外では使いづらいデッキである。[[ファイアーズ]]全盛期などには有利な[[デッキタイプ]]だったと言える。
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弱点は、ビートダウンへの対策に特化しているため、クリーチャーに頼らないデッキに対して無駄になるカードが多いこと。そのため、ビートダウンが強い[[メタゲーム]]でなければ活躍しづらい。また、基本的にライブラリーアウトを狙うため、[[ゲーム]]が終わるまでに時間がかかりやすいことも、時間制限のある大会ではネックとなる。
  
*あまり見かけるデッキタイプではなかったが、万一[[ミラーマッチ]]にでもなってしまうと、混沌とした[[デュエル]]が展開されること、この上なし。
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*[[開発部]]が、強くなりすぎないよう注視している[[デッキタイプ]]の1つでもある。[[根の罠/Root Snare]]の項も参照。
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==イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期==
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[[運命のきずな/Nexus of Fate]]を採用した[[エターナルブルー]]系のターボフォグ、'''[[ターボネクサス]]'''が登場した。
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{{#card: Nexus of Fate}}
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詳細は[[ターボネクサス]]を参照。
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==アラーラの断片ブロック期==
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[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]に加え、その[[上位種]]である[[神話の水盤/Font of Mythos]]や相性抜群の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]、[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]を使用し、ドローと[[ライブラリーアウト]]の効率を高めている。
  
==[[アラーラの断片ブロック]]期==
 
 
{{#card:Font of Mythos}}
 
{{#card:Font of Mythos}}
[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]に加え、[[神話の水盤/Font of Mythos]]や[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]を使用し、[[引く|ドロー]]と[[ライブラリーアウト]]の効率が高めている。
 
  
===サンプルレシピ===
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*[[求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker]]を用意したタイプは[http://archive.mtg-jp.com/eventc/worlds09/article/001594/ ジェイスレイター]という。
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*[[時の篩/Time Sieve]]を導入した亜種は[[時の篩]]を参照。
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===後期型===
 
*備考
 
*備考
**[[日本選手権09]]東京予選
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**[[世界選手権09]] [[スタンダード]]部門 初日全勝 ([http://mtg-jp.com/eventc/worlds09/ 参考])
**使用者:[[高梨功司]]([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/deck/191 参考])
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**使用者:[[Joel Calafell]]
<!-- --使用者:[[]]Tsuruhara Yoshitaka氏 漢字不明 -->
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[基本セット2010]]+[[アラーラの断片ブロック]]+[[ゼンディカー]])
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{{#MagicFactory:df303604}}
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*こちらは[[ゼンディカー]]参入後の後期型。
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===初期型===
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*備考
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**[[日本選手権09]]関東1次予選(東京)
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**使用者:[[高梨功司]]([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/deck/191 参考])
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]+[[アラーラの断片ブロック]])
 
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]+[[アラーラの断片ブロック]])
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|3||[[コウモリ翼の霞/Batwing Brume]]
 
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|1||[[神の怒り/Wrath of God]]
 
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|2||[[聖遺の塔/Reliquary Tower]]
 
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|4||[[エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage]]
 
|4||[[エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage]]
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*[[求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker]]はドロー・アーティファクトを[[サーチ]]して安定性を高めたり、アーティファクトを[[クリーチャー化]]して[[フィニッシャー]]とすることもできる。
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*[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]期のもの。
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*[[求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker]]は[[ドローエンジン]]を[[サーチ]]して安定性を高めたり、アーティファクトを[[クリーチャー化]]して[[フィニッシャー]]とすることもできる。
 
*[[土地]]が少ないのは[[境界石]]を用いているため。これらも求道者テゼレットとの相性が良い。
 
*[[土地]]が少ないのは[[境界石]]を用いているため。これらも求道者テゼレットとの相性が良い。
  
==[[時のらせんブロック]]期==
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==時のらせんブロック期==
 
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[[未来予知]]で[[栄華の儀式/Rites of Flourishing]]を得たことにより[[時のらせん]]を含む[[スタンダード]]で少数ながら存在する。
 
