フェアリーの大群/Cloud of Faeries
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− | + | フリースペルの[[クリーチャー]]の中では最も[[軽い|軽く]]、クリーチャーゆえに再利用手段も豊富であるため、様々な[[コンボ]](主に[[無限コンボ]]関係)に組み込まれた。初期型の[[アルーレン]]や[[エターナルウインド]]などの[[コンボパーツ]]の1枚である。 | |
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− | + | また、同[[ブロック (総称)|ブロック]]の[[断絶/Snap]]と組み合わせることで、[[コスト]]減少カードや複数マナを生み出す[[土地]]によりマナを増やしつつ[[呪文]]を[[唱える|唱え]]た回数を稼げるので、[[ストーム]]による[[コピー]]を増やすことができる。[[断絶デザイア]]及びその亜種などに搭載された[[ギミック]]である。もちろん、効率は落ちるが断絶に限らず他の[[バウンス]]手段でもストーム稼ぎに有用である。 | |
− | + | フリースペルであるため[[打ち消す|カウンター]]のマナを阻害しない、[[フライヤー]]なので[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されにくいといった利点から、[[クロック・パーミッション]]とも相性がよい。[[エターナル]]で流行している[[フィッシュ#エターナル|フィッシュ]]を中心とした[[ウィニー]]にも多く採用され、[[フェアリー・ストンピィ]]でも主力の一角を担った。 | |
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+ | [[パウパー]]においても、実質0マナの飛行[[クロック]]として運用される他、[[呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite]]のための[[フェアリー]]を増やしたり(→[[フィッシュ#パウパー|パウパー版フィッシュ]])、[[バウンスランド]]を[[アンタップ]]して[[マナ加速]]したり(→[[Familiar Combo]])と用途は広い。また、[[フェアリー (デッキ)#パウパー|フェアリーデッキ]]が[[トップメタ]]の一角ということもあり、[[Magic Online]]では[[Vintage Masters]]で[[アンコモン]]として[[再録]]されるまでは高額[[コモン]]カードの代表格のひとつだった。 | ||
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+ | 2016年1月27日より、[[Familiar Combo]]など環境で青が圧倒的に多いことを受け、パウパーで[[禁止カード]]に指定された([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/january-18-2016-banned-and-restricted-announcement-2016-01-18 参考]/[http://mtg-jp.com/publicity/0016309/ 翻訳])。 | ||
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+ | *多種多様な[[コンボデッキ]]に悪用されたせいで、サイクリング[[能力]]は影が薄い。 | ||
+ | *[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]で[[タイプ的カード]]を多数獲得した現在ならば、フェアリーの[[クリーチャー・タイプ]]を活かすこともできるだろう。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:ウルザズ・レガシー]] - [[コモン]] |
+ | *[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[アンコモン]] |
2024年6月27日 (木) 06:55時点における最新版
クリーチャー — フェアリー(Faerie)
飛行
フェアリーの大群が戦場に出たとき、土地を最大2つまでアンタップする。
サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
2マナ1/1飛行のフリースペル、おまけにサイクリング付きとはかなり優秀。やはりフリースペルのカードはどこかおかしい。
フリースペルのクリーチャーの中では最も軽く、クリーチャーゆえに再利用手段も豊富であるため、様々なコンボ(主に無限コンボ関係)に組み込まれた。初期型のアルーレンやエターナルウインドなどのコンボパーツの1枚である。
また、同ブロックの断絶/Snapと組み合わせることで、コスト減少カードや複数マナを生み出す土地によりマナを増やしつつ呪文を唱えた回数を稼げるので、ストームによるコピーを増やすことができる。断絶デザイア及びその亜種などに搭載されたギミックである。もちろん、効率は落ちるが断絶に限らず他のバウンス手段でもストーム稼ぎに有用である。
フリースペルであるためカウンターのマナを阻害しない、フライヤーなのでブロックされにくいといった利点から、クロック・パーミッションとも相性がよい。エターナルで流行しているフィッシュを中心としたウィニーにも多く採用され、フェアリー・ストンピィでも主力の一角を担った。
パウパーにおいても、実質0マナの飛行クロックとして運用される他、呪文づまりのスプライト/Spellstutter Spriteのためのフェアリーを増やしたり(→パウパー版フィッシュ)、バウンスランドをアンタップしてマナ加速したり(→Familiar Combo)と用途は広い。また、フェアリーデッキがトップメタの一角ということもあり、Magic OnlineではVintage Mastersでアンコモンとして再録されるまでは高額コモンカードの代表格のひとつだった。
2016年1月27日より、Familiar Comboなど環境で青が圧倒的に多いことを受け、パウパーで禁止カードに指定された(参考/翻訳)。
- 多種多様なコンボデッキに悪用されたせいで、サイクリング能力は影が薄い。
- ローウィン=シャドウムーア・ブロックでタイプ的カードを多数獲得した現在ならば、フェアリーのクリーチャー・タイプを活かすこともできるだろう。