エレメンタル (デッキ)

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'''エレメンタル'''(''Elementals'')は、[[エレメンタル]]を主力とした[[部族 (俗称)|部族]][[デッキ]]の総称。
 
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==スタンダード==
==基本セット2020期==
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[[基本セット2020]]で[[エレメンタル]]が[[緑青赤]]のテーマとして取り上げられたことにより、'''ティムール・エレメンタル'''(''Temur Elementals'')と呼ばれる[[デッキ]]が[[スタンダード]]環境に登場した。
 
[[基本セット2020]]で[[エレメンタル]]が[[緑青赤]]のテーマとして取り上げられたことにより、'''ティムール・エレメンタル'''(''Temur Elementals'')と呼ばれる[[デッキ]]が[[スタンダード]]環境に登場した。
  
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[[発現する浅瀬/Risen Reef]]の存在下でエレメンタルを次々[[展開]]し、[[アドバンテージ]]を稼ぎながら戦う。発現する浅瀬や[[茨の騎兵/Cavalier of Thorns]]の[[土地]]を[[戦場に出す]][[能力]]と、[[乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil]]の[[シナジー]]も重要。
 
[[発現する浅瀬/Risen Reef]]の存在下でエレメンタルを次々[[展開]]し、[[アドバンテージ]]を稼ぎながら戦う。発現する浅瀬や[[茨の騎兵/Cavalier of Thorns]]の[[土地]]を[[戦場に出す]][[能力]]と、[[乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil]]の[[シナジー]]も重要。
  
===サンプルレシピ===
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*備考
 
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**[[StarCityGames.com]] Worcester Standard Open ベスト4([http://www.starcitygames.com/events/130719_worcester.html 参考])
 
**[[StarCityGames.com]] Worcester Standard Open ベスト4([http://www.starcitygames.com/events/130719_worcester.html 参考])
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[[エレメンタル]]という[[クリーチャー・タイプ]]は古くから存在したが、[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]を持つ[[カード]]は存在しなかったため、デッキとしては[[ファンデッキ]]以外は組まれることはなかった。
 
[[エレメンタル]]という[[クリーチャー・タイプ]]は古くから存在したが、[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]を持つ[[カード]]は存在しなかったため、デッキとしては[[ファンデッキ]]以外は組まれることはなかった。
  
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当初は[[キスキン (デッキ)#ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築|キスキン]]、青黒フェアリーに次ぐ第3勢力として有力な[[デッキタイプ]]であった。しかし、マナ・クリーチャーがキスキンやフェアリーへの対抗策の影響を受けてしまい、さらに[[くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique]]によって墓地活用エンジンを相手に利用されてしまうという弱点も明らかになったことで衰退した。
 
当初は[[キスキン (デッキ)#ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築|キスキン]]、青黒フェアリーに次ぐ第3勢力として有力な[[デッキタイプ]]であった。しかし、マナ・クリーチャーがキスキンやフェアリーへの対抗策の影響を受けてしまい、さらに[[くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique]]によって墓地活用エンジンを相手に利用されてしまうという弱点も明らかになったことで衰退した。
  
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*備考
 
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**[[グランプリバーミンガム08]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpbir08/welcome 参考])
 
**[[グランプリバーミンガム08]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpbir08/welcome 参考])
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[[モダンホライゾン2]]で[[孤独/Solitude]]などの[[ピッチスペル]]エレメンタルが登場したことで強化され、姿を見せるようになった。
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各種ピッチスペルエレメンタルで妨害しつつエレメンタルを展開する。ピッチするためには対応する色のカードを必要とするため、手札を補充できる[[発現する浅瀬/Risen Reef]]、4色のピッチコストになれ単体でもカードパワーのある[[創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation]]はスタンダード同様に重要なパーツ。また、[[儚い存在/Ephemerate]]も発現する浅瀬や[[想起]]と相性が良いため採用されることが多い。
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**Modern Challenge - #12312091 第7位 ([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/modern-challenge-2021-07-05 参考])
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**使用者:moksha
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[モダンホライゾン2]])
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==参考==
 
