緑青黒コントロール

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=緑青黒コントロール(GUB Control)=
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'''緑青黒コントロール'''(''Green-Blue-Black Control'')は、[[緑青黒]]の3[[色]]で組まれる[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]。
  
[[コントロール#deck|緑]][[]][[]]の3[[]]で組まれる[[コントロールデッキ]]
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==概要==
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主に、[[青黒コントロール]]に、攻撃手段である[[緑]]を足す形で組まれることが多い。他に緑を使う利点としては、[[アーティファクト]]や[[エンチャント]]など[[青黒]]では対処できない[[パーマネント]]に対応できるという利点も挙げられる。また、[[インベイジョン・ブロック]][[ラヴニカ・ブロック]][[対抗色]]の強力な[[多色カード]]が多数登場したため、それらを活用する目的でも組まれる。
  
主に、[[青黒コントロール]]に、攻撃手段である[[]]を足す形で組まれることが多い。
+
緑の[[マナ加速]][[]][[引く|ドロー]]を使用できるので、3色の不安定な[[マナ基盤]]を安定させることも可能である。
また、緑を使う利点としては、[[ディミーアカラー|アーティファクト]][[エンチャント]]など[[青黒]]では対処できない[[パーマネント]]に対応できるという利点も挙げられる。
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また、[[インベイジョン・ブロック]]や[[ラヴニカ・ブロック]][[対抗色]]の強力な[[マルチカラー]][[カード]]が多数登場したため、それらを活用する目的でも組まれる。
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==エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期==
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[[ローテーション]]により[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]や[[ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis]]を失ったことで[[ランプ]][[デッキ]]は衰退したものの、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]は引き続き存在していた。
  
緑の[[マナ基盤|マナ加速]]を使用出来るので、3色の不安定な[[マナ・ベース]]を安定させることも可能である。
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{{#card:Agonizing Remorse}}
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{{#card:Uro, Titan of Nature's Wrath}}
  
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基本戦略は[[青黒コントロール]]に近い。[[苦悶の悔恨/Agonizing Remorse]]などの[[手札破壊]]、[[中和/Neutralize]]や[[神秘の論争/Mystical Dispute]]などの[[打ち消す|打ち消し]]、[[無情な行動/Heartless Act]]や[[ハグラの噛み殺し/Hagra Mauling]]などの[[単体除去]]で徹底的に1対1交換を繰り返し、最後は[[脱出]]させた[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]]で勝負を決める。
  
==デッキの変遷(ページ内移動目次)==
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ローテーション直後の[[メタゲーム|メタ]]の一角となっていたが、すぐに[[キーカード]]のウーロが[[禁止カード]]に指定され、大きく弱体化した。
*[[#Ravnica|ラヴニカ・ブロック構築]]
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*[[#Kamikawa|神河ブロック期]]
+
*[[#Invaision|インベイジョン・ブロック期]]
+
  
*[[#Extended2|エクステンデッド(ローテーション後)]]
+
===サンプルリスト===
*[[#Extended|旧エクステンデッド(デュアルランド期)]]
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*備考
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**Red Bull Untapped ドイツ予選 準優勝([https://mtgmelee.com/Tournament/View/3229 参考])
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**使用者:[[Thoralf Severin]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[エルドレインの王権]]+[[テーロス還魂記]]+[[イコリア:巨獣の棲処]]+[[基本セット2021]]+[[ゼンディカーの夜明け]]
  
==[[ラヴニカ・ブロック構築]] [#Ravnica]==
+
{{#MagicFactory:df320221}}
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*[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]][[禁止カード|禁止]]前のリスト。[[精神迷わせの秘本/Mazemind Tome]]の4枚[[積む|積み]]が特徴的。
  
[[シミックの空呑み/Simic Sky Swallower]][[骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire]]などの強力な[[フライヤー]]を主体にした[[デッキ]]
+
==ラヴニカのギルド~基本セット2021期==
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[[エルドレインの王権]]で登場した[[食物]]関連の[[カード]]を採用した[[デッキ]]が組まれている。
  
{{#card:Simic Sky Swallower}}
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{{#card:Oko, Thief of Crowns}}
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{{#card:Noxious Grasp}}
  
