炎族の先触れ/Flamekin Harbinger
提供:MTG Wiki
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) シャーマン(Shaman)
炎族の先触れが戦場に出たとき、あなたはあなたのライブラリーからエレメンタル(Elemental)・カードを1枚探し、それを公開し、その後ライブラリーを切り直し、一番上にそのカードを置いてもよい。
1/11マナ1/1と積極的に使いたい性能ではないので、サーチ能力をメインに考えていく事となる。各色に存在するエレメンタル・インカーネーションや時のらせんの幽体の魔力/Spectral Force、新星追い/Nova Chaserや猛牛の目/Eyes of the Wisentなどがサーチ候補として考えられる。
リミテッドでは、色にばらつきがあるエレメンタルよりも、多相クリーチャーとの組み合わせがやりやすい。クリーチャーとしての性能が低くアドバンテージが取れるわけでもないため、ピック内容によって投入の如何を考えるようにした方がよい。
構築では各種ETB能力持ちのエレメンタルと非常に相性がよく、シルバーバレット戦略が可能となる。また、煙束ね/Smokebraiderを安定して2ターン目に唱えるのにも役立つ。「1ターン目に炎族の先触れ、2ターン目に煙束ね、3ターン目に幽体の魔力」の流れは強力。それぞれ4枚積みすれば、かなりの確率で3ターン目に幽体の魔力を召喚できる。新星追いとの相性も抜群で、これを覇権させた場合、死んだ新星追いの後続をすぐに呼ぶことができ、凶悪である。
サイドボードに挿したいが採用枚数を抑えたいエレメンタルをサーチするのにも適している。エレメンタルデッキには後に、基盤砕き/Foundation Breakerというその条件に合致したカードが参入している。
シャーマンデッキでは1ターン目にこれを出し、(煙束ねなど即座に必要なものが手札にあれば)2枚目の炎族の先触れをサーチするのが気付きにくい好手とされ、公式コラムでも特にこのプレイングの有効性が解説された。
赤白ヒバリではよく1枚挿しされている。イーオスのレインジャー/Ranger of Eosからサーチされ、目覚ましヒバリ/Reveillarkをサーチできる上に、ヒバリの能力で帰ってくれば更なるヒバリを呼ぶことができるためである。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ローウィンの先触れクリーチャーサイクル。各クリーチャー・タイプのカードをサーチすることができる。
- キスキンの先触れ/Kithkin Harbinger(キスキン)
- メロウの先触れ/Merrow Harbinger(マーフォーク)
- 妖精の先触れ/Faerie Harbinger(フェアリー)
- ボガートの先触れ/Boggart Harbinger(ゴブリン)
- 炎族の先触れ/Flamekin Harbinger(エレメンタル)
- 巨人の先触れ/Giant Harbinger(巨人)
- エルフの先触れ/Elvish Harbinger(エルフ)
- ツリーフォークの先触れ/Treefolk Harbinger(ツリーフォーク)