神出鬼没の狩人、スーラク/Surrak, Elusive Hunter
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詳細は[[スーラク/Surrak]]を参照。 | 詳細は[[スーラク/Surrak]]を参照。 | ||
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+ | *上記の通りアタルカ側についたことが示されている一方、当カードの[[フレイバー・テキスト]]ではアタルカの支配から解放されたことを喜ぶような内容となっている。掌編『[https://mtg-jp.com/reading/ur/TDM/0038569/ サイドストーリー ティムール:共に生き抜く]』ではエシュキとの再会や彼の価値観に変化が起こりかねない出来事があったため、サイドストーリー以後の時系列を描いたものなのかもしれない。 | ||
+ | {{フレイバーテキスト|「俺の人生はこれまで、アタルカの欲望と飢えを満たすことに費やされてきた。今こそ自分のことを考える時だ。」}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:タルキール:龍嵐録]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:タルキール:龍嵐録]] - [[レア]] | ||
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2025年5月6日 (火) 16:00時点における最新版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
この呪文は打ち消されない。
トランプル
あなたがコントロールしていて、クリーチャーかクリーチャー呪文である1つが、対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、カード1枚を引く。
打ち消されず、あなたのクリーチャーやクリーチャー呪文が対戦相手の呪文や能力の対象になるたびドローできる伝説の人間・戦士。
単体除去やクリーチャーへの打ち消しに補填が付くため、ビートダウンデッキに搭載しておくとコントロールデッキを強く牽制してくれる。本人も3マナのシングルシンボルで4/3トランプルとマナレシオが優秀であり、ドローしたくない状況を除けば特にデメリットも無い。能力としてはややサイドボード向けではあるが、対象を取る除去を採用しないデッキは滅多にないのでメインデッキから入れても腐る心配も無い、総じて優秀なクリーチャー。
リミテッドではもちろん強力。タルキール:龍嵐録は除去が比較的強力なカード・セットではあるが、大半は対象を取るのでカード・アドバンテージを繋ぎやすい。前述の通り戦力としても優秀であり、色拘束が緩いのでタッチも検討しやすい優良レア。
- 形成師の聖域/Shapers' Sanctuaryをスタックにも拡大したような能力だが、スーラクのドローは強制である。
- その結果、オークの弓使い/Orcish Bowmastersに著しく弱くなった。戦場のクリーチャーを狙われた場合、途中で対応して弓使いを除去できないと強制無限ドローによってライブラリーアウトさせられてしまう。
[編集] ルール
- ドロー能力の誘発条件は「1つが対象になるたび」のため、クリーチャーやクリーチャー呪文複数個が同時に対象になった場合、その数だけ誘発する。
- ドロー能力はスーラクが戦場にある間に機能する。クリーチャー呪文としてスタックにある間に対戦相手の呪文や能力によって対象に選ばれても能力が誘発することはない。
- ドロー能力は、それを誘発させた呪文や能力より先に解決される。
[編集] 関連カード
- 龍爪のスーラク/Surrak Dragonclaw
- 狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller
- スーラクと殺し爪/Surrak and Goreclaw
- 神出鬼没の狩人、スーラク/Surrak, Elusive Hunter
[編集] サイクル
タルキール:龍嵐録の、タルキール覇王譚ブロックからの再登場キャラクターである単色の伝説のクリーチャーのサイクル。稀少度は好機を逃さぬ達人、テイガム/Taigam, Master Opportunistのみ神話レア、ほかはレア。
- 不撓の系統、アナフェンザ/Anafenza, Unyielding Lineage
- 好機を逃さぬ達人、テイガム/Taigam, Master Opportunist
- ぬかるみの執政、シディシ/Sidisi, Regent of the Mire
- 龍へと昇る者、サルカン/Sarkhan, Dragon Ascendant
- 神出鬼没の狩人、スーラク/Surrak, Elusive Hunter
再登場キャラクターではないが、赤には光砕く者、テルサ/Tersa Lightshatterも存在する。
[編集] ストーリー
スーラク/Surrakはアタルカ氏族/The Atarka clanの狩猟の統率者/Hunt Callerであった人間/Human。ティムール/The Temurが決起した際は龍王/Dragonlordの側に立って戦ったが、エシュキ/Eshkiに敗れ姿を消した。
詳細はスーラク/Surrakを参照。
- 上記の通りアタルカ側についたことが示されている一方、当カードのフレイバー・テキストではアタルカの支配から解放されたことを喜ぶような内容となっている。掌編『サイドストーリー ティムール:共に生き抜く』ではエシュキとの再会や彼の価値観に変化が起こりかねない出来事があったため、サイドストーリー以後の時系列を描いたものなのかもしれない。
「俺の人生はこれまで、アタルカの欲望と飢えを満たすことに費やされてきた。今こそ自分のことを考える時だ。」