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[[ローテーション]]直後からフード系デッキが考案されていたが、主流となっていたのは[[死者の原野/Field of the Dead]]を[[キーカード]]とする'''スゥルタイ・ゴロス''' (''Sultai Golos'') であった。詳細は[[ゴロス・ランプ]]を参照。
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死者の原野が[[禁止カード]]に指定された後は、[[食物 (デッキ)|シミック・フード]]の派生デッキとして[[黒]]を取り入れた'''スゥルタイ・フード''' (''Sultai Food'') が隆盛した。詳細は[[食物 (デッキ)]]を参照。
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[[テーロス還魂記]]参入後は、[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]]の獲得により強化された[[緑青]]系[[ランプ]]デッキの一種として、[[黒]]を含むものが登場した。
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{{#card:Uro, Titan of Nature's Wrath}}
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{{#card:Casualties of War}}
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[[成長のらせん/Growth Spiral]]やウーロで[[マナ加速]]し、[[思考消去/Thought Erasure]]や[[戦争の犠牲/Casualties of War]]で[[対戦相手]]の脅威を対処。さらに[[半真実の神託者、アトリス/Atris, Oracle of Half-Truths]]や[[伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales]]で[[手札]]を補充しつつ[[墓地]]を[[肥やす]]。最後は[[脱出]]させたウーロや[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]、[[ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis]]で勝負を決める。
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[[基本セット2021]]参入後には成長のらせんが禁止カードに指定されるも、同時に[[荒野の再生/Wilderness Reclamation]]や[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]が禁止されたことで相対的な立ち位置はむしろ向上し、一躍[[トップメタ]]となった。[[ミラーマッチ]]が増えたことから、従来のランプ型に加え、ニッサやハイドロイド混成体といった大振りなアクションを抜いた[[コントロール (デッキ)|コントロール]]型も登場した。
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===サンプルリスト===
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====テーロス還魂記後====
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*備考
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**[[グランプリリヨン20]] ベスト4([https://coverage.channelfireball.com/event/56 参考])
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**使用者:[[Alexandre Murgey]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]]+[[テーロス還魂記]])
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{{#MagicFactory:df319714}}
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*[[テーロス還魂記]]参入後のリスト。
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====イコリア:巨獣の棲処後====
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*備考
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**[[プレイヤーズツアー・オンライン2]] ベスト8([https://magic.gg/events/players-tour-online-2 参考])
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**使用者:[[Kevin Perez]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]]+[[テーロス還魂記]]+[[イコリア:巨獣の棲処]])
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{{#MagicFactory:df319975}}
 +
*[[イコリア:巨獣の棲処]]参入後のリスト。
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====成長のらせん禁止後====
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*備考
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**Standard Challenge #12195643 on 08/15/2020 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-challenge-2020-08-16 参考])
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**使用者:Thommimp
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]]+[[テーロス還魂記]]+[[イコリア:巨獣の棲処]]+[[基本セット2021]])
 +
 +
{{#MagicFactory:df320226}}
 +
*[[成長のらせん/Growth Spiral]]などの[[禁止カード|禁止]]後のリスト。大振りなアクションを抜いた[[コントロール (デッキ)|コントロール]]型。
 +
*[[ミラーマッチ]]を意識し、[[霊気の疾風/Aether Gust]]や[[覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils]]が[[メインデッキ]]から採用されている。
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==タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期==
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[[黒緑]][[タッチ]][[青]]の[[ミッドレンジ]]ないし[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系の[[デッキ]]が存在する。
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{{#card:Tireless Tracker}}
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{{#card:Dragonlord Silumgar}}
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[[破滅の道/Ruinous Path]]や[[衰滅/Languish]]などの[[黒]]の[[除去]][[呪文]]で盤面を[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]しつつ、[[森の代言者/Sylvan Advocate]]、[[不屈の追跡者/Tireless Tracker]]、[[ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet]]といった中[[マナ]]域の[[クリーチャー]]を攻防に回して戦う。青の[[カード]]としては主に[[龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar]]や[[シルムガルの命令/Silumgar's Command]]が採用される。
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*[[過ぎ去った季節/Seasons Past]]を採用したコントロールデッキについては[[季節コントロール]]を参照。
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===サンプルリスト===
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*備考
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**[[グランプリピッツバーグ16]] ベスト8 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gppit16 参考])
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**使用者:[[Aleksa Telarov]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[タルキール龍紀伝]]+[[マジック・オリジン]]+[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]+[[イニストラードを覆う影]])
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{{#MagicFactory:df317084}}
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==テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期==
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'''スゥルタイコントロール'''(''Sultai Control'')と呼ばれる[[緑青黒|黒緑青]]の[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が存在する。
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{{#card:Satyr Wayfinder}}
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{{#card:Dig Through Time}}
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基本的な構成は同[[環境]]の[[青黒コントロール/スタンダード/テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|青黒コントロール]]と同じ。大きく異なる点は[[墓地]][[肥やす|肥やし]]要員兼[[チャンプブロック|チャンプブロッカー]]の[[サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder]]の存在で、[[時を越えた探索/Dig Through Time]]や[[残忍な切断/Murderous Cut]]といった[[探査]][[呪文]]があちら以上に使いやすくなっている。また、[[スゥルタイの魔除け/Sultai Charm]]や[[荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave]]などの強力な[[多色カード]]を採用できるのも[[緑]]を足すメリットと言える。
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[[タルキール覇王譚]]参入直後は目立った成果を上げることはできなかったが、[[運命再編]]から[[命運の核心/Crux of Fate]]や[[精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon]]を獲得したことで、[[メタゲーム|メタ]]の一角に浮上した。
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===サンプルリスト===
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*備考
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**[[グランプリメンフィス15]] 優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpmem15 参考])
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**使用者:[[Jack Fogle]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[基本セット2015]]+[[テーロス・ブロック]]+[[タルキール覇王譚]]+[[運命再編]])
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{{#MagicFactory:df312566}}
 +
 +
==テーロス・ブロック構築==
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[[ニクスへの旅]]で[[疾病の神殿/Temple of Malady]]と[[マナの合流点/Mana Confluence]]が登場したことで、[[緑青黒]]の[[ミッドレンジ]]ないし[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系の[[デッキ]]が組まれるようになった。
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{{#card:Courser of Kruphix}}
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{{#card:Prognostic Sphinx}}
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同[[環境]]に多数存在する、[[森の女人像/Sylvan Caryatid]]と[[クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix]]を用いた[[緑]]系ミッドレンジの1つ。これは2・3[[色]]目を[[青]]と[[黒]]にしたことで、黒の優良[[除去]]、[[予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx]]や[[荒野の収穫者/Reaper of the Wilds]]といった対処の難しい[[クリーチャー]]、[[悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver]]や[[荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave]]といった優秀な[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を採用できるようになっている。
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[[プロツアー「ニクスへの旅」]]では[[Channel Fireball]]のメンバーらが使用したことで使用率4位となり([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/day-2-theros-block-constructed-metagame-breakdown-2014-05-17 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptjou14/article/010679/# 翻訳])、Top8に3人を送り込んだ。
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===サンプルリスト===
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*備考
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**[[プロツアー「ニクスへの旅」]] ベスト4 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptjou14 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptjou14/# 参考])
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**使用者:[[Josh Utter-Leyton]]
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*[[フォーマット]]
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**[[テーロス・ブロック構築]]([[テーロス]]+[[神々の軍勢]]+[[ニクスへの旅]])
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{{#magicfactory:df311851}}
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==ラヴニカ・ブロック構築==
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[[ラヴニカ・ブロック構築]]での緑青黒コントロールは、[[シミックの空呑み/Simic Sky Swallower]]や[[骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire]]などの強力な[[フライヤー]]を主体にした[[デッキ]]。
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{{#card:Simic Sky Swallower}}
 
{{#card:Putrefy}}
 
{{#card:Putrefy}}
  
[[大型クリーチャー|除去]]や[[カウンター]]で序盤をしのぎ、[[遥か見/Farseek]]や[[印鑑]]、[[バウンスランド]]などから[[大型]]の[[フライヤー]]を高速で[[展開]]し勝利する。
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[[除去]]や[[打ち消す|カウンター]]で序盤をしのぎ、[[遥か見/Farseek]]や[[印鑑]]、[[バウンスランド]]などから[[大型クリーチャー|大型]]のフライヤーを高速で[[展開]][[勝利]]する。
[[フィニッシャー]]は[[アンタッチャブル]]な[[シミックの空呑み/Simic Sky Swallower]]が務める。
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==サンプルレシピ==
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[[フィニッシャー]]は[[被覆]]を持つシミックの空呑みが務める。
  
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===サンプルリスト===
 
*備考
 
*備考
**[[プロツアーチャールストン06]] 優勝([[参考:http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptcha06ja/welcome#2]])
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**[[プロツアーチャールストン06]] 優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptcha06ja/welcome 参考])
**使用者:[[鍛冶友浩]]  チーム:Kajiharu80
+
**使用者:[[鍛冶友浩]]  チーム:Kajiharu80
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[チーム戦|チーム]]・[[ラヴニカ・ブロック構築]]([[ラヴニカ:ギルドの都]]+[[ギルドパクト]]+[[ディセンション]])
 
**[[チーム戦|チーム]]・[[ラヴニカ・ブロック構築]]([[ラヴニカ:ギルドの都]]+[[ギルドパクト]]+[[ディセンション]])
  
{| class="wikitable"
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{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
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| aligen="center"|||LEFT:||
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!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
 
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|colspan="2"|''[[メインデッキ]] (60)''||
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!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (13)
 
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|colspan="2" style="background:#ffddee"|''[[クリーチャー]] (13)''||
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|3||[[骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire]]
 
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|3||[[骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire]]||
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|3||[[モロイ/Moroii]]
 
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|3||[[モロイ/Moroii]]||
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|3||[[シミックの空呑み/Simic Sky Swallower]]
 
