クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger
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*能力の回数制限は「各[[ターン]]」に一度なので、対戦相手のターンにも起動できる。何かの工夫がないと森が凄い勢いで手札に溢れてしまうが、[[マロー/Maro]]や[[ティタニアの僧侶/Priest of Titania]]などには使う意味があるかもしれない。 | *能力の回数制限は「各[[ターン]]」に一度なので、対戦相手のターンにも起動できる。何かの工夫がないと森が凄い勢いで手札に溢れてしまうが、[[マロー/Maro]]や[[ティタニアの僧侶/Priest of Titania]]などには使う意味があるかもしれない。 | ||
*これほど強いのに、[[コモン]]の[[カード]]である。ちなみに、[[リメイク]]版である[[スクリブのレインジャー/Scryb Ranger]]や[[ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote]]は[[アンコモン]]。 | *これほど強いのに、[[コモン]]の[[カード]]である。ちなみに、[[リメイク]]版である[[スクリブのレインジャー/Scryb Ranger]]や[[ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote]]は[[アンコモン]]。 | ||
*もしこれがいなかったら[[ウィップ・バイパー]]はそこまで有名にはならなかったもしれない。 | *もしこれがいなかったら[[ウィップ・バイパー]]はそこまで有名にはならなかったもしれない。 | ||
− | * | + | *[[2001年]]9月の[[フライデー・ナイト・マジック]]で、[[プロモーション・カード]]になった。 |
+ | *[[コンピューターゲーム]]の[[マジック2014―デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ]]に収録された際、新規イラストが与えられた。[[モダンホライゾン2]]で[[再録]]された際もこの{{Gatherer|id=526466}}が使われている。 | ||
+ | *初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[エルフ]]のみだったが、モダンホライゾン2再録時に[[レインジャー]]のタイプを獲得した。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036177/ マジックのデザイン・AからZ その2]([[Making Magic]] [[2022年]]7月18日 [[Mark Rosewater]]著) | ||
*[[カード名百科事典#レインジャー|レインジャー]]([[カード名百科事典]]) | *[[カード名百科事典#レインジャー|レインジャー]]([[カード名百科事典]]) | ||
*[[クウィリーオン/Quirion]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[クウィリーオン/Quirion]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:ビジョンズ]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:ビジョンズ]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:モダンホライゾン2]] - [[アンコモン]] |
2024年6月20日 (木) 18:29時点における最新版
Quirion Ranger / クウィリーオン・レインジャー (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) レインジャー(Ranger)
クリーチャー — エルフ(Elf) レインジャー(Ranger)
あなたがコントロールする森(Forest)1つをオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。
1/1ビジョンズで登場した「機能性の塊」とも言えるクリーチャー。セニョールストンピィや5CGなどの緑デッキを陰で支えた優良クリーチャーである。
一見大したこともないようだが、攻撃に参加したクリーチャーをブロックに回したり、タップをコストに含む起動型能力を複数回起動したりとさまざまな使い道がある。加えて、自身も1マナと軽いため、貿易風ライダー/Tradewind Riderや暴走するヌー/Stampeding Wildebeestsのコストに充てることも簡単である。
これと森/Forest、ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesで計4マナ発生させられる。手順は以下のとおり。
- 森をタップして(緑)を出す。
- ラノワールのエルフをタップして(緑)を出す。
- クウィリーオン・レインジャーの能力を使用し、森を手札に戻しラノワールのエルフをアンタップする。
- 森を手札からプレイし、タップして(緑)を出す。
- ラノワールのエルフをタップして(緑)を出す。
また、アンタップ状態のクリーチャーを対象にして、能力を起動するのは差し支えない。このため、戦場にタップ状態のクリーチャーが1体もいなくても、
- ハルマゲドン/Armageddonに対応して能力を使って森を守れる。
- 土地をプレイしていないターンで手札に土地カードがないときに、戦場のタップした森を戻して置き直すことで、疑似的なマナ・クリーチャーとして扱える。
- なお、ラノワールのエルフなどと併用されることが多いためか、この能力単体ではマナ加速にはならないのだが、この「プレイし直す行動」がマナ加速と混同される場合もある。
自分で使う冬の宝珠/Winter Orbやハルマゲドンのデメリットの減殺や、対戦相手に使われた停滞/Stasisのロック打開などに大活躍した。自分で使う停滞とも相性が良い。→クウィリーオンステイシス
この能力で貿易風ライダーが2倍働くさまは、相手のやる気を大幅になくした。→トレードウィンド・サバイバル、5CG
レガシーにおいても各種エルフデッキなどで採用されている。→エルフ、親和エルフ
またコモンであるためパウパーでも使用可能。ストンピィやエルフの定番カードの1つである。
- 現在では、エルフのタイプ的支援を受けられるのも利点。
- 能力の回数制限は「各ターン」に一度なので、対戦相手のターンにも起動できる。何かの工夫がないと森が凄い勢いで手札に溢れてしまうが、マロー/Maroやティタニアの僧侶/Priest of Titaniaなどには使う意味があるかもしれない。
- これほど強いのに、コモンのカードである。ちなみに、リメイク版であるスクリブのレインジャー/Scryb Rangerやワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbioteはアンコモン。
- もしこれがいなかったらウィップ・バイパーはそこまで有名にはならなかったもしれない。
- 2001年9月のフライデー・ナイト・マジックで、プロモーション・カードになった。
- コンピューターゲームのマジック2014―デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズに収録された際、新規イラストが与えられた。モダンホライゾン2で再録された際もこのイラストが使われている。
- 初出時のクリーチャー・タイプはエルフのみだったが、モダンホライゾン2再録時にレインジャーのタイプを獲得した。