プレリリース・カード
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2015年9月5日 (土) 13:59時点における版
プレリリース・カード/Prerelease Cardは、プレリリース・トーナメント、プレリリース・パーティ、発売記念パーティ、発売記念週末で参加賞として配布されるプロモーション・カード。
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概要
テンペスト以降存在し、大抵はそのエキスパンションのテーマや主となるメカニズムを持つカードが選ばれる。
以前は、プレリリース・カードは大会中に使用するデッキに入れることはできなかった。プレリリース・パック(プレリリースイベント用の特製パック。プレリリース・カードが封入されている)が採用されているラヴニカへの回帰以降の各エキスパンションおよび各基本セットのプレリリース・トーナメントでは従来までと異なり、プレリリース・カードをその日のイベント中に使用するデッキに入れることが可能である。
沿革
- オンスロート
- オンスロート以降は、テキスト部分にエキスパンション・シンボルが大きくあしらわれるようになった。ただし、いくつかの例外も存在する。
- 時のらせんからアラーラ再誕までの発売記念パーティで配布されたプロモーション・カードは、各エキスパンションのタイトルロゴに置き換えられている。
- ラヴニカ・ブロックおよびラヴニカへの回帰ブロックでは、ギルド/Guildに属するカードはその該当するギルド・シンボルに置き換えられている。
- ミラディンの傷跡ブロックでは、ミラディン/Mirrodinあるいはファイレクシア/Phyrexiaの陣営マークに置き換えられている。
- タルキール覇王譚ブロックでは、氏族/Clanに属するカードはその該当する氏族のシンボルに置き換えられている。
- ミラディン
- ミラディンから基本セット2015までは通常版とは異なる絵が使われており、プレリリース・トーナメント中普通にブースターパックから入手した同名カードとの区別がよりしやすくなった。
- 時のらせん
- 時のらせんからイーブンタイドまでは、プレリリース・トーナメントとプレリリース・パーティで別のカードが配布されていた(プレリリース・パーティの配布カードは海外のリリース・トーナメントと同一)。WotC公式のプレリリース・トーナメントで発表されていた睡蓮の花/Lotus Bloomがプレリリース・パーティでは貰えなかったりと、一部のプレイヤーからは不満の声があった。なお、次元の混乱以降では、プレリリース・パーティでは別のカードが配布される注意事項が書かれ、モーニングタイド以降はあらかじめ配布カードが書かれるようになった。
- アラーラの断片
- アラーラの断片以降のプレリリースの一新に伴い、英語以外の各言語のカードも国別に作られ、再び1種類となった。新設された発売記念パーティでは、プレリリース・トーナメントと同一のカードが配布された。しかし、これが不評だったので、コンフラックス以降別々のカードが配布されている。
- このブロックから新たな希少度の神話レアが登場し、プレリリース・カードに選出された。
- ラヴニカへの回帰
- ラヴニカへの回帰およびギルド門侵犯のプレリリース・トーナメントでは、選択したギルドのプレリリース・カードをデッキに入れて使用できる(詳細はラヴニカへの回帰ブロック#プレリリース・トーナメントを参照)。これが好評であったため、テーロス以降の各プレリリース・トーナメントでも同様にプレリリース・カードを使用できるようになった。
- タルキール覇王譚
- タルキール覇王譚以降のプレリリース・カードは選択したプレリリース・キットごと数種類存在し、その中からランダムで1枚が封入される。イラストはいずれも既存のものと同一。また、イラスト右下に印刷されるプレリリース開催日の日付が箔押し印刷になっている(アラーラの断片以前の英語版プレリリース・カードで見られた仕様と同一)。
- 発売記念週末では従来通り異なるイラストのカードが配布される。
- プレリリース・カードの変更については、『タルキール覇王譚』プレリリース入門で語られている。
- 既存イラストのカードがプロモーション・カードに選ばれるのは、第10版以来の約7年ぶりとなる。
プレリリース・カード一覧
その他
- 一部の基本セットのプレリリース・カード(第8版~第10版)は、イラストが通常版・特製Foil・テキスト枠内にMagic the Gatheringのロゴが入った特別仕様となっており、大型セットのプレリリース・カードと異なっている。
- プレリリース・カードにはその大会の日付が印刷されている(以前は収録セットの発売日が記されていた)。
- 以前はどこの国で行われた大会でも英語版が配布されていた(後述の特殊言語除く)が、アラーラの断片以降は各言語のものが用意されている。
- ディセンション以前の画像は、MAGIC RARITIESで見ることができる(→Prerelease and Release Event Cards)。また時のらせん以降の画像は、あんかばで見ることができる(→2006~2008プロモーションカード画像および→2010プロモーションカード画像))。