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|3||[[シミックの空呑み/Simic Sky Swallower]]||
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|4||[[木彫りの女人像/Carven Caryatid]]
 
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|4||[[木彫りの女人像/Carven Caryatid]]||
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!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (24)
 
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|colspan="2" style="background:#eeddff"|''[[呪文]] (24)''||
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|2||[[地底街の手中/Clutch of the Undercity]]
 
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|2||[[地底街の手中/Clutch of the Undercity]]||
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|3||[[化膿/Putrefy]]
 
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|3||[[化膿/Putrefy]]||
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|2||[[複写作成/Mimeofacture]]
 
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|2||[[複写作成/Mimeofacture]]||
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|3||[[シミックの印鑑/Simic Signet]]
 
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|3||[[シミックの印鑑/Simic Signet]]||
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|2||[[よじれた正義/Twisted Justice]]
 
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|2||[[よじれた正義/Twisted Justice]]||
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|4||[[虚空粘/Voidslime]]
 
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|4||[[虚空粘/Voidslime]]||
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|4||[[遥か見/Farseek]]
 
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|4||[[遥か見/Farseek]]||
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|4||[[横揺れの増長/Rolling Spoil]]
 
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|4||[[横揺れの増長/Rolling Spoil]]||
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!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (23)
 
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|colspan="2" style="background:#ddffee"|''[[土地]] (23)''||
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|4||[[森/Forest]]
 
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|4||[[/Forest]]||
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|5||[[/Island]]
 
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|3||[[/Swamp]]
 
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|3||[[/Swamp]]||
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|4||[[繁殖池/Breeding Pool]]
 
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|4||[[繁殖池/Breeding Pool]]||
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|4||[[草むした墓/Overgrown Tomb]]
 
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|4||[[草むした墓/Overgrown Tomb]]||
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|3||[[ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm]]
 
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|3||[[ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm]]||
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!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
 
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|colspan="2" style="background:#ddeeff"|''[[サイドボード]]''||
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|3||[[最後の喘ぎ/Last Gasp]]
 
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|3||[[最後の喘ぎ/Last Gasp]]||
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|4||[[夜の飾り紐/Ribbons of Night]]
 
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|4||[[夜の飾り紐/Ribbons of Night]]||
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|4||[[拘束+決心/Bound+Determined]]
 
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|4||[[拘束+決心/Bound+Determined]]||
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|1||[[シミックの成長室/Simic Growth Chamber]]
 
|-
 
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|1||[[シミックの成長室/Simic Growth Chamber]]||
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|2||[[詩神の器/Muse Vessel]]
 
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|2||[[詩神の器/Muse Vessel]]||
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|1||[[不同の力線/Leyline of Singularity]]
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|1||[[不同の力線/Leyline of Singularity]]||
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|}
 
|}
  
*[[チーム戦]][[ブロック構築]]のバージョン。
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*[[チーム戦|チーム]][[ブロック構築]]のバージョン。そのため一般的な[[差し戻し/Remand]]は使用されていない。
そのため一般的な[[差し戻し/Remand]]は使用されていない。
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==神河ブロック期==
==[[神河ブロック]]期 [#Kamikawa]==
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[[神河ブロック]]期の[[スタンダード]]では、[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]を使用した[[けちコントロール]]が登場。
 
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[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]を使用した[[けちコントロール]]が登場。
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{{#card:Sakura-Tribe Elder}}
 
{{#card:Sakura-Tribe Elder}}
 
 
{{#card:Gifts Ungiven}}
 
{{#card:Gifts Ungiven}}
  
[[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]と[[木霊の手の内/Kodama's Reach]]で[[マナ加速]]し、[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]で必要な[[カード]]を[[サーチ]]する。
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[[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]と[[木霊の手の内/Kodama's Reach]]で[[マナ加速]]し、けちな贈り物で必要な[[カード]]を[[サーチ]]する。
  
 
もとは[[神河ブロック構築]]発祥の[[デッキ]]だが、他にも様々なバリエーションがある。
 
もとは[[神河ブロック構築]]発祥の[[デッキ]]だが、他にも様々なバリエーションがある。
  
==[[インベイジョン・ブロック]]期 [#Invaision]==
+
==インベイジョン・ブロック期==
 
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[[インベイジョン・ブロック]]期の[[スタンダード]]では、[[アポカリプス]]の強力な[[対抗色]][[多色カード]]を活用した[[デッキ]]が登場。
[[アポカリプス]]の強力な[[対抗色]][[マルチカラー]][[カード]]を活用した[[デッキ]]が登場。
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{{#card:Pernicious Deed}}
 
{{#card:Pernicious Deed}}
 
 
{{#card:Mystic Snake}}
 
{{#card:Mystic Snake}}
  
初期には、[[魂売り/Spiritmonger]]を[[フィニッシャー]]にした[[パーミッション]][[カウンターモンガー]]が活躍。
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初期には、[[魂売り/Spiritmonger]]を[[フィニッシャー]]にした[[パーミッション]]である[[カウンターモンガー]]が活躍。
  
 
[[オデッセイ・ブロック]]参入後は、[[サイカトグ]]に[[破滅的な行為/Pernicious Deed]]を足した[[サイカディード]]も登場した。
 
[[オデッセイ・ブロック]]参入後は、[[サイカトグ]]に[[破滅的な行為/Pernicious Deed]]を足した[[サイカディード]]も登場した。
  
==[[エクステンデッド]][[ローテーション]]後) [#Extended]==
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==ヒストリック==
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[[ヒストリック]]では、[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]]を中心とする[[ランプ]]系[[コントロール (デッキ)|コントロール]]の一つとして、[[黒緑青]]のものが[[メタゲーム|メタ]]の一角となっている。
  
[[コントロール#deck|ラヴニカ:ギルドの都]]参入に伴う[[ローテーション]]後の[[エクステンデッド]]でもこの[[色]]の[[コントロールデッキ]]が活躍している。
+
{{#card:Thoughtseize}}
 +
{{#card:Uro, Titan of Nature's Wrath}}
 +
{{#card:Nissa, Who Shakes the World}}
  
[[サイカトグ#Extended|プロツアーロサンゼルス05]]では、[[サイカトグ]][[発掘]][[ギミック]]を組み込んだ[[発掘サイカトグ]]が活躍。
+
基本戦略は[[#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|ラヴニカのギルド~基本セット2021期]][[スタンダード]]のスゥルタイ・ランプと同じ。[[思考囲い/Thoughtseize]]や[[取り除き/Eliminate]]で[[対戦相手]]の脅威を対処しつつ、[[成長のらせん/Growth Spiral]]やウーロで[[マナ加速]]し、[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]を設置。ニッサで[[クリーチャー化]]した[[土地]]や[[脱出]]させたウーロ、あるいはニッサが生み出す膨大な[[マナ]]を注ぎ込んだ[[ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis]]で勝負を決める。
  
{{#card:Psychatog}}
+
[[2020ミシックインビテーショナル]]では使用率2位となり<ref>[https://magic.gg/news/2020-mythic-invitational-metagame-breakdown 2020 Mythic Invitational Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/2020mi/article/0034330/ 2020ミシックインビテーショナル メタゲームブレイクダウン](MAGIC.gg [[2020年]]9月9日 [[Frank Karsten]]著)</ref>、優勝を飾った。
  
