ザーダ・コンボ
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[[黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker]]と[[厳かなモノリス/Grim Monolith]](または[[玄武岩のモノリス/Basalt Monolith]])の2枚が揃うと、モノリスの[[マナ能力]]と自身を[[アンタップ]]する[[能力]]を交互に[[起動]]することで[[無限マナ]]が成立する。これに加えて[[歩行バリスタ/Walking Ballista]]があれば、そのまま[[無限ダメージ]]で[[勝利]]となる。 | [[黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker]]と[[厳かなモノリス/Grim Monolith]](または[[玄武岩のモノリス/Basalt Monolith]])の2枚が揃うと、モノリスの[[マナ能力]]と自身を[[アンタップ]]する[[能力]]を交互に[[起動]]することで[[無限マナ]]が成立する。これに加えて[[歩行バリスタ/Walking Ballista]]があれば、そのまま[[無限ダメージ]]で[[勝利]]となる。 | ||
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*追加の勝ち手段として、[[無限マナ]]からの[[無限トークン]]が可能な[[改良式鋳造所/Retrofitter Foundry]]が採用されている。 | *追加の勝ち手段として、[[無限マナ]]からの[[無限トークン]]が可能な[[改良式鋳造所/Retrofitter Foundry]]が採用されている。 | ||
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+ | **Legacy Super Qualifier #12143001 on 04/30/2020 準優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/legacy-super-qualifier-2020-05-01 参考]) | ||
+ | **使用者:CoolUser | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[レガシー]](~[[イコリア:巨獣の棲処]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df319892}} | ||
+ | *[[緑白青]]の[[コントロール (デッキ)|コントロール]]型。Snowkoと呼ばれる[[王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns]]を採用した[[氷雪]][[デッキ]]とのハイブリッドデッキ。 | ||
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2022年3月13日 (日) 10:29時点における最新版
ザーダ・コンボ(Zirda Combo)は、黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwakerをキーカードに据えた無限コンボデッキ。イコリア:巨獣の棲処参入後のレガシー環境に存在した。
目次 |
[編集] 概要
伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental) 狐(Fox)
相棒 ― あなたの開始時のデッキに入っている各パーマネント・カードが、それぞれ起動型能力を持っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
あなたがマナ能力でない能力を起動するためのコストは(2)少なくなる。この効果は、そのコストに含まれるマナの点数を1点未満に減らせない。
(1),(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。
アーティファクト
厳かなモノリスは、あなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
(T):(◇)(◇)(◇)を加える。
(4):厳かなモノリスをアンタップする。
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
歩行バリスタは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
(4):歩行バリスタの上に+1/+1カウンターを1個置く。
歩行バリスタの上から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。歩行バリスタはそれに1点のダメージを与える。
黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwakerと厳かなモノリス/Grim Monolith(または玄武岩のモノリス/Basalt Monolith)の2枚が揃うと、モノリスのマナ能力と自身をアンタップする能力を交互に起動することで無限マナが成立する。これに加えて歩行バリスタ/Walking Ballistaがあれば、そのまま無限ダメージで勝利となる。
ザーダを相棒とすることで、コンボパーツの1枚を確実に唱えられるのが最大の特長。アーティファクトであるコンボパーツも大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorでサイドボードから呼び出すことができる。
ザーダの相棒条件のため、デッキ構成の選択肢は限られる。大きく分けて、大量のアーティファクトとともにオパールのモックス/Mox Opalや神秘の炉/Mystic Forgeを採用したタイプと、パーマネント・カードを最小限に抑えたコントロールタイプの2種類が存在する。
2020年5月18日にザーダがレガシーで禁止カードに指定され消滅した。このデッキが広くプレイはされていはいないが(当時は夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denデッキが環境を席巻していた)、とても高い勝率を記録していたため。勝率とメタゲームのシェアの両方において問題を起こすことになるとされた。
今後はヴィンテージでの活躍が期待される。
[編集] サンプルリスト
[編集] 白単
- 白単色のアーティファクト多用型。オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagersとライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondを中心とするサルベイジャーコンボ(ボンバーマン)とのハイブリッドデッキ。
- 追加の勝ち手段として、無限マナからの無限トークンが可能な改良式鋳造所/Retrofitter Foundryが採用されている。
[編集] 白青
Zirda Urza [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白青のアーティファクト多用型。最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificerとウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urzaが生成するトークンで盤面を制圧する。
[編集] 緑白青
Zirda Snowko [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 緑白青のコントロール型。Snowkoと呼ばれる王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsを採用した氷雪デッキとのハイブリッドデッキ。