==参考==

2021年7月14日 (水) 17:22時点における版

エレメンタル(Elementals)は、エレメンタルを主力とした部族デッキの総称。

目次

スタンダード

基本セット2020期

基本セット2020エレメンタル緑青赤のテーマとして取り上げられたことにより、ティムール・エレメンタル(Temur Elementals)と呼ばれるデッキスタンダード環境に登場した。


Risen Reef / 発現する浅瀬 (1)(緑)(青)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

発現する浅瀬か他のエレメンタル(Elemental)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。それが土地カードであるなら、あなたはそれをタップ状態で戦場に出してもよい。そのカードを戦場に出さないなら、それをあなたの手札に加える。

1/1


Omnath, Locus of the Roil / 乱動の座、オムナス (1)(緑)(青)(赤)
伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental)

乱動の座、オムナスが戦場に出たとき、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤー1つを対象とする。これはそれに、あなたがコントロールしているエレメンタル(Elemental)の総数に等しい点数のダメージを与える。
上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコントロールしているエレメンタル1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターを1個置く。あなたが8つ以上の土地をコントロールしているなら、カード1枚を引く。

3/3

発現する浅瀬/Risen Reefの存在下でエレメンタルを次々展開し、アドバンテージを稼ぎながら戦う。発現する浅瀬や茨の騎兵/Cavalier of Thorns土地戦場に出す能力と、乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roilシナジーも重要。

サンプルレシピ

Temur Elementals [1]
土地 (24)
1 森/Forest
2 山/Mountain
4 繁殖池/Breeding Pool
3 内陸の湾港/Hinterland Harbor
4 根縛りの岩山/Rootbound Crag
4 蒸気孔/Steam Vents
4 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
2 神秘の神殿/Temple of Mystery
クリーチャー (23)
3 茨の騎兵/Cavalier of Thorns
4 這い絡む火跡/Creeping Trailblazer
4 枝葉族のドルイド/Leafkin Druid
2 生ける竜巻/Living Twister
2 はびこる精霊/Overgrowth Elemental
4 発現する浅瀬/Risen Reef
4 乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil
呪文 (13)
4 炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame
2 目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno
4 稲妻の一撃/Lightning Strike
3 ショック/Shock
サイドボード (15)
2 変容するケラトプス/Shifting Ceratops
3 燃えがら蔦/Cindervines
3 霊気の疾風/Aether Gust
2 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
2 炎の一掃/Flame Sweep
3 丸焼き/Fry


ローウィン=シャドウムーア・ブロック期

エレメンタルというクリーチャー・タイプは古くから存在したが、部族シナジーを持つカードは存在しなかったため、デッキとしてはファンデッキ以外は組まれることはなかった。

しかし、ローウィンでエレメンタルが主要部族に選ばれたことで構築でもデッキが組めるようになった。

活躍の場は主にローウィン=シャドウムーア・ブロック構築で、エレメンタルを主力とした5色デッキの形をとる。


Flamekin Harbinger / 炎族の先触れ (赤)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) シャーマン(Shaman)

炎族の先触れが戦場に出たとき、あなたはあなたのライブラリーからエレメンタル(Elemental)・カードを1枚探し、それを公開し、その後ライブラリーを切り直し、一番上にそのカードを置いてもよい。

1/1


Smokebraider / 煙束ね (1)(赤)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) シャーマン(Shaman)

(T):好きな色の組み合わせのマナ2点を加える。この能力は、エレメンタル(Elemental)呪文を唱えるためかエレメンタルの起動型能力を起動するためにのみ支払える。

1/1


Reveillark / 目覚ましヒバリ (4)(白)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

飛行
目覚ましヒバリが戦場を離れたとき、あなたの墓地にあるパワーが2以下のクリーチャー・カードを最大2枚まで対象とし、それらを戦場に戻す。
想起(5)(白)(あなたはこの呪文を、その想起コストを支払うことで唱えてもよい。そうした場合、戦場に出たときにこれを生け贄に捧げる。)

4/3

叫び大口/Shriekmaw目覚ましヒバリ/Reveillarkなどの強力な想起持ちエレメンタルを炎族の先触れ/Flamekin Harbinger煙束ね/Smokebraiderなどでサポートしつつ、概念の群れ/Horde of Notionsその場しのぎの人形/Makeshift Mannequinで再利用するマネキンコントロールの一種である。