 +
[[ゼンディカーの夜明け]]参入後は、[[ネオストーム]]、[[ゴブリン (デッキ)#ヒストリック|ゴブリン]]、[[サクリファイス#ヒストリック|ジャンド・サクリファイス]]など多くの[[デッキ]]の対策となる[[鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earth]]を採用するために[[白]]を[[タッチ]]したものが登場した。
 +
 +
===サンプルリスト===
 +
====アモンケットリマスター後====
 +
*備考
 +
**[[2020ミシックインビテーショナル]] 優勝([https://magic.gg/events/mythic-invitational-august-2020 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/2020mi/ 参考])
 +
**使用者:[[Seth Manfield]]
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[ヒストリック]](~[[アモンケットリマスター]])
 +
 +
{{#MagicFactory:df320198}}
 +
 +
====ゼンディカーの夜明け後====
 +
*備考
 +
**[[2020年シーズン・グランドファイナル]] ヒストリック部門4勝1敗1分([[インテンショナル・ドロー|ID]]1回を含む)([https://magic.gg/events/2020-season-grand-finals 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/2020grandfinals/ 参考])
 +
**使用者:[[Gabriel Nassif]]
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[ヒストリック]](~[[ゼンディカーの夜明け]])
 +
 +
{{#MagicFactory:df320253}}
 +
*[[ゼンディカーの夜明け]]参入後の[[タッチ]][[白]]のタイプ。
 +
 +
==エクステンデッド(未来予知後)==
 +
[[相殺/Counterbalance]]と[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]のソフト[[ロック]][[コンボ]]を利用した[[相殺コントロール]]に[[フィニッシャー]]として[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]を使用した[[CounterTop-Goyf]]が登場、[[未来予知]]後の[[プロツアーヴァレンシア07]]を制した。
 +
 +
{{#card:Counterbalance}}
 +
{{#card:Dark Confidant}}
 +
{{#card:Tarmogoyf}}
 +
 +
のちに[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]が[[エクステンデッド]]の[[禁止カード]]に指定されるまで[[メタゲーム]]の一角を担い続けた。
 +
 +
==エクステンデッド(ラヴニカ:ギルドの都後)==
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この時期の活躍の要因としては、[[ラヴニカ・ブロック]]での[[ショックランド]]登場により[[マナ基盤]]の安定性が高まったことも大きい。
 
この時期の活躍の要因としては、[[ラヴニカ・ブロック]]での[[ショックランド]]登場により[[マナ基盤]]の安定性が高まったことも大きい。
  
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{{#card:Force of Will}}
 
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詳細は[[カウンターディード]]を参照のこと。
 
詳細は[[カウンターディード]]を参照のこと。
  
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==レガシー==
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[[#エクステンデッド(未来予知後)|エクステンデッド]]と同様、[[相殺コントロール]]の[[フィニッシャー]]に[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]を採用した[[CounterTop-Goyf]]が活躍している。
  
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{{#card:Counterbalance}}
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{{#card:Tarmogoyf}}
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[[ラヴニカへの回帰]]で相殺の天敵[[突然の衰微/Abrupt Decay]]が登場してからは、逆にこれを採用して[[グッドスタッフ]]的に纏めた対応力の高いコントロールデッキに変化した。
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{{#card:Abrupt Decay}}
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その中でもカウンターを極限まで減らし、[[続唱]]ギミックで[[カード・アドバンテージ]]を狙う[[続唱 (デッキ)#レガシー|'''BUG Cascade''']]が結果を残している。
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===サンプルリスト===
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*備考
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**[[グランプリシアトル18レガシー]] 準優勝([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea18-legacy 参考])
 +
**使用者:[[Jérémy Dezani]]
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[レガシー]](~[[イクサランの相克]])
 +
 +
{{#MagicFactory: df318914}}
 +
*[[青黒赤緑コントロール#レガシー|4色レオヴォルド]]から[[赤]]を抜いたような構成。[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[赤霊破/Red Elemental Blast]]などが使えなくなった代わりに、マナベースが安定し[[不毛の大地/Wasteland]]を採用する余裕が生まれている。
 +
 +
==脚注==
 +
<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[黒緑青]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
 +
 +
{{DEFAULTSORT:みとりあおくろこんとろおる}}
 +
[[Category:緑青黒デッキ|*]]
 +
[[Category:コントロールデッキ|*]]
 +
[[Category:緑青黒コントロールデッキ|*]]
 +
[[Category:ラヴニカ・ブロック構築デッキ]]
 +
[[Category:テーロス・ブロック構築デッキ]]
 +
[[Category:スタンダードデッキ]]
 +
[[Category:ヒストリックデッキ]]
 +
[[Category:エクステンデッドデッキ]]
 +
[[Category:レガシーデッキ]]

2021年3月28日 (日) 00:42時点における最新版

緑青黒コントロール(Green-Blue-Black Control)は、緑青黒の3で組まれるコントロールデッキ

目次

[編集] 概要

主に、青黒コントロールに、攻撃手段であるを足す形で組まれることが多い。他に緑を使う利点としては、アーティファクトエンチャントなど青黒では対処できないパーマネントに対応できるという利点も挙げられる。また、インベイジョン・ブロックラヴニカ・ブロック対抗色の強力な多色カードが多数登場したため、それらを活用する目的でも組まれる。

緑のマナ加速ドローを使用できるので、3色の不安定なマナ基盤を安定させることも可能である。

[編集] エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期

ローテーションにより世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldハイドロイド混成体/Hydroid Krasisを失ったことでランプデッキは衰退したものの、コントロールデッキは引き続き存在していた。


Agonizing Remorse / 苦悶の悔恨 (1)(黒)
ソーサリー

対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたは、その中から土地でないカード1枚か、そのプレイヤーの墓地からカード1枚を選ぶ。そのカードを追放する。あなたは1点のライフを失う。



Uro, Titan of Nature's Wrath / 自然の怒りのタイタン、ウーロ (1)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 巨人(Giant)

自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出たとき、これが脱出していないかぎり、これを生け贄に捧げる。
自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出るか攻撃するたび、あなたは3点のライフを得てカードを1枚引く。その後、あなたはあなたの手札から土地カード1枚を戦場に出してもよい。
脱出 ― (緑)(緑)(青)(青),あなたの墓地から他のカード5枚を追放する。(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれの脱出コストで唱えてもよい。)

6/6

基本戦略は青黒コントロールに近い。苦悶の悔恨/Agonizing Remorseなどの手札破壊中和/Neutralize神秘の論争/Mystical Disputeなどの打ち消し無情な行動/Heartless Actハグラの噛み殺し/Hagra Maulingなどの単体除去で徹底的に1対1交換を繰り返し、最後は脱出させた自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathで勝負を決める。

