茨の副官/Thorn Lieutenant

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[[対象]]に取られるたびに[[トークン]]を[[生成]]する[[誘発型能力]]と、[[マナ]]を[[支払う|支払って]]自身を[[強化]]する[[起動型能力]]を併せ持つ[[エルフ]]・[[戦士]]。
 
[[対象]]に取られるたびに[[トークン]]を[[生成]]する[[誘発型能力]]と、[[マナ]]を[[支払う|支払って]]自身を[[強化]]する[[起動型能力]]を併せ持つ[[エルフ]]・[[戦士]]。
  
2マナ2/3の優れた[[マナレシオ]]に加え、多くの[[単体除去]]に対する擬似的な[[除去耐性]]を持ち、[[マナフラッド]]や長期戦によって[[土地]]が伸びれば6/7の脅威に化ける優秀な[[クリーチャー]][[アグロ]][[デッキ]]に対する[[ブロッカー]]としても、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]に対する[[アタッカー]]としても有用。
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2マナ2/3の優れた[[マナレシオ]]に加え、多くの[[単体除去]]に対する簡易的な[[除去耐性]]を持ち、[[マナフラッド]]や長期戦によって[[土地]]が伸びれば6/7の脅威に化ける優秀な[[クリーチャー]]。これは殆どのフィニッシャーと相討ち以上に持っていけるサイズである。[[アグロ]][[デッキ]]に対する[[ブロッカー]]としても、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]に対する[[アタッカー]]としても有用。
  
登場時の[[スタンダード]]では[[鉄葉ストンピィ]]や[[黒緑巻きつき蛇]]で採用された。
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[[養育者、マーウィン/Marwyn, the Nurturer]]との相性は良い。除去されてもトークン生成によりマーウィンが大きくなる上、十分に大きくなれば爆発的なマナ生成の受け皿にもなる。
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登場時の[[スタンダード]]では[[鉄葉ストンピィ]]や[[黒緑巻きつき蛇]]で採用される。[[灯争大戦]]追加後は[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]の-3[[忠誠度能力]]に強いことから[[ステロイド/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|グルール・ミッドレンジ]]など緑絡みのデッキで採用されることが増えた。テフェリー側の「最速で出して当面の脅威になる2~3マナのクリーチャーを[[バウンス]]して時間を稼ぐ」という常套手段に対して、残されたトークンの[[攻撃]]ですぐにテフェリーを排除できるのは非常に大きい。
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*[[エルフの戦士/Elvish Warrior]]や、同時収録の[[熊のチャンピオン/Ursine Champion]]の[[上位互換]]。
  
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==
この[[カード]]は元々エルフの[[部族カード]]として作られたものだったが、2マナ2/3というステータスが単純に[[赤]]や[[白]]のアグロデッキに対して強かったため、[[緑]]の汎用的な強カードとして作り直されることになった(元々の役割は[[エルフの部族呼び/Elvish Clancaller]]に引き継がれた)。まず赤系アグロの優秀な[[火力]][[呪文]]に対する対策としてトークン生成[[能力]]が付けられ、次にコントロール対策、特に[[残骸の漂着/Settle the Wreckage]]で伸びたマナを利用する手段として、自己強化能力が付けられた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/play-design/first-look-core-set-2019-future-future-league-2018-08-03 First Look: Core Set 2019 Future Future League]/[https://mtg-jp.com/reading/pd/0030944/ 第一印象:『基本セット2019』フューチャー・フューチャー・リーグ](Play Design [[2018年]]8月3日 [[Andrew Brown]]著)</ref>。
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この[[カード]]は元々エルフの[[タイプ的カード]]として作られたものだったが、2マナ2/3というステータスが単純に[[赤]]や[[白]]のアグロデッキに対して強かったため、[[緑]]の汎用的な強カードとして作り直されることになった(元々の役割は[[エルフの部族呼び/Elvish Clancaller]]に引き継がれた)。まず赤系アグロの優秀な[[火力]][[呪文]]に対する対策としてトークン生成[[能力]]が付けられ、次にコントロール対策、特に[[残骸の漂着/Settle the Wreckage]]で伸びたマナを利用する手段として、自己強化能力が付けられた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/play-design/first-look-core-set-2019-future-future-league-2018-08-03 First Look: Core Set 2019 Future Future League]/[https://mtg-jp.com/reading/pd/0030944/ 第一印象:『基本セット2019』フューチャー・フューチャー・リーグ](Play Design [[2018年]]8月3日 [[Andrew Brown]]著)</ref>。
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2024年7月19日 (金) 08:31時点における最新版


Thorn Lieutenant / 茨の副官 (1)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

茨の副官が、対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、緑の1/1のエルフ(Elf)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークンを1体生成する。
(5)(緑):ターン終了時まで、茨の副官は+4/+4の修整を受ける。

2/3

対象に取られるたびにトークン生成する誘発型能力と、マナ支払って自身を強化する起動型能力を併せ持つエルフ戦士

2マナ2/3の優れたマナレシオに加え、多くの単体除去に対する簡易的な除去耐性を持ち、マナフラッドや長期戦によって土地が伸びれば6/7の脅威に化ける優秀なクリーチャー。これは殆どのフィニッシャーと相討ち以上に持っていけるサイズである。アグロデッキに対するブロッカーとしても、コントロールデッキに対するアタッカーとしても有用。

養育者、マーウィン/Marwyn, the Nurturerとの相性は良い。除去されてもトークン生成によりマーウィンが大きくなる上、十分に大きくなれば爆発的なマナ生成の受け皿にもなる。

登場時のスタンダードでは鉄葉ストンピィ黒緑巻きつき蛇で採用される。灯争大戦追加後は時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerの-3忠誠度能力に強いことからグルール・ミッドレンジなど緑絡みのデッキで採用されることが増えた。テフェリー側の「最速で出して当面の脅威になる2~3マナのクリーチャーをバウンスして時間を稼ぐ」という常套手段に対して、残されたトークンの攻撃ですぐにテフェリーを排除できるのは非常に大きい。

[編集] 開発秘話

このカードは元々エルフのタイプ的カードとして作られたものだったが、2マナ2/3というステータスが単純にのアグロデッキに対して強かったため、の汎用的な強カードとして作り直されることになった(元々の役割はエルフの部族呼び/Elvish Clancallerに引き継がれた)。まず赤系アグロの優秀な火力呪文に対する対策としてトークン生成能力が付けられ、次にコントロール対策、特に残骸の漂着/Settle the Wreckageで伸びたマナを利用する手段として、自己強化能力が付けられた[1]

[編集] 脚注

  1. First Look: Core Set 2019 Future Future League/第一印象:『基本セット2019』フューチャー・フューチャー・リーグ(Play Design 2018年8月3日 Andrew Brown著)

[編集] 参考

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