[[未来予知]]で[[栄華の儀式/Rites of Flourishing]]を得たことにより[[時のらせん]]を含む[[スタンダード]]で少数ながら存在する。
  
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{{#card:Martyr of Sands}}
 
{{#card:Martyr of Sands}}
  
[[色の役割]]の変更があったことにより[[濃霧/Fog|濃霧]]系の[[呪文]]が[[白]]に移ったこともあり、白メインでタッチ[[緑]]となっているものが多い。緑を足す最大の理由は栄華の儀式の存在であり、[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]と合わせて8枚体制をしくこともできる。
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[[色の役割]]の変更があったことにより[[濃霧/Fog]]系の[[呪文]]が[[白]]に移ったこともあり、白メインで[[タッチ]][[緑]]となっているものが多い。緑を足す最大の理由は栄華の儀式の存在であり、[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]と合わせて8枚体制をしくこともできる。
  
その他の[[カード]]としては濃霧系呪文の[[聖なる日/Holy Day]]や[[暁の魔除け/Dawn Charm]]、[[全体除去]]の[[神の怒り/Wrath of God]]、強力な[[ライフ]][[ゲイン]][[カード]]である[[砂の殉教者/Martyr of Sands]]などがよく採用され、場合によっては[[物語の円/Story Circle]]も使用される。特に砂の殉教者は[[再誕の宣言/Proclamation of Rebirth]]などの[[リアニメイト]]手段と共に恒久的なライフゲイン[[ギミック|エンジン]]を形成し、この[[デッキ]]の中核とも言える。
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その他の[[カード]]としては濃霧系呪文の[[聖なる日/Holy Day]]や[[暁の魔除け/Dawn Charm]]、[[全体除去]]の[[神の怒り/Wrath of God]]、強力な[[ライフ]][[回復|ゲイン]]カードである[[砂の殉教者/Martyr of Sands]]などがよく採用され、場合によっては[[物語の円/Story Circle]]も使用される。特に砂の殉教者は[[再誕の宣言/Proclamation of Rebirth]]などの[[リアニメイト]]手段と共に恒久的なライフゲイン[[ギミック|エンジン]]を形成し、この[[デッキ]]の中核とも言える。
  
 
{{#card:Jace Beleren}}
 
{{#card:Jace Beleren}}
  
[[ローウィン]]以降は、緑の代わりに青を用い、[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]をドロー・エンジンに据えるものも存在する。これは同時に[[ライブラリー破壊]]による[[フィニッシャー]]も兼ねている。
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[[ローウィン]]以降は、緑の代わりに[[青]]を用い、[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]を[[ドローエンジン]]に据えるものも存在する。これは同時に[[ライブラリー破壊]]による[[フィニッシャー]]も兼ねている。
  
 
===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
 
 
*備考
 
*備考
**[[都道府県選手権07島根]]7位([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/states07/standardshimane 参考])
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**[[都道府県選手権07島根]] 7位 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/states07/standardshimane 参考])
<!-- --使用者:[[]]Tsuruhara Yoshitaka氏 漢字不明 -->
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*使用者:Tsuruhara Yoshitaka (漢字不明)
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]]+[[ローウィン]])
 
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]]+[[ローウィン]])
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|3||[[占術の岩床/Scrying Sheets]]
 
|3||[[占術の岩床/Scrying Sheets]]
 
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|4||[[雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag]]
 
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==[[インベイジョン・ブロック]]期==
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==インベイジョン・ブロック期==
 
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登場したのは[[インベイジョン・ブロック]]と[[第6版]]の時期。ここでは[[緑]]と[[白]]で構成され、[[もつれ/Tangle]]や[[オアリムの詠唱/Orim's Chant]]など強力な攻撃阻止手段を有する。
 
登場したのは[[インベイジョン・ブロック]]と[[第6版]]の時期。ここでは[[緑]]と[[白]]で構成され、[[もつれ/Tangle]]や[[オアリムの詠唱/Orim's Chant]]など強力な攻撃阻止手段を有する。
  
 
{{#card:Tangle}}
 
{{#card:Tangle}}
 
 
{{#card:Wrath of God}}
 
{{#card:Wrath of God}}
  
白が混ざることにより、[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]]でより確実に[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]を引けるようになる他、[[象牙の仮面/Ivory Mask]]や[[浄化の印章/Seal of Cleansing]]、[[呪われたトーテム像/Cursed Totem]]などを1枚ずつ入れた[[シルバーバレット]]戦略も可能となる。もちろん、[[神の怒り/Wrath of God]]が使えるのも大きなメリットとなる。
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白が混ざることにより、[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]]でより確実に[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]を引けるようになる他、[[象牙の仮面/Ivory Mask]]や[[浄化の印章/Seal of Cleansing]]、[[呪われたトーテム像/Cursed Totem]]などを1枚ずつ入れた[[シルバーバレット]]戦略も可能となる。もちろん、[[神の怒り/Wrath of God]]が使えるのも大きなメリットとなる。
  