ローテーション直後のメタの一角となっていたが、すぐにキーカードのウーロが禁止カードに指定され、大きく弱体化した。

[編集] サンプルリスト

Sultai Control [1]
土地 (24)
4 清水の小道/Clearwater Pathway
4 ゼイゴスのトライオーム/Zagoth Triome
4 寓話の小道/Fabled Passage
3 島/Island
3 神秘の神殿/Temple of Mystery
2 森/Forest
2 沼/Swamp
2 欺瞞の神殿/Temple of Deceit
クリーチャー (4)
3 自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath
1 メア湖の海蛇/Lochmere Serpent
呪文 (32)
4 精神迷わせの秘本/Mazemind Tome
3 サメ台風/Shark Typhoon
4 苦悶の悔恨/Agonizing Remorse
2 血の長の渇き/Bloodchief's Thirst
4 中和/Neutralize
3 神秘の論争/Mystical Dispute
3 無情な行動/Heartless Act
2 否認/Negate
2 ジュワー島の撹乱/Jwari Disruption
2 ハグラの噛み殺し/Hagra Mauling
2 本質の散乱/Essence Scatter
1 タッサの介入/Thassa's Intervention
サイドボード (15)
3 長老ガーガロス/Elder Gargaroth
2 絶滅の契機/Extinction Event
2 血の長の渇き/Bloodchief's Thirst
1 神秘の論争/Mystical Dispute
1 厚かましい借り手/Brazen Borrower
1 否認/Negate
1 萎れ/Wilt
1 漁る軟泥/Scavenging Ooze
1 黒槍の模範/Blacklance Paragon
1 無情な行動/Heartless Act
1 タッサの介入/Thassa's Intervention

[編集] ラヴニカのギルド~基本セット2021期

エルドレインの王権で登場した食物関連のカードを採用したデッキが組まれている。


Oko, Thief of Crowns / 王冠泥棒、オーコ (1)(緑)(青)
伝説のプレインズウォーカー — オーコ(Oko)

[+2]:食物(Food)トークンを1つ生成する。(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)
[+1]:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それは能力をすべて失い、基本のパワーとタフネスが3/3の緑の大鹿(Elk)クリーチャーになる。
[-5]:あなたがコントロールしているアーティファクト1つかクリーチャー1体と、対戦相手がコントロールしていてパワーが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それらのコントロールを交換する。

4


Noxious Grasp / 害悪な掌握 (1)(黒)
インスタント

緑か白の、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。あなたは1点のライフを得る。


ローテーション直後からフード系デッキが考案されていたが、主流となっていたのは死者の原野/Field of the Deadキーカードとするスゥルタイ・ゴロス (Sultai Golos) であった。詳細はゴロス・ランプを参照。

死者の原野が禁止カードに指定された後は、シミック・フードの派生デッキとしてを取り入れたスゥルタイ・フード (Sultai Food) が隆盛した。詳細は食物 (デッキ)を参照。

テーロス還魂記参入後は、自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathの獲得により強化された緑青ランプデッキの一種として、を含むものが登場した。


Uro, Titan of Nature's Wrath / 自然の怒りのタイタン、ウーロ (1)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 巨人(Giant)

自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出たとき、これが脱出していないかぎり、これを生け贄に捧げる。
自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出るか攻撃するたび、あなたは3点のライフを得てカードを1枚引く。その後、あなたはあなたの手札から土地カード1枚を戦場に出してもよい。
脱出 ― (緑)(緑)(青)(青),あなたの墓地から他のカード5枚を追放する。(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれの脱出コストで唱えてもよい。)

6/6


Casualties of War / 戦争の犠牲 (2)(黒)(黒)(緑)(緑)
ソーサリー

以下から1つ以上を選ぶ。
・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
・クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
・エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
・土地1つを対象とし、それを破壊する。
・プレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。


成長のらせん/Growth Spiralやウーロでマナ加速し、思考消去/Thought Erasure戦争の犠牲/Casualties of War対戦相手の脅威を対処。さらに半真実の神託者、アトリス/Atris, Oracle of Half-Truths伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales手札を補充しつつ墓地肥やす。最後は脱出させたウーロや世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldハイドロイド混成体/Hydroid Krasisで勝負を決める。

基本セット2021参入後には成長のらせんが禁止カードに指定されるも、同時に荒野の再生/Wilderness Reclamation時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerが禁止されたことで相対的な立ち位置はむしろ向上し、一躍トップメタとなった。ミラーマッチが増えたことから、従来のランプ型に加え、ニッサやハイドロイド混成体といった大振りなアクションを抜いたコントロール型も登場した。

[編集] サンプルリスト

[編集] テーロス還魂記後

Sultai Ramp [2]
土地 (28)
4 繁殖池/Breeding Pool
4 寓話の小道/Fabled Passage
3 森/Forest
3 島/Island
4 草むした墓/Overgrown Tomb
1 沼/Swamp
1 欺瞞の神殿/Temple of Deceit
3 疾病の神殿/Temple of Malady
2 神秘の神殿/Temple of Mystery
3 湿った墓/Watery Grave
クリーチャー (11)
2 半真実の神託者、アトリス/Atris, Oracle of Half-Truths
4 ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis
1 鎖を解かれしもの、ポルクラノス/Polukranos, Unchained
4 自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath
呪文 (21)
3 世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World
2 伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales
1 ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen
2 霊気の疾風/Aether Gust
2 苦悶の悔恨/Agonizing Remorse
3 戦争の犠牲/Casualties of War
2 成長のらせん/Growth Spiral
4 思考消去/Thought Erasure
2 暴君の嘲笑/Tyrant's Scorn
サイドボード (15)
2 霊気の疾風/Aether Gust
1 戦争の犠牲/Casualties of War
1 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
4 恋煩いの野獣/Lovestruck Beast
4 神秘の論争/Mystical Dispute
2 煤の儀式/Ritual of Soot
1 古呪/The Elderspell

[編集] イコリア:巨獣の棲処後

Sultai Ramp [3]
土地 (28)
4 繁殖池/Breeding Pool
4 寓話の小道/Fabled Passage
2 森/Forest
2 島/Island
4 草むした墓/Overgrown Tomb
1 沼/Swamp
1 欺瞞の神殿/Temple of Deceit
1 疾病の神殿/Temple of Malady
1 神秘の神殿/Temple of Mystery
4 湿った墓/Watery Grave
4 ゼイゴスのトライオーム/Zagoth Triome
クリーチャー (8)
1 半真実の神託者、アトリス/Atris, Oracle of Half-Truths
3 ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis
4 自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath
呪文 (24)
2 霊気の疾風/Aether Gust
4 戦争の犠牲/Casualties of War
2 絶滅の契機/Extinction Event
4 成長のらせん/Growth Spiral
2 世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World
3 サメ台風/Shark Typhoon
1 伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales
4 思考消去/Thought Erasure
2 萎れ/Wilt
サイドボード (15)
1 霊気の疾風/Aether Gust
3 肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium
2 無情な行動/Heartless Act
3 神秘の論争/Mystical Dispute
1 否認/Negate
1 煤の儀式/Ritual of Soot
4 思考のひずみ/Thought Distortion

