ゴブリンの戦長/Goblin Warchief

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[[赤]]の戦長は[[ゴブリン]]。自軍のゴブリンに[[速攻]]を与える。
  
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[[スカージ]]では当時の[[ゴブリン (デッキ)|ゴブリンデッキ]]を[[メタゲーム|メタ]]の筆頭にまでのし上がらせた[[カード]]の1枚。[[コスト]]が減って速攻がつくということは、本来より2[[ターン]]も早く[[攻撃]]できるということである。全体的に[[軽い|軽量]]なゴブリンが軽くなってもあまり意味がないように見えるが、ゴブリンは[[色拘束]]が薄めのものが多いので、2[[マナ]]以上のゴブリンはほぼすべてコスト減少の恩恵を受けられる。結果、ゴブリンデッキは異常なまでの高速化を遂げ、[[ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver]]をはじめとするゴブリン軍団が1マナで次々に[[唱える|唱え]]られ、そのターン中に一斉に[[殴る|殴り]]かかって10点以上の[[ライフ]]を消し飛ばす、などという光景も珍しくなかった。
  
 
[[レガシー]]でも引き続きゴブリンデッキを牽引する。ただしコストを無視して直接ゴブリンを[[戦場に出す]][[能力]]を持つ[[ゴブリンの従僕/Goblin Lackey]]と役割が被るため、[[サイズ]][[修整]]を与える[[ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain]]が優先されることも多い。
 
[[レガシー]]でも引き続きゴブリンデッキを牽引する。ただしコストを無視して直接ゴブリンを[[戦場に出す]][[能力]]を持つ[[ゴブリンの従僕/Goblin Lackey]]と役割が被るため、[[サイズ]][[修整]]を与える[[ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain]]が優先されることも多い。
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[[ドミナリア]]で[[再録]]。[[モダン]]で使用可能になると共に、同期の[[スカークの探鉱者/Skirk Prospector]]や[[包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander]]も再録された。続く[[基本セット2019]]でも[[ゴブリンの損壊名手/Goblin Trashmaster]]という優秀な[[ロード (俗称)|ロード]]を始めとして[[スタンダード]]環境に大量にゴブリンが追加されることでデッキ構築の下地ができあがった状態となった。
  
 
*これ自身も速攻を[[得る]]ため、同じ3マナの[[ゴブリンの戦車/Goblin Chariot]]の立場がない。色拘束が薄いだけである。
 
*これ自身も速攻を[[得る]]ため、同じ3マナの[[ゴブリンの戦車/Goblin Chariot]]の立場がない。色拘束が薄いだけである。
*[[ライフカウンター]]のイラストにもなった。
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*[[ホビージャパン]]社から発売されていたスカージ版の[[ライフカウンター#ダイヤル式カウンター|ダイヤル式ライフカウンター]]には、このカードの{{Gatherer|id=43591}}が使われていた。
*[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013]]では「あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。」とだけ表記されているものの、速攻が適用されるのは元のカードのとおりゴブリンだけである。
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*[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013]]では「あなたが[[コントロール]]するクリーチャーは速攻を持つ。」とだけ表記されているものの、速攻が適用されるのは元のカードのとおりゴブリンだけである。
 
*[[2014年]]1月の[[オラクル]]変更により、[[クリーチャー・タイプ]]に[[戦士]]が追加されて「ゴブリン・戦士」になった。
 
*[[2014年]]1月の[[オラクル]]変更により、[[クリーチャー・タイプ]]に[[戦士]]が追加されて「ゴブリン・戦士」になった。
 
**[[エルフvsゴブリン]]に収録されたカードには「ゴブリン・戦士」と印刷されていたが({{Gatherer|id=157934|カード画像}})、オラクルではゴブリンのままだった。
 
**[[エルフvsゴブリン]]に収録されたカードには「ゴブリン・戦士」と印刷されていたが({{Gatherer|id=157934|カード画像}})、オラクルではゴブリンのままだった。
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*[[2006年]]5月の[[フライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カード]]として配布された。また、[[2016年]]5月にも[[Mark Zug]]による新規イラストと新規[[フレイバー・テキスト]]のFNMプロモとして配布された<ref>[http://mtg-jp.com/publicity/0016658/ 4月~6月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード更新](News 2016年3月31日 Blake Rasmussen著)</ref>。
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**仕様が変わったとはいえ2回も同シリーズのプロモとして選出されるだけでなく、2016年当時のFNMプロモは基本的に[[スタンダード]]の[[カード・セット]]のカードから選ばれていたにもかかわらず、その当時は[[エターナル]]でしか使用できず当時発売の商品に再録されていたわけでもないのに選出された異例の1枚である。日本公式サイトの4コマ漫画でもネタにされている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/4koma/0017373/ 4コマ漫画まとめ読み!2016年4~6月](マジック日本公式サイト) - 5月4日</ref>。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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==参考==
 
==参考==
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<references />
 
*[[Goblin Warchief Avatar]] ([[Magic Online Vanguard]])
 
*[[Goblin Warchief Avatar]] ([[Magic Online Vanguard]])
*[[コスト軽減カード]]
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*[[コスト減少カード]]
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*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:スカージ]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:スカージ]] - [[アンコモン]]
[[Category:WHISPER最新オラクル未対応]]
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:スペシャルゲスト (カルロフ邸殺人事件)]] - [[アンコモン]]([[ザ・リスト]])

2024年2月8日 (木) 02:59時点における最新版


Goblin Warchief / ゴブリンの戦長 (1)(赤)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)

あなたがゴブリン(Goblin)呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。
あなたがコントロールしているゴブリンは速攻を持つ。

2/2

の戦長はゴブリン。自軍のゴブリンに速攻を与える。

スカージでは当時のゴブリンデッキメタの筆頭にまでのし上がらせたカードの1枚。コストが減って速攻がつくということは、本来より2ターンも早く攻撃できるということである。全体的に軽量なゴブリンが軽くなってもあまり意味がないように見えるが、ゴブリンは色拘束が薄めのものが多いので、2マナ以上のゴブリンはほぼすべてコスト減少の恩恵を受けられる。結果、ゴブリンデッキは異常なまでの高速化を遂げ、ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriverをはじめとするゴブリン軍団が1マナで次々に唱えられ、そのターン中に一斉に殴りかかって10点以上のライフを消し飛ばす、などという光景も珍しくなかった。

レガシーでも引き続きゴブリンデッキを牽引する。ただしコストを無視して直接ゴブリンを戦場に出す能力を持つゴブリンの従僕/Goblin Lackeyと役割が被るため、サイズ修整を与えるゴブリンの酋長/Goblin Chieftainが優先されることも多い。

ドミナリア再録モダンで使用可能になると共に、同期のスカークの探鉱者/Skirk Prospector包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commanderも再録された。続く基本セット2019でもゴブリンの損壊名手/Goblin Trashmasterという優秀なロードを始めとしてスタンダード環境に大量にゴブリンが追加されることでデッキ構築の下地ができあがった状態となった。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

スカージの戦長サイクル。該当するクリーチャー・タイプを持つ呪文コストを減らし、何らかの恩恵を与える。

戦長はテンペスト大メダルとメカニズムが似ているため、イラストには大メダルが描かれている(→Ask Wizards 2005/6/28(Internet Archive)参照)。

[編集] 参考

  1. 4月~6月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード更新(News 2016年3月31日 Blake Rasmussen著)
  2. 4コマ漫画まとめ読み!2016年4~6月(マジック日本公式サイト) - 5月4日
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