==[[テンペスト・ブロック]]期==
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==テンペスト・ブロック期==
 
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[[テンペスト・ブロック]]の時期は[[緑単色デッキ|緑単]]で構成される。[[濃霧/Fog]]、[[中休み/Respite]]、[[小休止/Lull]]などの他、[[緑]]の[[ライフ]][[回復]]カードをまじえて時間を稼ぐ。
[[テンペスト・ブロック]]の時期は[[緑]][[単色|]]で構成される。[[濃霧/Fog]]、[[中休み/Respite]]、[[小休止/Lull]]などの他、緑の[[ライフ]][[回復]]カードをまじえて時間を稼ぐ。
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{{#card:Respite}}
 
{{#card:Respite}}
 
 
{{#card:Grindstone}}
 
{{#card:Grindstone}}
  
 
勝ち手段は[[石臼/Millstone]]または[[丸砥石/Grindstone]]による[[ライブラリーアウト]]。また、一度使ったカードを[[エルフの隠し場所/Elven Cache]]や[[回収/Reclaim]]で再利用する。
 
勝ち手段は[[石臼/Millstone]]または[[丸砥石/Grindstone]]による[[ライブラリーアウト]]。また、一度使ったカードを[[エルフの隠し場所/Elven Cache]]や[[回収/Reclaim]]で再利用する。
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==パウパー==
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[[パウパー]]環境にも少数が存在する。
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{{#card:Jace's Erasure}}
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{{#card:Moment's Peace}}
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[[緑青]]もしくは[[緑白青]]で構成され、青のドローで緑や白のフォグ系カードを引いていく。勝ち手段は[[ジェイスの消去/Jace's Erasure]]などによる[[ライブラリーアウト]]。
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{{#card:Deadly Dispute}}
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{{#card:Campfire}}
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{{#card:Crypt Rats}}
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また[[命取りの論争/Deadly Dispute]]のような、[[追加コスト]]として[[クリーチャー]]や[[アーティファクト]]を[[生け贄に捧げる]]ことを要求する[[黒]]のドローを採用した、[[黒緑]]のタイプも存在する。生け贄要員としては定番の[[胆液の水源/Ichor Wellspring]]や[[カルニの庭/Khalni Garden]]が生成する[[トークン]]の他に、[[焚火/Campfire]]や各種[[食物]]といった[[ライフ]]を[[得る]]手段が採用される。これらで[[ライフ・アドバンテージ]]を確保してから、[[墓所のネズミ/Crypt Rats]]の[[起動型能力]]を複数回[[起動]]して対戦相手のライフを削り切る。[[ライブラリー]]修復能力を持つ焚火や、自力でライブラリーに戻れる[[レンバス/Lembas]]のおかげで、セルフ[[ライブラリーアウト]]によって敗北するリスクも低い。
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===緑白青===
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*備考
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**Pauper Daily #2653734 on 08/08/2011 4-0 ([http://archive.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/2653734 参考])
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**使用者:Leliel81
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[基本セット2012]])
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{{#MagicFactory:df313806}}
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===緑青===
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====サンプルリスト1====
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*備考
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**Pauper Daily #7892550 on 01/17/2015 4-0 ([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2015-01-18 参考])
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**使用者:Residentzombie
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[タルキール覇王譚]])
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{{#MagicFactory:df312626}}
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====サンプルリスト2====
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*備考
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**Pauper Challenge 64 12/16/2023 ベスト8([http://https://www.mtgo.com/decklist/pauper-challenge-64-2023-12-1712596685 参考])
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**使用者:RitualSinkhole
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[イクサラン:失われし洞窟]])
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{{#MagicFactory:df322634}}
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*勝ち手段は[[思考の流れ/Stream of Thought]]によるライブラリーアウト。
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===黒緑===
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*備考
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**Pauper Challenge 32 09/14/2024 準優勝([https://www.mtgo.com/decklist/pauper-challenge-32-2024-09-1412685801 参考])
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**使用者:RitualSinkhole
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[ブルームバロウ]])
 +
 +
{{#MagicFactory:df323725}}
 +
*[[門]]を採用することで様々な色を[[タッチ]]することができるため、サイドボードまで含めると[[5色]]デッキである。
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0018453/ 岩SHOWの「デイリー・デッキ」:ターボ・フォグ(Pauper)]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
 +
 +
{{DEFAULTSORT:たあほふおく}}
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[[Category:緑単色デッキ]]
 +
[[Category:白青デッキ]]
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[[Category:緑白デッキ]]
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[[Category:コントロールデッキ]]
 +
[[Category:ロックデッキ]]
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[[Category:緑単コントロールデッキ]]
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[[Category:緑単ロックデッキ]]
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[[Category:白青コントロールデッキ]]
 +
[[Category:白青ロックデッキ]]
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[[Category:緑白コントロールデッキ]]
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[[Category:緑白ロックデッキ]]
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[[Category:アラーラの断片ブロックを含むスタンダードデッキ]]
 +
[[Category:時のらせんブロックを含むスタンダードデッキ]]
 +
[[Category:インベイジョン・ブロックを含むスタンダードデッキ]]
 +
[[Category:テンペスト・ブロックを含むスタンダードデッキ]]
 +
[[Category:パウパーデッキ]]