[編集] 成長のらせん禁止後

Sultai Control [4]
土地 (26)
4 繁殖池/Breeding Pool
2 ロークスワイン城/Castle Locthwain
4 寓話の小道/Fabled Passage
1 森/Forest
2 島/Island
2 草むした墓/Overgrown Tomb
2 沼/Swamp
1 欺瞞の神殿/Temple of Deceit
4 湿った墓/Watery Grave
4 ゼイゴスのトライオーム/Zagoth Triome
クリーチャー (4)
4 自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath
呪文 (30)
3 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils
3 絶滅の契機/Extinction Event
3 記憶漏出/Memory Leak
4 思考消去/Thought Erasure
3 霊気の疾風/Aether Gust
2 湖での水難/Drown in the Loch
1 食らいつくし/Eat to Extinction
3 取り除き/Eliminate
3 神秘の論争/Mystical Dispute
3 中和/Neutralize
2 サメ台風/Shark Typhoon
サイドボード (15)
1 霊気の疾風/Aether Gust
1 絶滅の契機/Extinction Event
1 神秘の論争/Mystical Dispute
1 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils
1 サメ台風/Shark Typhoon
2 苦悶の悔恨/Agonizing Remorse
3 肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium
2 無情な行動/Heartless Act
2 害悪な掌握/Noxious Grasp
1 煤の儀式/Ritual of Soot

[編集] タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期

黒緑タッチミッドレンジないしコントロール系のデッキが存在する。


Tireless Tracker / 不屈の追跡者 (2)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) スカウト(Scout)

上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、調査を行う。(手掛かり(Clue)トークン1つを生成する。それは、「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
あなたが手掛かり1つを生け贄に捧げるたび、不屈の追跡者の上に+1/+1カウンター1個を置く。

3/2


Dragonlord Silumgar / 龍王シルムガル (4)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)

飛行、接死
龍王シルムガルが戦場に出たとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。あなたが龍王シルムガルをコントロールし続けているかぎり、それのコントロールを得る。

3/5

破滅の道/Ruinous Path衰滅/Languishなどの除去呪文で盤面をコントロールしつつ、森の代言者/Sylvan Advocate不屈の追跡者/Tireless Trackerゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghetといった中マナ域のクリーチャーを攻防に回して戦う。青のカードとしては主に龍王シルムガル/Dragonlord Silumgarシルムガルの命令/Silumgar's Commandが採用される。

[編集] サンプルリスト

Sultai Midrange [5]
土地 (26)
5 沼/Swamp
1 島/Island
4 風切る泥沼/Hissing Quagmire
5 森/Forest
4 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
1 伐採地の滝/Lumbering Falls
4 進化する未開地/Evolving Wilds
2 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
クリーチャー (19)
2 龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar
2 ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet
3 巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer
4 森の代言者/Sylvan Advocate
2 ギトラグの怪物/The Gitrog Monster
4 不屈の追跡者/Tireless Tracker
2 棲み家の防御者/Den Protector
呪文 (15)
3 衰滅/Languish
3 破滅の道/Ruinous Path
2 闇の掌握/Grasp of Darkness
4 究極の価格/Ultimate Price
3 ニッサの誓い/Oath of Nissa
サイドボード (15)
1 衰滅/Languish
1 破滅の道/Ruinous Path
2 棲み家の防御者/Den Protector
3 強迫/Duress
4 死霧の猛禽/Deathmist Raptor
2 悪性の疫病/Virulent Plague
2 死の重み/Dead Weight


[編集] テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期

スゥルタイコントロール(Sultai Control)と呼ばれる黒緑青コントロールデッキが存在する。


Satyr Wayfinder / サテュロスの道探し (1)(緑)
クリーチャー — サテュロス(Satyr)

サテュロスの道探しが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上から4枚のカードを公開する。あなたは、それらの中から土地カードを1枚あなたの手札に加えてもよい。残りをあなたの墓地に置く。

1/1


Dig Through Time / 時を越えた探索 (6)(青)(青)
インスタント

探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
あなたのライブラリーの一番上から7枚のカードを見る。それらのうちの2枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。


基本的な構成は同環境青黒コントロールと同じ。大きく異なる点は墓地肥やし要員兼チャンプブロッカーサテュロスの道探し/Satyr Wayfinderの存在で、時を越えた探索/Dig Through Time残忍な切断/Murderous Cutといった探査呪文があちら以上に使いやすくなっている。また、スゥルタイの魔除け/Sultai Charm荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Waveなどの強力な多色カードを採用できるのもを足すメリットと言える。

タルキール覇王譚参入直後は目立った成果を上げることはできなかったが、運命再編から命運の核心/Crux of Fate精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonを獲得したことで、メタの一角に浮上した。

[編集] サンプルリスト

Sultai Control [6]
土地 (25)
2 島/Island
3 沼/Swamp
2 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
4 華やかな宮殿/Opulent Palace
4 汚染された三角州/Polluted Delta
2 欺瞞の神殿/Temple of Deceit
4 疾病の神殿/Temple of Malady
1 神秘の神殿/Temple of Mystery
2 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
クリーチャー (4)
4 サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder
呪文 (31)
2 精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon
1 頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator
2 悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver
2 荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave
3 思考囲い/Thoughtseize
2 命運の核心/Crux of Fate
1 宝船の巡航/Treasure Cruise
4 胆汁病/Bile Blight
4 時を越えた探索/Dig Through Time
2 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
4 英雄の破滅/Hero's Downfall
1 残忍な切断/Murderous Cut
3 スゥルタイの魔除け/Sultai Charm
サイドボード (15)
2 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
2 黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang
3 ラクシャーサの死与え/Rakshasa Deathdealer
1 信者の沈黙/Silence the Believers
2 否認/Negate
2 ファリカの療法/Pharika's Cure
2 悲哀まみれ/Drown in Sorrow
1 リリアナ・ヴェス/Liliana Vess


[編集] テーロス・ブロック構築

ニクスへの旅疾病の神殿/Temple of Maladyマナの合流点/Mana Confluenceが登場したことで、緑青黒ミッドレンジないしコントロール系のデッキが組まれるようになった。


Courser of Kruphix / クルフィックスの狩猟者 (1)(緑)(緑)
クリーチャー エンチャント — ケンタウルス(Centaur)

あなたのライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイする。
あなたのライブラリーの一番上から土地をプレイしてもよい。
上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得る。

2/4


Prognostic Sphinx / 予知するスフィンクス (3)(青)(青)
クリーチャー — スフィンクス(Sphinx)

飛行
カード1枚を捨てる:ターン終了時まで、予知するスフィンクスは呪禁を得る。これをタップする。
予知するスフィンクスが攻撃するたび、占術3を行う。

3/5

環境に多数存在する、森の女人像/Sylvan Caryatidクルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixを用いた系ミッドレンジの1つ。これは2・3目をにしたことで、黒の優良除去予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx荒野の収穫者/Reaper of the Wildsといった対処の難しいクリーチャー悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Waveといった優秀なプレインズウォーカーを採用できるようになっている。

