クローン/Clone

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*昔は多くのルール上の問題点があったが、コピーに関するルールが整備された現在では問題なく処理できる。
 
*昔は多くのルール上の問題点があったが、コピーに関するルールが整備された現在では問題なく処理できる。
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*かつては[[再録禁止カード]]であったが、[[2002年]]7月19日に再録禁止リストから除外された。直後の[[オンスロート]]で[[再録]]されている。
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*かつては'''クローン'''/''Clone''というカード名と同名のクリーチャー・タイプを持っていたが、[[第9版]]再録に際し[[多相の戦士]]へと変更された(クリーチャー・タイプのクローンは[[廃止されたクリーチャー・タイプ|廃止]])。
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*[[中国語版]]のカード名は「仿生妖」(生き物に化ける生物)と意訳となっている。本来の意味の「clone」は音訳で「克隆」と書く。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
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**コピーするクリーチャーが[[タップ状態]]か、[[攻撃]]や[[ブロック]]しているか、[[オーラ]]や[[装備品]]が[[つける|ついて]]いるか、[[カウンター (目印)|カウンター]]が置かれているか、その他コピー[[効果]]でない[[パワー]]/[[タフネス]]の変更などはコピーされない。
 
**コピーするクリーチャーが[[タップ状態]]か、[[攻撃]]や[[ブロック]]しているか、[[オーラ]]や[[装備品]]が[[つける|ついて]]いるか、[[カウンター (目印)|カウンター]]が置かれているか、その他コピー[[効果]]でない[[パワー]]/[[タフネス]]の変更などはコピーされない。
 
***コピー効果でない[[クリーチャー化]]の[[継続的効果]]はコピー可能でないことに注意。例えば[[搭乗]]でクリーチャー化している[[機体]]を選んだ場合、(クリーチャー化していない)[[アーティファクト]]として戦場に出る。
 
***コピー効果でない[[クリーチャー化]]の[[継続的効果]]はコピー可能でないことに注意。例えば[[搭乗]]でクリーチャー化している[[機体]]を選んだ場合、(クリーチャー化していない)[[アーティファクト]]として戦場に出る。
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**唱えるために支払った[[マナ]]の種類や量はコピーされない。[[烈日]]や[[向上呪文]]、[[野生の意志、マラス/Marath, Will of the Wild]]などをコピーしたなら、クローンを唱えるために支払ったマナを参照する。
 
*コピーによって得た「戦場に出る際、~~する」「~~の状態で戦場に出る」「~~として戦場に出る」などの[[常在型能力]]は機能する。コピーした結果適用される[[置換効果]]が増えるのなら、それも適用される。
 
*コピーによって得た「戦場に出る際、~~する」「~~の状態で戦場に出る」「~~として戦場に出る」などの[[常在型能力]]は機能する。コピーした結果適用される[[置換効果]]が増えるのなら、それも適用される。
 
*コピーによって得た[[戦場に出た]]とき[[誘発]]する能力も機能する。他のカードの同様の誘発型能力が誘発するかも、コピーによって得た特性を参照する。
 
*コピーによって得た[[戦場に出た]]とき[[誘発]]する能力も機能する。他のカードの同様の誘発型能力が誘発するかも、コピーによって得た特性を参照する。
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**例:[[火刃の突撃者/Fireblade Charger]]をコピーしたクローンが死亡したなら、ダメージを与える能力が参照するパワーは墓地に置かれたクローンではなく戦場でコピーであったときのパワーである。また、その[[ダメージの発生源]]の[[色]]は[[青]]ではなく[[赤]]となる。
 
**例:[[火刃の突撃者/Fireblade Charger]]をコピーしたクローンが死亡したなら、ダメージを与える能力が参照するパワーは墓地に置かれたクローンではなく戦場でコピーであったときのパワーである。また、その[[ダメージの発生源]]の[[色]]は[[青]]ではなく[[赤]]となる。
 
**例:[[頑強]]を持つクリーチャーをコピーしたクローンが死亡したなら、[[頑強]]はクローンを[[-1/-1カウンター]]を置いた状態で戦場に戻す。その際、クローンは頑強持ちクリーチャーではなく、新たに戦場のいずれかのクリーチャーのコピーとして、-1/-1カウンターが置かれた状態で戦場に戻ることになる。
 
**例:[[頑強]]を持つクリーチャーをコピーしたクローンが死亡したなら、[[頑強]]はクローンを[[-1/-1カウンター]]を置いた状態で戦場に戻す。その際、クローンは頑強持ちクリーチャーではなく、新たに戦場のいずれかのクリーチャーのコピーとして、-1/-1カウンターが置かれた状態で戦場に戻ることになる。
**「(自身のカード名)がいずれかの[[領域]]から~~」と書かれた能力はCR.603.10aの範疇外。例えば[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]をコピーしたクローンが死亡したとき、墓地を[[ライブラリー]]に加えて[[切り直す]]能力は[[誘発]]しない({{CR|603.6c}})。
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**「(自身のカード名)がいずれかの[[領域]]から~~」と書かれた能力は{{CR|603.10a}}の範疇外である。例えば[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]をコピーしたクローンが死亡したとき、墓地を[[ライブラリー]]に加えて[[切り直す]]能力は[[誘発]]しない({{CR|603.6c}})。
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*[[変身する両面カード]]が[[変身]]するには、それがトークンであるか物理的に変身する両面カードである必要がある({{CR|701.28c}})。変身する両面カードであるクリーチャーをコピーしたクローンが変身することになっても、クローン自体は変身する両面カードではないので変身する処理は行われない。詳細は[[両面カード#変身する両面カードに関するルール]]を参照。
 