2024年11月26日 (火) 22:56時点における最新版

ターボフォグ(Turbo Fog)は、タイム・デストラクションロックデッキの1つ。吠えたける鉱山/Howling Mineを利用したターボ系デッキの一種であり、主にクリーチャー攻撃を防ぐことに重点を置く。

デッキ名はターボ(ドローマナの加速)+濃霧/Fogから。

目次

[編集] 概要

吠えたける鉱山/Howling Mine濃霧/Fogなどの主にクリーチャーに対する妨害カードを毎ターン確実に引き対戦相手ライブラリーアウトを狙う。


Howling Mine / 吠えたける鉱山 (2)
アーティファクト

各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、吠えたける鉱山がアンタップ状態である場合、そのプレイヤーは追加のカードを1枚引く。



Fog / 濃霧 (緑)
インスタント

このターンに与えられるすべての戦闘ダメージを軽減する。


ターボアベイヤンスターボオアリムと動きは似ているが、濃霧系のカードはスタンダードカードプールでも多くの種類を確保しやすいため、復習/Relearnなどに頼らずともデッキの成立が可能であり、またそのような呪文を使う隙がないのが利点。序盤からロックを仕掛けやすいため、特にウィニーの様な高速ビートダウンに対して高い耐性がある。

弱点は、ビートダウンへの対策に特化しているため、クリーチャーに頼らないデッキに対して無駄になるカードが多いこと。そのため、ビートダウンが強いメタゲームでなければ活躍しづらい。また、基本的にライブラリーアウトを狙うため、ゲームが終わるまでに時間がかかりやすいことも、時間制限のある大会ではネックとなる。

[編集] イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期

運命のきずな/Nexus of Fateを採用したエターナルブルー系のターボフォグ、ターボネクサスが登場した。


Nexus of Fate / 運命のきずな (5)(青)(青)
インスタント

このターンに続いて追加の1ターンを行う。
運命のきずながいずれかの領域から墓地に置かれるなら、代わりに運命のきずなを公開し、オーナーのライブラリーに加えて切り直す。


詳細はターボネクサスを参照。

[編集] アラーラの断片ブロック期

吠えたける鉱山/Howling Mineに加え、その上位種である神話の水盤/Font of Mythosや相性抜群のプレインズウォーカージェイス・ベレレン/Jace Belerenを使用し、ドローとライブラリーアウトの効率を高めている。


Font of Mythos / 神話の水盤 (4)
アーティファクト

各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは追加のカードを2枚引く。


[編集] 後期型

Turbo Fog [1]
土地 (24)
4 氷河の城砦/Glacial Fortress
10 島/Island
4 カビーラの交差路/Kabira Crossroads
6 平地/Plains
クリーチャー (0)
呪文 (36)
4 天使歌/Angelsong
2 書庫の罠/Archive Trap
3 審判の日/Day of Judgment
4 瞬間凍結/Flashfreeze
4 神話の水盤/Font of Mythos
4 吠えたける鉱山/Howling Mine
4 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
1 流刑への道/Path to Exile
4 安全な道/Safe Passage
2 陽の泉の探検/Sunspring Expedition
4 時間のねじれ/Time Warp
サイドボード (15)
4 悪斬の天使/Baneslayer Angel
3 否認/Negate
2 真髄の針/Pithing Needle
2 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
1 陽の泉の探検/Sunspring Expedition
1 求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker
2 否定の壁/Wall of Denial