プロツアー「ニクスへの旅」ではChannel Fireballのメンバーらが使用したことで使用率4位となり(参考/翻訳)、Top8に3人を送り込んだ。

[編集] サンプルリスト

BUG Control [7]
土地 (24)
5 森/Forest
1 島/Island
1 マナの合流点/Mana Confluence
5 沼/Swamp
4 欺瞞の神殿/Temple of Deceit
4 疾病の神殿/Temple of Malady
4 神秘の神殿/Temple of Mystery
クリーチャー (12)
4 クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix
4 予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx
4 森の女人像/Sylvan Caryatid
呪文 (24)
2 胆汁病/Bile Blight
1 解消/Dissolve
4 英雄の破滅/Hero's Downfall
3 信者の沈黙/Silence the Believers
4 思考囲い/Thoughtseize
2 霊気のほころび/Unravel the AEther
4 悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver
4 荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave
サイドボード (15)
1 胆汁病/Bile Blight
1 闇の裏切り/Dark Betrayal
1 解消/Dissolve
3 悲哀まみれ/Drown in Sorrow
1 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
2 夢の饗宴/Feast of Dreams
3 反論/Gainsay
1 精神的な介入/Psychic Intrusion
1 骨読み/Read the Bones
1 信者の沈黙/Silence the Believers


[編集] ラヴニカ・ブロック構築

ラヴニカ・ブロック構築での緑青黒コントロールは、シミックの空呑み/Simic Sky Swallower骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampireなどの強力なフライヤーを主体にしたデッキ


Simic Sky Swallower / シミックの空呑み (5)(緑)(青)
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan)

飛行、トランプル、被覆(このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)

6/6


Putrefy / 化膿 (1)(黒)(緑)
インスタント

アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。


除去カウンターで序盤をしのぎ、遥か見/Farseek印鑑バウンスランドなどから大型のフライヤーを高速で展開勝利する。

フィニッシャー被覆を持つシミックの空呑みが務める。

[編集] サンプルリスト

メインデッキ (60)
クリーチャー (13)
3 骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire
3 モロイ/Moroii
3 シミックの空呑み/Simic Sky Swallower
4 木彫りの女人像/Carven Caryatid
呪文 (24)
2 地底街の手中/Clutch of the Undercity
3 化膿/Putrefy
2 複写作成/Mimeofacture
3 シミックの印鑑/Simic Signet
2 よじれた正義/Twisted Justice
4 虚空粘/Voidslime
4 遥か見/Farseek
4 横揺れの増長/Rolling Spoil
土地 (23)
4 森/Forest
5 島/Island
3 沼/Swamp
4 繁殖池/Breeding Pool
4 草むした墓/Overgrown Tomb
3 ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm
サイドボード
3 最後の喘ぎ/Last Gasp
4 夜の飾り紐/Ribbons of Night
4 拘束+決心/Bound+Determined
1 シミックの成長室/Simic Growth Chamber
2 詩神の器/Muse Vessel
1 不同の力線/Leyline of Singularity

[編集] 神河ブロック期

神河ブロック期のスタンダードでは、けちな贈り物/Gifts Ungivenを使用したけちコントロールが登場。


Sakura-Tribe Elder / 桜族の長老 (1)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake) シャーマン(Shaman)

桜族の長老を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す。

1/1


Gifts Ungiven / けちな贈り物 (3)(青)
インスタント

対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーから異なる名前のカードを最大4枚まで探し、それらを公開する。そのプレイヤーはそれらのカードから2枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの墓地に置き、残りをあなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。


桜族の長老/Sakura-Tribe Elder木霊の手の内/Kodama's Reachマナ加速し、けちな贈り物で必要なカードサーチする。

もとは神河ブロック構築発祥のデッキだが、他にも様々なバリエーションがある。

[編集] インベイジョン・ブロック期

インベイジョン・ブロック期のスタンダードでは、アポカリプスの強力な対抗色多色カードを活用したデッキが登場。


Pernicious Deed / 破滅的な行為 (1)(黒)(緑)
エンチャント

(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。



Mystic Snake / 神秘の蛇 (1)(緑)(青)(青)
クリーチャー — 蛇(Snake)

瞬速
神秘の蛇が戦場に出たとき、呪文1つを対象とし、それを打ち消す。

2/2

初期には、魂売り/Spiritmongerフィニッシャーにしたパーミッションであるカウンターモンガーが活躍。

オデッセイ・ブロック参入後は、サイカトグ破滅的な行為/Pernicious Deedを足したサイカディードも登場した。

[編集] ヒストリック

ヒストリックでは、自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathを中心とするランプコントロールの一つとして、黒緑青のものがメタの一角となっている。


Thoughtseize / 思考囲い (黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。あなたは2点のライフを失う。



Uro, Titan of Nature's Wrath / 自然の怒りのタイタン、ウーロ (1)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 巨人(Giant)

自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出たとき、これが脱出していないかぎり、これを生け贄に捧げる。
自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出るか攻撃するたび、あなたは3点のライフを得てカードを1枚引く。その後、あなたはあなたの手札から土地カード1枚を戦場に出してもよい。
脱出 ― (緑)(緑)(青)(青),あなたの墓地から他のカード5枚を追放する。(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれの脱出コストで唱えてもよい。)

6/6


Nissa, Who Shakes the World / 世界を揺るがす者、ニッサ (3)(緑)(緑)
伝説のプレインズウォーカー — ニッサ(Nissa)

あなたがマナを引き出す目的で森(Forest)をタップするたび、追加で(緑)を加える。
[+1]:あなたがコントロールしていてクリーチャーでない土地最大1つを対象とし、それの上に+1/+1カウンターを3個置く。それをアンタップする。それは警戒と速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。
[-8]:あなたは「あなたがコントロールしている土地は破壊不能を持つ。」を持つ紋章を得る。あなたのライブラリーから森カードを望む枚数探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。

5

基本戦略はラヴニカのギルド~基本セット2021期スタンダードのスゥルタイ・ランプと同じ。思考囲い/Thoughtseize取り除き/Eliminate対戦相手の脅威を対処しつつ、成長のらせん/Growth Spiralやウーロでマナ加速し、世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldを設置。ニッサでクリーチャー化した土地脱出させたウーロ、あるいはニッサが生み出す膨大なマナを注ぎ込んだハイドロイド混成体/Hydroid Krasisで勝負を決める。

2020ミシックインビテーショナルでは使用率2位となり[1]、優勝を飾った。

ゼンディカーの夜明け参入後は、ネオストームゴブリンジャンド・サクリファイスなど多くのデッキの対策となる鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earthを採用するためにタッチしたものが登場した。

