捜査員、ジェイコブ・ハーキン/Jacob Hauken, Inspector
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+ | *[[第2面]]の[[常在型能力]]は[[第1面]]の起動型能力・および第2面の[[誘発型能力]]と[[関連している能力]]である。第1面の能力で[[裏向き]]に追放したカードを、[[第2面]]の能力で[[プレイ]]したり唱えてよい。 | ||
+ | **このカードが[[戦場を離れる|戦場を離れ]]たあと、これにより追放されていたカードはプレイできなくなる。別のハーキンの眼識を出しても、それは以前のハーキンの眼識とは関連を持たない[[オブジェクト]]である。 | ||
+ | *追放したカードをプレイするタイミングは通常の[[ルール]]の許諾に従う。[[インスタント]]ではなく[[瞬速]]を持たない[[呪文]]は[[あなた]]の[[メイン・フェイズ]]で[[スタック]]が空のとき唱えることができる。[[土地]]はあなたがまだ土地のプレイ権を残しており、あなたのメイン・フェイズでスタックが空のときプレイできる。 | ||
+ | *この能力でプレイできるのは、あなたの各[[ターン]]につき「土地でないカード1枚」か「土地カード1枚」のいずれかである。どちらかをこの能力でプレイしたならば、もう片方もこのターン中はこの能力でプレイできない。 | ||
+ | *これにより[[マナ・コストを支払うことなく唱える]]ことは[[代替コスト]]である。[[切除]]など他の代替コストを同時に適用することはできない。 | ||
+ | *マナ・コストに([[X]])を含む呪文をこれにより唱える場合、Xについての適正な選択は0だけである({{CR|107.3b}})。[[X#通常の方法以外でのマナ・コストの「X」の支払い]]の項も参照。 | ||
+ | *[[支払う|支払い]]を免除されるのはマナ・コストのみである。[[追加コスト]]や[[コスト増加カード|増加したコスト]]までは代替できず、[[総コスト]]を直接変更する効果も無視できない。 | ||
+ | **[[継ぎ接ぎの槍馬/Cobbled Lancer]]など強制の追加コストは必ず支払う必要があり、[[キッカー]]など任意の追加コストは支払うかどうかを選ぶことができる。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[神話レア]] | ||
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2021年11月25日 (木) 03:26時点における版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
(T):カード1枚を引き、その後あなたの手札にあるカード1枚を裏向きで追放する。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそのカードを見てもよい。あなたは(4)(青)(青)を支払ってもよい。そうしたなら、捜査員、ジェイコブ・ハーキンを変身させる。
0/2Hauken's Insight / ハーキンの眼識
〔青〕 伝説のエンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を裏向きで追放する。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそのカードを見てもよい。
あなたの各ターン中に1回、あなたは、このパーマネントによって追放されているカードのうち、土地1つをプレイするか、呪文1つをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
伝説のクリーチャーから伝説のエンチャントへと変身する両面カード。最初は伝説の人間・アドバイザーであり、ルーターだがカードを捨てるのではなく追放してしまう。ルーティング後に6マナを支払えば変身し、追放したカードをマナ・コストを支払うことなく唱えたりプレイしたりできる。
第1面は完全なシステムクリーチャーであり、変身までに相応のマナが必要となるため、序盤は単にルーターとして使うことになる。追放したカードはこれ自体が除去されてしまえばそのままになるため、最序盤に置いた場合は再利用を前提にせず、将来的にも不要となる可能性が高いものを選んで追放しておきたい。
第2面では第1面で追放したカードのほか、アップキープごとにライブラリーの一番上のカードを追放していき、それらもコスト不要で唱えたりプレイできるようにする。あなたのターンに1枚ずつと少々悠長ではあるものの、ほぼ確実にアドバンテージに繋がり、通常であれば大量のマナが必要となるコンボも軽く決められるようになる。ただしこれ自体が除去されてしまえば追放してあったカードは使えなくなってしまう。一般的にエンチャントはクリーチャーより除去されにくいので多少安全にはなったが、基本的に出し惜しみはせず、強力なカードから順に使用していきたいところ。
構築と比較して除去が少なくゲームスピードも遅いリミテッドでは強力なボムになりうる。序盤はルーターで事故を防ぎ、変身後はカード・テンポの両方で圧倒的なアドバンテージを獲得可能。一方でクリーチャーとしては脆弱極まりなく、戦闘はほぼ不可能なうえ炎恵みの稲妻/Flame-Blessed Boltや牙の天稟/Gift of Fangsのようなコモンの1マナ除去で処理されるので注意。
ルール
- 捜査員、ジェイコブ・ハーキン/Jacob Hauken, Inspector
- ハーキンの眼識/Hauken's Insight
- 第2面の常在型能力は第1面の起動型能力・および第2面の誘発型能力と関連している能力である。第1面の能力で裏向きに追放したカードを、第2面の能力でプレイしたり唱えてよい。
- 追放したカードをプレイするタイミングは通常のルールの許諾に従う。インスタントではなく瞬速を持たない呪文はあなたのメイン・フェイズでスタックが空のとき唱えることができる。土地はあなたがまだ土地のプレイ権を残しており、あなたのメイン・フェイズでスタックが空のときプレイできる。
- この能力でプレイできるのは、あなたの各ターンにつき「土地でないカード1枚」か「土地カード1枚」のいずれかである。どちらかをこの能力でプレイしたならば、もう片方もこのターン中はこの能力でプレイできない。
- これによりマナ・コストを支払うことなく唱えることは代替コストである。切除など他の代替コストを同時に適用することはできない。
- マナ・コストに(X)を含む呪文をこれにより唱える場合、Xについての適正な選択は0だけである(CR:107.3b)。X#通常の方法以外でのマナ・コストの「X」の支払いの項も参照。
- 支払いを免除されるのはマナ・コストのみである。追加コストや増加したコストまでは代替できず、総コストを直接変更する効果も無視できない。
- 継ぎ接ぎの槍馬/Cobbled Lancerなど強制の追加コストは必ず支払う必要があり、キッカーなど任意の追加コストは支払うかどうかを選ぶことができる。
関連カード
サイクル
イニストラード:真紅の契りの神話レアの変身する両面カードサイクル。
- 信仰縛りの審判官/Faithbound Judge - 兇徒の審判/Sinner's Judgment
- 捜査員、ジェイコブ・ハーキン/Jacob Hauken, Inspector - ハーキンの眼識/Hauken's Insight
- ヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathi - 冥府の予見者、ヘンリカ/Henrika, Infernal Seer
- 移り気な放火魔/Volatile Arsonist - 凶兆の血の騒擾者/Dire-Strain Anarchist
- アヴァブルックの世話人/Avabruck Caretaker - ホロウヘンジの猟匠/Hollowhenge Huntmaster