[編集] 初期型

メインデッキ (60)
クリーチャー (0)
呪文 (46)
3 コウモリ翼の霞/Batwing Brume
4 謎めいた命令/Cryptic Command
4 原霧の境界石/Fieldmist Borderpost
4 神話の水盤/Font of Mythos
4 聖なる日/Holy Day
4 吠えたける鉱山/Howling Mine
4 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
4 霧脈の境界石/Mistvein Borderpost
4 否認/Negate
2 流刑への道/Path to Exile
4 花粉の子守唄/Pollen Lullaby
2 ルーンの光輪/Runed Halo
2 求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker
1 神の怒り/Wrath of God
土地 (14)
7 島/Island
5 平地/Plains
2 聖遺の塔/Reliquary Tower
サイドボード
4 エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage
4 雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag
2 妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae
1 流刑への道/Path to Exile
2 真髄の針/Pithing Needle
2 ルーンの光輪/Runed Halo

[編集] 時のらせんブロック期

未来予知栄華の儀式/Rites of Flourishingを得たことにより時のらせんを含むスタンダードで少数ながら存在する。


Rites of Flourishing / 栄華の儀式 (2)(緑)
エンチャント

各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは追加のカードを1枚引く。
各プレイヤーは、自分の各ターンに追加の土地を1枚プレイしてもよい。



Martyr of Sands / 砂の殉教者 (白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

(1),あなたの手札から白のカードをX枚公開する,砂の殉教者を生け贄に捧げる:あなたはXの3倍のライフを得る。

1/1

色の役割の変更があったことにより濃霧/Fog系の呪文に移ったこともあり、白メインでタッチとなっているものが多い。緑を足す最大の理由は栄華の儀式の存在であり、吠えたける鉱山/Howling Mineと合わせて8枚体制をしくこともできる。

その他のカードとしては濃霧系呪文の聖なる日/Holy Day暁の魔除け/Dawn Charm全体除去神の怒り/Wrath of God、強力なライフゲインカードである砂の殉教者/Martyr of Sandsなどがよく採用され、場合によっては物語の円/Story Circleも使用される。特に砂の殉教者は再誕の宣言/Proclamation of Rebirthなどのリアニメイト手段と共に恒久的なライフゲインエンジンを形成し、このデッキの中核とも言える。


Jace Beleren / ジェイス・ベレレン (1)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

[+2]:各プレイヤーはカードを1枚引く。
[-1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
[-10]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを20枚切削する。

3

ローウィン以降は、緑の代わりにを用い、ジェイス・ベレレン/Jace Belerenドローエンジンに据えるものも存在する。これは同時にライブラリー破壊によるフィニッシャーも兼ねている。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (0)
呪文 (36)
4 暁の魔除け/Dawn Charm
4 花粉の子守唄/Pollen Lullaby
4 忘却の輪/Oblivion Ring
1 黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane
4 神の怒り/Wrath of God
3 質素な命令/Austere Command
4 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
4 謎めいた命令/Cryptic Command
4 吠えたける鉱山/Howling Mine
4 道化の王笏/Jester's Scepter
土地 (24)
9 冠雪の平地/Snow-Covered Plains
8 冠雪の島/Snow-Covered Island
4 ボリアルの氷棚/Boreal Shelf
3 占術の岩床/Scrying Sheets
サイドボード
4 雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag
3 物語の円/Story Circle
3 吸収するウェルク/Draining Whelk
1 徴用/Commandeer
4 真髄の針/Pithing Needle

[編集] インベイジョン・ブロック期

登場したのはインベイジョン・ブロック第6版の時期。ここではで構成され、もつれ/Tangleオアリムの詠唱/Orim's Chantなど強力な攻撃阻止手段を有する。


Tangle / もつれ (1)(緑)
インスタント

このターンに与えられるすべての戦闘ダメージを軽減する。
すべての攻撃しているクリーチャーは、それのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。