[編集] サンプルリスト

[編集] アモンケットリマスター後

Sultai Midrange [8]
土地 (28)
4 繁殖池/Breeding Pool
1 ロークスワイン城/Castle Locthwain
2 水没した地下墓地/Drowned Catacomb
4 寓話の小道/Fabled Passage
2 異臭の池/Fetid Pools
2 森/Forest
1 内陸の湾港/Hinterland Harbor
2 島/Island
4 草むした墓/Overgrown Tomb
2 沼/Swamp
4 ゼイゴスのトライオーム/Zagoth Triome
クリーチャー (7)
3 ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis
4 自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath
呪文 (25)
4 霊気の疾風/Aether Gust
1 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
3 取り除き/Eliminate
1 本質の散乱/Essence Scatter
1 絶滅の契機/Extinction Event
4 成長のらせん/Growth Spiral
2 衰滅/Languish
1 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
4 世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World
4 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
2 肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium
1 長老ガーガロス/Elder Gargaroth
1 墓掘りの檻/Grafdigger's Cage
1 無情な行動/Heartless Act
2 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils
2 否認/Negate
4 サメ台風/Shark Typhoon
2 魔女の復讐/Witch's Vengeance


[編集] ゼンディカーの夜明け後

Four-Color Midrange [9]
土地 (28)
4 繁殖池/Breeding Pool
4 寓話の小道/Fabled Passage
4 インダサのトライオーム/Indatha Triome
4 ゼイゴスのトライオーム/Zagoth Triome
2 森/Forest
2 島/Island
2 湿った墓/Watery Grave
1 水没した地下墓地/Drowned Catacomb
1 氷河の城砦/Glacial Fortress
1 草むした墓/Overgrown Tomb
1 平地/Plains
1 沼/Swamp
1 寺院の庭/Temple Garden
クリーチャー (9)
4 自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath
3 ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis
2 鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earth
呪文 (23)
4 思考囲い/Thoughtseize
4 成長のらせん/Growth Spiral
3 霊気の疾風/Aether Gust
2 取り除き/Eliminate
2 本質の散乱/Essence Scatter
1 ネスロイの神話/Mythos of Nethroi
3 絶滅の契機/Extinction Event
4 世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World
サイドボード (15)
1 墓掘りの檻/Grafdigger's Cage
1 否認/Negate
3 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils
1 魔女の復讐/Witch's Vengeance
3 虚空の力線/Leyline of the Void
2 鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earth
1 長老ガーガロス/Elder Gargaroth
3 サメ台風/Shark Typhoon

[編集] エクステンデッド(未来予知後)

相殺/Counterbalance師範の占い独楽/Sensei's Divining Topのソフトロックコンボを利用した相殺コントロールフィニッシャーとしてタルモゴイフ/Tarmogoyfを使用したCounterTop-Goyfが登場、未来予知後のプロツアーヴァレンシア07を制した。


Counterbalance / 相殺 (青)(青)
エンチャント

対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分のライブラリーの一番上のカードを公開してもよい。そうした場合、その呪文のマナ総量が公開されたカードのマナ総量と等しいならば、その呪文を打ち消す。



Dark Confidant / 闇の腹心 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。

2/1


Tarmogoyf / タルモゴイフ (1)(緑)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)

タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。

*/1+*

のちに師範の占い独楽/Sensei's Divining Topエクステンデッド禁止カードに指定されるまでメタゲームの一角を担い続けた。

[編集] エクステンデッド(ラヴニカ:ギルドの都後)

ラヴニカ:ギルドの都参入に伴うローテーション後のエクステンデッドでもこのコントロールデッキが活躍している。

プロツアーロサンゼルス05では、サイカトグ発掘ギミックを組み込んだ発掘サイカトグが活躍。


Psychatog / サイカトグ (1)(青)(黒)
クリーチャー — エイトグ(Atog)

カードを1枚捨てる:サイカトグはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
あなたの墓地にあるカード2枚を追放する:サイカトグはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。

1/2


Life from the Loam / 壌土からの生命 (1)(緑)
ソーサリー

あなたの墓地にある土地カードを最大3枚まで対象とし、それをあなたの手札に戻す。
発掘3(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを3枚切削してもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)


また、The Rockを足してけちな贈り物/Gifts Ungivenを加えたけちマルカも登場した。


Pernicious Deed / 破滅的な行為 (1)(黒)(緑)
エンチャント

(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。



Gifts Ungiven / けちな贈り物 (3)(青)
インスタント

対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーから異なる名前のカードを最大4枚まで探し、それらを公開する。そのプレイヤーはそれらのカードから2枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの墓地に置き、残りをあなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。


この時期の活躍の要因としては、ラヴニカ・ブロックでのショックランド登場によりマナ基盤の安定性が高まったことも大きい。

[編集] エクステンデッド(デュアルランド期)

デュアルランド時代のエクステンデッドには、破滅的な行為/Pernicious Deedによるボードコントロールを核としたパーミッショングッドスタッフデッキカウンターディードが存在した。


Force of Will / 意志の力 (3)(青)(青)
インスタント

あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。



Pernicious Deed / 破滅的な行為 (1)(黒)(緑)
エンチャント

(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。


詳細はカウンターディードを参照のこと。

[編集] レガシー

エクステンデッドと同様、相殺コントロールフィニッシャータルモゴイフ/Tarmogoyfを採用したCounterTop-Goyfが活躍している。


Counterbalance / 相殺 (青)(青)
エンチャント

対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分のライブラリーの一番上のカードを公開してもよい。そうした場合、その呪文のマナ総量が公開されたカードのマナ総量と等しいならば、その呪文を打ち消す。



Tarmogoyf / タルモゴイフ (1)(緑)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)

タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。

*/1+*

ラヴニカへの回帰で相殺の天敵突然の衰微/Abrupt Decayが登場してからは、逆にこれを採用してグッドスタッフ的に纏めた対応力の高いコントロールデッキに変化した。


Abrupt Decay / 突然の衰微 (黒)(緑)
インスタント

この呪文は打ち消されない。
マナ総量が3以下の土地でないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。


その中でもカウンターを極限まで減らし、続唱ギミックでカード・アドバンテージを狙うBUG Cascadeが結果を残している。

[編集] サンプルリスト

Sultai Control [10]
土地 (21)
1 Bayou
1 島/Island
3 霧深い雨林/Misty Rainforest
4 汚染された三角州/Polluted Delta
1 沼/Swamp
2 Tropical Island
3 Underground Sea
3 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
3 不毛の大地/Wasteland
クリーチャー (13)
4 悪意の大梟/Baleful Strix
4 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
2 トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest
1 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
2 真の名の宿敵/True-Name Nemesis
呪文 (26)
3 突然の衰微/Abrupt Decay
4 渦まく知識/Brainstorm
1 悪魔の布告/Diabolic Edict
3 致命的な一押し/Fatal Push
1 狼狽の嵐/Flusterstorm
4 意志の力/Force of Will
2 トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach
2 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
1 最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope
3 思案/Ponder
2 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
1 苦花/Bitterblossom
2 青霊破/Blue Elemental Blast
1 狼狽の嵐/Flusterstorm
1 壌土からの生命/Life from the Loam
1 最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope
2 湿地での被災/Marsh Casualties
1 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
3 外科的摘出/Surgical Extraction
1 森の知恵/Sylvan Library
1 思考囲い/Thoughtseize
1 毒の濁流/Toxic Deluge

[編集] 脚注

  1. 2020 Mythic Invitational Metagame Breakdown/2020ミシックインビテーショナル メタゲームブレイクダウン(MAGIC.gg 2020年9月9日 Frank Karsten著)

[編集] 参考

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