放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer

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''WHISPERのルール文章は最新の[[オラクル]]に未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「[[任意の対象|1つを対象とする]]」に読み替えてください。''
  
[[ティム]]の愛称で親しまれ、[[第7版]]まで[[皆勤賞]]であった[[ウィザード]]
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長年に渡って[[ティム]]の愛称で親しまれた[[ウィザード]]。1点の[[ダメージ]]を飛ばす[[起動型能力]]を持つ[[クリーチャー]]の元祖。
[[リミテッド]]での強力な[[除去]]兼[[クロック]]であり、また[[構築]]でも[[ブルーオーブ]]等で活躍した。
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[[落ちる|青]]には珍しい直接[[ダメージ]]であったためか、[[第8版]][[基本セット]][[落ち]]
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[[除去]]としても[[クロック]]としても使えるのが強み。[[リミテッド]]では是非とも[[デッキ]]に投入したい1枚。また[[構築]]でも[[ブルーオーブ]]などで活躍した。
これからはティムは[[]]に移るようだ。 →[[色の役割]]
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ティムの愛称で親しまれた[[日本語画像:Prodigal Sorcerer~6ED|人の良さそうなおじさん]]だったのだが、第7版では[[絵|イラスト]]が変更されてしまい、[[日本語画像:Prodigal Sorcerer~7ED|悪魔に取り憑かれたような顔]]になってしまった。
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*読み方は「ほうとうまじゅつし」。
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*[[第7版]]まで[[皆勤賞]]であったが、直接[[ダメージ]][[能力]]が[[青]]の[[カード]]として不適切(→[[色の役割]])と判断されたためか、[[第8版]]で[[基本セット]][[落ちる|落ち]]した。
*2000年9月の[[フライデー・ナイト・マジック]]で、[[プロモーション・カード]]になった。
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*[[第6版]]までの{{Gatherer|id=14523}}は、ティムの愛称の語源となった人の良さそうなおじさんの[[絵|イラスト]]だったが、第7版ではイラストが変更され、悪魔に取り憑かれたような顔になってしまった({{Gatherer|id=11458|第7版のカード画像}})。
*[[時のらせん]]で[[タイムシフト]][[カード]]として[[再録]]。
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**[[時のらせん]]で[[タイムシフト]]カードとして[[再録]]。これに際して新たに[[人間]]の[[クリーチャー・タイプ]]を得た。また、イラストも第6版以前のものが採用されている。再録後の構築でも[[苦花/Bitterblossom]]対策として採用される実績があった。
これに際して新たに[[人間]][[クリーチャー・タイプ]]を得た。
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**[[エターナルマスターズ]]再録時には上記のどちらとも異なる新規{{Gatherer|id=414107}}が採用されている。また、公式サイトにて「放蕩魔術師」というタイトルの短編小説が公開された<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/prodigal-sorcerers-2016-05-25 The Prodigal Sorcerers]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0016994/ 放蕩魔術師](Magic Story 2016年5月25日 [[Mark Price]]著)</ref>
また、イラストも変更前のものが採用されている。
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*基本セットでは一貫して[[コモン]]として収録されたが、[[Masters Edition 4]]では[[アンコモン]]に変更された。エターナルマスターズでも続けてアンコモンとしての収録となっている。
*[[次元の混乱]]にて、赤の[[放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer]]としてタイムシフト。
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*[[2000年]]9月の[[フライデー・ナイト・マジック]]で、[[プロモーション・カード]]になった。
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*[[wikipedia:ja:モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル|モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル]]」との[[ユニバースビヨンド]]の[[Secret Lair Drop Series/2024年#Secret Lair x Monty Python and the Holy Grail: Vol.1|Secret Lair x Monty Python and the Holy Grail: Vol.1]]での[[別名]]は'''Tim the Enchanter'''。愛称のティムそのものになった。
  
== 主な亜種==
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==関連カード==
*[[ズアーの投呪士/Zuran Spellcaster]]
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*[[放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer]] - [[]][[タイムシフト]][[第10版]]からはこちらが[[基本セット]]入りしている。([[次元の混乱]])
*[[ルートウォーターのハンター/Rootwater Hunter]]
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*[[スークアタの火渡り/Suq'Ata Firewalker]]
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*[[ソーンウィンド・フェアリー/Thornwind Faeries]](→[[飛行]])
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*[[海賊船/Pirate Ship]]
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*[[大口獣/Mawcor]]
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*[[巣立つ大口獣/Fledgling Mawcor]](→[[変異]])
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==参考==
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===[[同型再版]]===
*[[Prodigal Sorcerer]]([[Magic Online Vanguard]])
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*[[ズアーの投呪士/Zuran Spellcaster]] - ([[アイスエイジ]]
*[[カード名国語辞典]]
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*[[ルートウォーターのハンター/Rootwater Hunter]] - ([[テンペスト]]
  