煙束ねや花を手入れする者/Bloom Tenderなどのマナ・クリーチャーのアシストによる爆発力と、墓地利用によって得られるアドバンテージが強み。また、メタの中心にある青黒フェアリーに有効な雲打ち/Cloudthresherを活かしやすいのも利点。

5色ゆえのマナ基盤の不安定はローウィン=シャドウムーア・ブロックの優秀な多色土地でカバーする。

当初はキスキン、青黒フェアリーに次ぐ第3勢力として有力なデッキタイプであった。しかし、マナ・クリーチャーがキスキンやフェアリーへの対抗策の影響を受けてしまい、さらにくぐつ師の徒党/Puppeteer Cliqueによって墓地活用エンジンを相手に利用されてしまうという弱点も明らかになったことで衰退した。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (29)
2 叫び大口/Shriekmaw
4 熟考漂い/Mulldrifter
4 炎族の先触れ/Flamekin Harbinger
4 雲打ち/Cloudthresher
1 概念の群れ/Horde of Notions
4 白熱の魂炊き/Incandescent Soulstoke
4 目覚ましヒバリ/Reveillark
4 煙束ね/Smokebraider
2 薄れ馬/Wispmare
呪文 (7)
3 その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin
4 名も無き転置/Nameless Inversion
土地 (24)
2 火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket
2 偶像の石塚/Graven Cairns
2 秘教の門/Mystic Gate
4 原初の彼方/Primal Beyond
4 反射池/Reflecting Pool
1 沈んだ廃墟/Sunken Ruins
4 鮮烈な岩山/Vivid Crag
1 鮮烈な林/Vivid Grove
3 鮮烈な湿地/Vivid Marsh
1 樹木茂る砦/Wooded Bastion
サイドボード
2 膿絡み/Festercreep
4 炎渦竜巻/Firespout
4 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
2 叫び大口/Shriekmaw
2 誘惑蒔き/Sower of Temptation
1 薄れ馬/Wispmare

モダン

モダンホライゾン2孤独/Solitudeなどのピッチスペルエレメンタルが登場したことで強化され、姿を見せるようになった。


Solitude / 孤独 (3)(白)(白)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) インカーネーション(Incarnation)

瞬速
絆魂
孤独が戦場に出たとき、これ以外のクリーチャー最大1体を対象とする。それを追放する。そのクリーチャーのコントローラーはそれのパワーに等しい点数のライフを得る。
想起 ― あなたの手札から白のカード1枚を追放する。

3/2


Ephemerate / 儚い存在 (白)
インスタント

あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。その後それをオーナーのコントロール下で戦場に出す。
反復(この呪文があなたの手札から唱えられたなら、これの解決に際し、これを追放する。次のあなたのアップキープの開始時に、あなたは追放領域からこのカードをこれのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)


各種ピッチスペルエレメンタルで妨害しつつエレメンタルを展開する。ピッチするためには対応する色のカードを必要とするため、手札を補充できる発現する浅瀬/Risen Reef、4色のピッチコストになれ単体でもカードパワーのある創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationはスタンダード同様に重要なパーツ。また、儚い存在/Ephemerateも発現する浅瀬や想起と相性が良いため採用されることが多い。

サンプルレシピ

エレメンタル(モダン) [2]
土地 (23)
2 乾燥台地/Arid Mesa
4 魂の洞窟/Cavern of Souls
1 森/Forest
1 平地/Plains
4 原初の彼方/Primal Beyond
4 反射池/Reflecting Pool
1 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
2 手付かずの領土/Unclaimed Territory
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
クリーチャー (33)
4 激情/Fury
4 悲嘆/Grief
2 概念の群れ/Horde of Notions
4 稲妻の骨精霊/Lightning Skelemental
3 創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation
4 発現する浅瀬/Risen Reef
4 孤独/Solitude
4 雷族の呼び覚まし/Thunderkin Awakener
4 不確定な船乗り/Unsettled Mariner
呪文 (4)
4 儚い存在/Ephemerate
サイドボード (15)
2 虚空の杯/Chalice of the Void
4 忍耐/Endurance
4 基盤砕き/Foundation Breaker
4 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
1 孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguard


参考

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