*[[あなた|自分]]が[[コントロール]]する[[伝説のクリーチャー]]をコピーした場合、同名の[[伝説のパーマネント]]を2体コントロールしていることなり、[[レジェンド・ルール]]が適用される。
 
*[[あなた|自分]]が[[コントロール]]する[[伝説のクリーチャー]]をコピーした場合、同名の[[伝説のパーマネント]]を2体コントロールしていることなり、[[レジェンド・ルール]]が適用される。
 
*なにもコピーしないことを選んでもよい。そうした場合、本来の特性で戦場に出て、0/0なので[[全体強化]]でも無い限り[[状況起因処理]]で墓地に置かれることになる。
 
*なにもコピーしないことを選んでもよい。そうした場合、本来の特性で戦場に出て、0/0なので[[全体強化]]でも無い限り[[状況起因処理]]で墓地に置かれることになる。
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*[[ジュワーの多相の戦士/Jwari Shapeshifter]] - 2マナ。[[同盟者]]・クリーチャーをコピーする。([[ワールドウェイク]])
 
*[[ジュワーの多相の戦士/Jwari Shapeshifter]] - 2マナ。[[同盟者]]・クリーチャーをコピーする。([[ワールドウェイク]])
 
*[[水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan]] - 7マナ。7/7であることを除いてコピーする。([[ミラディンの傷跡]])
 
*[[水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan]] - 7マナ。7/7であることを除いてコピーする。([[ミラディンの傷跡]])
*[[ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph]] - 4マナ[[ファイレクシアマナ]]。[[アーティファクト]]もコピーできる。戦場に出た際に、[[アーティファクト]]であることを加えてコピーする。([[新たなるファイレクシア]])
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*[[ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph]] - 4マナ[[ファイレクシアマナ]]。[[アーティファクト]]もコピーできる。戦場に出た際に、アーティファクトであることを加えてコピーする。([[新たなるファイレクシア]])
 
**[[巨体変異/Hulking Metamorph]] - 9マナ。水銀のガルガンチュアンとファイレクシアの変形者の両能力に加え、4マナ3/3[[試作]]も兼ね備える。ただし非クリーチャーのアーティファクトでもアーティファクト・クリーチャー化する。([[兄弟戦争]])
 
**[[巨体変異/Hulking Metamorph]] - 9マナ。水銀のガルガンチュアンとファイレクシアの変形者の両能力に加え、4マナ3/3[[試作]]も兼ね備える。ただし非クリーチャーのアーティファクトでもアーティファクト・クリーチャー化する。([[兄弟戦争]])
 
*[[擬態の原形質/The Mimeoplasm]] - [[緑青黒]]5マナの[[多色カード]]。墓地のクリーチャーカードを2枚[[追放]]し、一方のパワー分の[[+1/+1カウンター]]を置いて、もう一方のコピーとして戦場に出る。([[統率者 (カードセット)|統率者]])
 
*[[擬態の原形質/The Mimeoplasm]] - [[緑青黒]]5マナの[[多色カード]]。墓地のクリーチャーカードを2枚[[追放]]し、一方のパワー分の[[+1/+1カウンター]]を置いて、もう一方のコピーとして戦場に出る。([[統率者 (カードセット)|統率者]])
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**[[霜のモーリット/Moritte of the Frost]] - 青緑5マナ。コピー先は自分のコントロールするパーマネント限定。伝説と[[氷雪]]を加え、さらにクリーチャーなら+1/+1カウンターと多相も与える。([[カルドハイム]])
 
**[[霜のモーリット/Moritte of the Frost]] - 青緑5マナ。コピー先は自分のコントロールするパーマネント限定。伝説と[[氷雪]]を加え、さらにクリーチャーなら+1/+1カウンターと多相も与える。([[カルドハイム]])
 
**[[再誕者、マスター/The Master, Formed Anew]] - 青黒2マナ。[[唱える|唱えた]]時の誘発型能力で自分のクリーチャーに乗っ取り[[カウンター (目印)|カウンター]]を置いて追放し、戦場に出る際に乗っ取りカウンターが置かれたクリーチャー・カードをコピーする。([[ドクター・フー統率者デッキ]])
 
**[[再誕者、マスター/The Master, Formed Anew]] - 青黒2マナ。[[唱える|唱えた]]時の誘発型能力で自分のクリーチャーに乗っ取り[[カウンター (目印)|カウンター]]を置いて追放し、戦場に出る際に乗っ取りカウンターが置かれたクリーチャー・カードをコピーする。([[ドクター・フー統率者デッキ]])
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**[[相貌詐欺/Visage Bandit]] - 4マナ。[[計画]]を持つ。コピー先は自分のコントロールするクリーチャー限定。多相の戦士とならず者を加えてコピーする。([[サンダー・ジャンクションの無法者]])
 