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===主な亜種===
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ここでは、ティム能力を持つ青のクリーチャーを挙げる。赤を含むものについては[[放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer]]を参照のこと。
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*[[海賊船/Pirate Ship]] - [[生息条件]]([[島]])を持つ。5マナ4/3。([[リミテッド・エディション]])
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*[[スークアタの火渡り/Suq'Ata Firewalker]] - 赤の[[呪文]]や能力の対象にならない。3マナ0/1。([[ミラージュ]])
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*[[気まぐれ魔術師/Capricious Sorcerer]] - [[起動]]できるタイミングを制限した[[下位互換]]。([[ポータル]])
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**[[魔術師の弟子/Apprentice Sorcerer]] - 気まぐれ魔術師の同型再版。([[ポータル・セカンドエイジ]])
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**[[呉の弓兵/Wu Longbowman]] - 気まぐれ魔術師の同型再版。([[ポータル三国志]])
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*[[大口獣/Mawcor]] - [[飛行]]を持つ。5マナ3/3。([[テンペスト]])
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**[[巣立つ大口獣/Fledgling Mawcor]] - [[変異]]付きの大口獣の[[リメイク]]。4マナ2/2。([[時のらせん]])
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*[[ソーンウィンド・フェアリー/Thornwind Faeries]] - [[飛行]]を持つ。[[ダブルシンボル]]3マナ1/1。([[ウルザズ・レガシー]])
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*[[有刺障壁/Stinging Barrier]] - 起動に[[青マナ]]1点が必要。ダブルシンボル4マナ0/4の[[壁]]。([[メルカディアン・マスクス]])
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*[[サマイトの射手/Samite Archer]] - [[軽減]]もできる。[[白青]]3マナ1/1。([[インベイジョン]])
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2点ダメージを与える亜種。
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*[[超心霊体/Psionic Entity]] - 自身にも3点のダメージを与えてしまう。5マナ2/2。([[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]])
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*[[Reveka, Wizard Savant]] - [[伝説の]]クリーチャー。次のアンタップ時にアンタップしない。[[ダブルシンボル]]4マナ0/1。([[ホームランド]])
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*[[心霊スリヴァー/Psionic Sliver]] -超心霊体の能力を共有させる[[スリヴァー]]。5マナ2/2。([[時のらせん]])
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==脚注==
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<references />
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== 参考 ==
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*[[カード名国語辞典#放蕩|放蕩(ほうとう)]]([[カード名国語辞典]])
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*[[Prodigal Sorcerer Avatar]] ([[Magic Online Vanguard]])
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
*[[カード個別評価:7版(7th)]]
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*[[カード個別評価:第7版]] - [[コモン]]
*[[カード個別評価:クラシック(6th)]]
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*[[カード個別評価:第6版]] - [[コモン]]
*[[カード個別評価:5版(5th)]]
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*[[カード個別評価:第5版]] - [[コモン]]
*[[カード個別評価:4版(4th)]]
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*[[カード個別評価:第4版]] - [[コモン]]
*[[カード個別評価:リバイズド(3rd)]]
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*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[コモン]]
*[[カード個別評価:アンリミテッド(2nd)]]
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*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:エターナルマスターズ]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2024年#Secret Lair x Monty Python and the Holy Grail: Vol.1|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Monty Python and the Holy Grail: Vol.1]]
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[[Category:俗称のあるカード|ほうとうましゆつし]]
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2024年7月27日 (土) 14:20時点における最新版


Prodigal Sorcerer / 放蕩魔術師 (2)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。放蕩魔術師はそれに1点のダメージを与える。

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WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。

長年に渡ってティムの愛称で親しまれたウィザード。1点のダメージを飛ばす起動型能力を持つクリーチャーの元祖。

除去としてもクロックとしても使えるのが強み。リミテッドでは是非ともデッキに投入したい1枚。また構築でもブルーオーブなどで活躍した。

[編集] 関連カード

[編集] 同型再版

[編集] 主な亜種

ここでは、ティム能力を持つ青のクリーチャーを挙げる。赤を含むものについては放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancerを参照のこと。

2点ダメージを与える亜種。

[編集] 脚注

  1. The Prodigal Sorcerers/放蕩魔術師(Magic Story 2016年5月25日 Mark Price著)

[編集] 参考

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