クウィリーオンステイシス

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

クウィリーオンステイシス(Quirion Stasis)は、クウィリーオン・レインジャー/Quirion Rangerを利用したステイシスデッキビジョンズ以降に成立。


Stasis / 停滞 (1)(青)
エンチャント

プレイヤーは自分のアンタップ・ステップを飛ばす。
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(青)を支払わないかぎり、停滞を生け贄に捧げる。



Quirion Ranger / クウィリーオン・レインジャー (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) レインジャー(Ranger)

あなたがコントロールする森(Forest)1つをオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。

1/1


Birds of Paradise / 極楽鳥 (緑)
クリーチャー — 鳥(Bird)

飛行
(T):好きな色のマナ1点を加える。

0/1

ビジョンズで登場したクウィリーオン・レインジャーは、そのアンタップ能力森/Forest回収能力によって停滞/Stasisロックを打破し、ステイシスデッキにとってはまさに天敵とも言える存在になった。そこで、逆にクウィリーオン・レインジャーをステイシスに利用することを考えたプレイヤーが現れたことでこのデッキが作られた。

具体的には、極楽鳥/Birds of Paradiseクウィリーオン・エルフ/Quirion Elvesといった青マナが出せるマナ・クリーチャーを用い、これらをクウィリーオン・レインジャーでアンタップして停滞のアップキープ・コスト支払い続ける。マナ・クリーチャーをアンタップしてアップキープ・コストを支払うという点では、黎明期のエナジーステイシスの後継といえるかも知れない。

なお、上記の通りマナ・クリーチャーとクウィリーオン・レインジャーを必要とするため、他のステイシスデッキと比べてクリーチャーを並べるようになっている。そのため、後のテンペスト貿易風ライダー/Tradewind Riderが登場した際にこのデッキへの投入が試みられ、それが後の貿易風ステイシスの原型となった。つまり、貿易風ステイシスの前身とも言えるデッキでもある。

さらに当時のエクステンデッドでは、クウィリーオン・レインジャーが戻せる森であり青マナを生み出せるでもあるTropical Islandの存在によりマナ・クリーチャーがいなくても停滞を維持できるタイプのものが登場した。フェッチランドの恩恵で速やかにTropical Islandを戦場に出すことができる。今ならエターナルスクリブのレインジャー/Scryb Rangerと計8体のレインジャーを投入したタイプも可能である。

[編集] 参考

MOBILE