*[[賢いなりすまし/Clever Impersonator]] - 4マナ。土地でないパーマネントをコピーする。([[タルキール覇王譚]])
 
*[[賢いなりすまし/Clever Impersonator]] - 4マナ。土地でないパーマネントをコピーする。([[タルキール覇王譚]])
 
*[[巨体原形質/Gigantoplasm]] - 4マナ。[[P/T]]変更能力を加えてコピーする。クローンの[[上位互換]]。([[統率者2015]])
 
*[[巨体原形質/Gigantoplasm]] - 4マナ。[[P/T]]変更能力を加えてコピーする。クローンの[[上位互換]]。([[統率者2015]])
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*[[フレッシュの複製体/Flesh Duplicate]] - 2マナ。コピー先が[[消失]]を持たなければ、消失3を持つことを加えてコピーする。(ドクター・フー統率者デッキ)
 
*[[フレッシュの複製体/Flesh Duplicate]] - 2マナ。コピー先が[[消失]]を持たなければ、消失3を持つことを加えてコピーする。(ドクター・フー統率者デッキ)
 
*[[シンスの潜入者/Synth Infiltrator]] - 5マナ[[即席]]。アーティファクト・クリーチャーであることを加えてコピーする。([[Fallout統率者デッキ]])
 
*[[シンスの潜入者/Synth Infiltrator]] - 5マナ[[即席]]。アーティファクト・クリーチャーであることを加えてコピーする。([[Fallout統率者デッキ]])
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*[[模倣鬼/Copycrook]] - 4マナ。攻撃するたびに[[謀議]]することを加えてコピーする。([[モダンホライゾン3]])
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*[[マネドリ/Mockingbird]] - Xマナ。飛行を持つ[[鳥]]である事を除いてコピーする。これを唱えるために支払ったマナの数以下の[[マナ総量]]のクリーチャーしかコピーできない。([[ブルームバロウ]])
 
===クリーチャー以外をコピーする亜種===
 
===クリーチャー以外をコピーする亜種===
 
*[[Copy Artifact]] - アーティファクトをコピーする[[エンチャント]]。([[リミテッド・エディション]])
 
*[[Copy Artifact]] - アーティファクトをコピーする[[エンチャント]]。([[リミテッド・エディション]])
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*[[創意工夫の傑作/Masterwork of Ingenuity]] - [[装備品]]をコピーするアーティファクト。([[統率者2014]])
 
*[[創意工夫の傑作/Masterwork of Ingenuity]] - [[装備品]]をコピーするアーティファクト。([[統率者2014]])
 
*[[鏡細工/Mirrormade]] - アーティファクトかエンチャントをコピーするエンチャント。([[エルドレインの王権]])
 
*[[鏡細工/Mirrormade]] - アーティファクトかエンチャントをコピーするエンチャント。([[エルドレインの王権]])
 
==その他==
 
*かつては[[再録禁止カード]]であったが、[[2002年]]7月19日に再録禁止リストから除外された。直後の[[オンスロート]]で[[再録]]されている。
 
*かつては'''クローン'''/''Clone''というカード名と同名のクリーチャー・タイプを持っていたが、[[第9版]]再録に際し[[多相の戦士]]へと変更された(クリーチャー・タイプのクローンは[[廃止されたクリーチャー・タイプ|廃止]])。
 
*中国語版のカード名は「仿生妖」(生き物に化ける生物)と意訳となっている。本来の意味の「clone」は音訳で「克隆」と書く。
 
  
 
==参考==
 
==参考==

2024年8月20日 (火) 01:55時点における最新版


Clone / クローン (3)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

あなたは、クローンが戦場に出ているクリーチャー1体のコピーとして戦場に出ることを選んでもよい。

0/0

戦場の好きなクリーチャーコピーとして戦場に出るクリーチャー。

対戦相手の一番強いクリーチャーをコピーして戦力にしたり、稀有な能力を持った自陣のクリーチャーをコピーして5枚目として利用したりと、様々な使い方ができる。

  • 昔は多くのルール上の問題点があったが、コピーに関するルールが整備された現在では問題なく処理できる。
  • かつては再録禁止カードであったが、2002年7月19日に再録禁止リストから除外された。直後のオンスロート再録されている。
  • かつてはクローン/Cloneというカード名と同名のクリーチャー・タイプを持っていたが、第9版再録に際し多相の戦士へと変更された(クリーチャー・タイプのクローンは廃止)。
  • 中国語版のカード名は「仿生妖」(生き物に化ける生物)と意訳となっている。本来の意味の「clone」は音訳で「克隆」と書く。

[編集] ルール

[編集] 関連カード

戦場に出る際に他のオブジェクトのコピーになるカード。トークンを出したり戦場のパーマネントをコピーにするカードはコピーカードの項目を参照。

[編集] クリーチャーをコピーする亜種

[編集] クリーチャー以外をコピーする亜種

[編集] 参考

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