Wrath of God / 神の怒り (2)(白)(白)
ソーサリー

すべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。


白が混ざることにより、悟りの教示者/Enlightened Tutorでより確実に吠えたける鉱山/Howling Mineを引けるようになる他、象牙の仮面/Ivory Mask浄化の印章/Seal of Cleansing呪われたトーテム像/Cursed Totemなどを1枚ずつ入れたシルバーバレット戦略も可能となる。もちろん、神の怒り/Wrath of Godが使えるのも大きなメリットとなる。

[編集] テンペスト・ブロック期

テンペスト・ブロックの時期は緑単で構成される。濃霧/Fog中休み/Respite小休止/Lullなどの他、ライフ回復カードをまじえて時間を稼ぐ。


Respite / 中休み (1)(緑)
インスタント

このターンに与えられるすべての戦闘ダメージを軽減する。攻撃しているクリーチャー1体につき、あなたは1点のライフを得る。



Grindstone / 丸砥石 (1)
アーティファクト

(3),(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚切削する。これにより共通する色1色を持つ2枚のカードが切削されたなら、この過程を繰り返す。


勝ち手段は石臼/Millstoneまたは丸砥石/Grindstoneによるライブラリーアウト。また、一度使ったカードをエルフの隠し場所/Elven Cache回収/Reclaimで再利用する。

[編集] パウパー

パウパー環境にも少数が存在する。


Jace's Erasure / ジェイスの消去 (1)(青)
エンチャント

あなたがカードを1枚引くたび、プレイヤー1人を対象とする。あなたは「そのプレイヤーはカードを1枚切削する。」を選んでもよい。



Moment's Peace / 一瞬の平和 (1)(緑)
インスタント

このターンに与えられるすべての戦闘ダメージを軽減する。
フラッシュバック(2)(緑)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


緑青もしくは緑白青で構成され、青のドローで緑や白のフォグ系カードを引いていく。勝ち手段はジェイスの消去/Jace's Erasureなどによるライブラリーアウト


Deadly Dispute / 命取りの論争 (1)(黒)
インスタント

この呪文を唱えるための追加コストとして、アーティファクトやクリーチャーのうち1つを生け贄に捧げる。
カード2枚を引き、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。(それは、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)



Campfire / 焚火 (1)
アーティファクト

(1),(T):あなたは2点のライフを得る。
(2),(T),焚火を追放する:統率領域やあなたの墓地にありあなたがオーナーであるすべての統率者をあなたの手札に加える。その後、あなたの墓地をあなたのライブラリーに加えて切り直す。



Crypt Rats / 墓所のネズミ (2)(黒)
クリーチャー — ネズミ(Rat)

(X):墓所のネズミは、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれX点のダメージを与える。このXは黒マナでのみ支払える。

1/1

また命取りの論争/Deadly Disputeのような、追加コストとしてクリーチャーアーティファクト生け贄に捧げることを要求するのドローを採用した、黒緑のタイプも存在する。生け贄要員としては定番の胆液の水源/Ichor Wellspringカルニの庭/Khalni Gardenが生成するトークンの他に、焚火/Campfireや各種食物といったライフ得る手段が採用される。これらでライフ・アドバンテージを確保してから、墓所のネズミ/Crypt Rats起動型能力を複数回起動して対戦相手のライフを削り切る。ライブラリー修復能力を持つ焚火や、自力でライブラリーに戻れるレンバス/Lembasのおかげで、セルフライブラリーアウトによって敗北するリスクも低い。

[編集] 緑白青

Turbo Fog(Pauper) [2]
土地 (22)
2 アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery
2 進化する未開地/Evolving Wilds
2 森/Forest
5 島/Island
3 孤立した砂州/Lonely Sandbar
3 平地/Plains
1 隔離されたステップ/Secluded Steppe
1 シミックの成長室/Simic Growth Chamber
3 広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
クリーチャー (0)
呪文 (38)
2 秘儀の否定/Arcane Denial
4 渦まく知識/Brainstorm
4 暁の魔除け/Dawn Charm
4 天空のもや/Ethereal Haze
4 ジェイスの消去/Jace's Erasure
4 一瞬の平和/Moment's Peace
2 交錯の混乱/Muddle the Mixture
1 ウーナの寵愛/Oona's Grace
2 安全な道/Safe Passage
4 先読み/See Beyond
3 映像のもつれ/Vision Skeins
4 金言/Words of Wisdom
サイドボード (15)
1 転覆/Capsize
4 対抗呪文/Counterspell
4 水流破/Hydroblast
2 乱動への突入/Into the Roil
4 疲弊の休息/Rest for the Weary


