第1回イロアス競技会/The First Iroan Games
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− | + | 都市国家[[アクロス/Akros]]において[[神]][[イロアス/Iroas]]の名で行われる競技会を表現した[[英雄譚]]。カードで[[赤白]]のそれらと異なりこちらは[[緑]]。 | |
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+ | :強化したトークンで条件を満たすのが流麗だが、もちろん素で他にパワー4以上のクリーチャーを出していた方が達成率は上がる。 | ||
+ | :[[テーロス還魂記]]のパワー4以上テーマに目配せしているため条件を満たすクリーチャーは[[リミテッド]]でも多い。 | ||
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+ | :また初のIV章英雄譚の一つであること自体が、[[信心]]を満たしやすいという側面もある。 | ||
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+ | クリーチャーを元手としてアドバンテージを取る事にフォーカスした英雄譚。これ自体が1/1を出せて効果が自己完結しているので使い勝手が良い。逐一クリーチャーを[[除去]]されると著しくリターンが減損するが、[[単体除去]]でわざわざ1/1に対応させた場合ならさほど気にはならないだろう。特にクリーチャーが並びやすいリミテッドでは全ての章を完遂しやすく強力。 | ||
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+ | 反面、[[全体除去]]には弱いので注意が必要。[[スタンダード]]環境では1/4以上のサイズのクリーチャーを置いてから使っていく事で、3マナ以下の全体除去で対処される危険性はほぼ無くなる。ある種[[エンチャント]]の性質を持ったクリーチャーとしての扱いも可能なので、エンチャントの[[サーチ]]手段や[[シナジー]]手段が豊富なデッキの地上戦力としての投入も考えられる。 | ||
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'''イロアス競技会'''/''The Iroan Games''は、都市国家[[アクロス/Akros]]で毎年夏に開催される様々な運動競技の大会。これはその第1回大会を描いたものである。 | '''イロアス競技会'''/''The Iroan Games''は、都市国家[[アクロス/Akros]]で毎年夏に開催される様々な運動競技の大会。これはその第1回大会を描いたものである。 | ||
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*モチーフは古代ギリシャの[[Wikipedia:ja:オリンピア (ギリシャ)|オリュンピア]]で4年に1度行われていた[[Wikipedia:ja:古代オリンピック|古代オリンピック]]だろう。{{Gatherer|id=476421}}は古代ギリシャの壺絵の技法、[[Wikipedia:ja:黒絵式|黒絵式]]を思わせる。 | *モチーフは古代ギリシャの[[Wikipedia:ja:オリンピア (ギリシャ)|オリュンピア]]で4年に1度行われていた[[Wikipedia:ja:古代オリンピック|古代オリンピック]]だろう。{{Gatherer|id=476421}}は古代ギリシャの壺絵の技法、[[Wikipedia:ja:黒絵式|黒絵式]]を思わせる。 | ||
2020年1月21日 (火) 13:21時点における版
エンチャント — 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IVの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 白の1/1の人間(Human)・兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを1体生成する。
II ― あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを3個置く。
III ― あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしているなら、カードを2枚引く。
IV ― 金(Gold)トークンを1つ生成する。
都市国家アクロス/Akrosにおいて神イロアス/Iroasの名で行われる競技会を表現した英雄譚。カードで赤白のそれらと異なりこちらは緑。
- II-
- 自分のクリーチャー1体に+1/+1カウンターを3つ乗せる。
- I章で出したトークンが生き残ってさえいればそのまま強化するだけで4/4となり、殴り始めるタイミングも一般的3マナ4/4クリーチャーと変わらない。
- III章のドローの呼び水になる重要な効果だが、基本的にこれでどれかに+1/+1カウンターを乗せられた時点でマナコスト分の働きは完遂している。
- III-
- パワー4以上のクリーチャーをコントロールできていれば2ドロー。大きなアドバンテージを得られるので狙っていきたい効果。
- 強化したトークンで条件を満たすのが流麗だが、もちろん素で他にパワー4以上のクリーチャーを出していた方が達成率は上がる。
- テーロス還魂記のパワー4以上テーマに目配せしているため条件を満たすクリーチャーはリミテッドでも多い。
- IV-
- 一度だけ任意マナを出せる金トークンを生成する。
- おまけに近いように見えてIII章を達成した場合の潤沢なハンドリソースを一気に使う役割を果たすため、利便性が高い。
- また初のIV章英雄譚の一つであること自体が、信心を満たしやすいという側面もある。
クリーチャーを元手としてアドバンテージを取る事にフォーカスした英雄譚。これ自体が1/1を出せて効果が自己完結しているので使い勝手が良い。逐一クリーチャーを除去されると著しくリターンが減損するが、単体除去でわざわざ1/1に対応させた場合ならさほど気にはならないだろう。特にクリーチャーが並びやすいリミテッドでは全ての章を完遂しやすく強力。
反面、全体除去には弱いので注意が必要。スタンダード環境では1/4以上のサイズのクリーチャーを置いてから使っていく事で、3マナ以下の全体除去で対処される危険性はほぼ無くなる。ある種エンチャントの性質を持ったクリーチャーとしての扱いも可能なので、エンチャントのサーチ手段やシナジー手段が豊富なデッキの地上戦力としての投入も考えられる。
関連カード
サイクル
テーロス還魂記のレアか神話レアの英雄譚のサイクル。キオーラ、海神を打ち倒す/Kiora Bests the Sea Godのみ神話レアで、他はレア。
- エルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Death
- キオーラ、海神を打ち倒す/Kiora Bests the Sea God
- ティマレット、死者を呼び出す/Tymaret Calls the Dead
- アクロス戦争/The Akroan War
- 第1回イロアス競技会/The First Iroan Games
ストーリー
イロアス競技会/The Iroan Gamesは、都市国家アクロス/Akrosで毎年夏に開催される様々な運動競技の大会。これはその第1回大会を描いたものである。