[編集] 緑青

[編集] サンプルリスト1

Turbo Fog(Pauper) [3]
土地 (19)
2 森/Forest
8 島/Island
2 シミックの成長室/Simic Growth Chamber
3 広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
4 茨森の滝/Thornwood Falls
クリーチャー (0)
呪文 (41)
2 綿密な分析/Deep Analysis
3 定業/Preordain
4 先読み/See Beyond
1 思考訓練/Train of Thought
3 宝船の巡航/Treasure Cruise
4 秘儀の否定/Arcane Denial
4 渦まく知識/Brainstorm
4 一瞬の平和/Moment's Peace
3 交錯の混乱/Muddle the Mixture
1 回収/Reclaim
2 中休み/Respite
4 もつれ/Tangle
2 清純のタリスマン/Pristine Talisman
4 ジェイスの消去/Jace's Erasure
サイドボード (15)
1 回収/Reclaim
1 中休み/Respite
3 対抗呪文/Counterspell
3 払拭/Dispel
2 木化/Lignify
3 自然の要求/Nature's Claim
2 大祖始の遺産/Relic of Progenitus


[編集] サンプルリスト2

Turbo Fog(Pauper) [4]
土地 (20)
1 ボジューカの沼/Bojuka Bog
2 砂漠/Desert
1 クアンドリクスの学舎/Quandrix Campus
1 霧氷林の滝/Rimewood Falls
4 シミックの成長室/Simic Growth Chamber
2 冠雪の森/Snow-Covered Forest
6 冠雪の島/Snow-Covered Island
3 茨森の滝/Thornwood Falls
クリーチャー (1)
1 気前のよいエント/Generous Ent
呪文 (39)
4 蓄積した知識/Accumulated Knowledge
4 秘儀の否定/Arcane Denial
2 多元宇宙の警告/Behold the Multiverse
2 濃霧/Fog
4 成長のらせん/Growth Spiral
1 見張り番/Keep Watch
4 一瞬の平和/Moment's Peace
1 もつれ/Tangle
4 嵐の乗り切り/Weather the Storm
2 金言/Words of Wisdom
1 綿密な分析/Deep Analysis
4 ロリアンの発見/Lórien Revealed
4 定業/Preordain
2 思考の流れ/Stream of Thought
サイドボード (15)
1 ボジューカの沼/Bojuka Bog
1 綿密な分析/Deep Analysis
1 砂漠/Desert
2 払拭/Dispel
2 フェアリーの忌み者/Faerie Macabre
4 水流破/Hydroblast
1 つぶやく神秘家/Murmuring Mystic
1 否認/Negate
2 萎れ/Wilt

[編集] 黒緑

BG Turbo Fog(Pauper) [5]
土地 (22)
1 バジリスク門/Basilisk Gate
4 黒竜門/Black Dragon Gate
2 森/Forest
1 ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm
4 岡門/Heap Gate
3 カルニの庭/Khalni Garden
3 屋敷門/Manor Gate
4 沼/Swamp
クリーチャー (3)
3 墓所のネズミ/Crypt Rats
呪文 (35)
2 焚火/Campfire
2 暗黒/Darkness
4 命取りの論争/Deadly Dispute
3 腸抜きの洞察/Eviscerator's Insight
2 探検/Explore
2 熱狂的な献上/Fanatical Offering
2 濃霧/Fog
2 山積みの収穫/Heaped Harvest
4 胆液の水源/Ichor Wellspring
3 レンバス/Lembas
4 一瞬の平和/Moment's Peace
2 勢団の取り引き/Reckoner's Bargain
2 もつれ/Tangle
1 毒素の分析/Toxin Analysis
サイドボード (15)
1 ブレス攻撃/Breath Weapon
2 連合儀仗兵/Coalition Honor Guard
2 つぶやく神秘家/Murmuring Mystic
1 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
1 黒曜石の見習い僧/Obsidian Acolyte
4 紅蓮破/Pyroblast
2 軍旗の旗手/Standard Bearer
2 嵐の乗り切り/Weather the Storm
  • を採用することで様々な色をタッチすることができるため、サイドボードまで含めると5色デッキである。

[編集] 参考

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