漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death
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伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、呪禁
あなたがコントロールするドラゴン(Dragon)が1体攻撃するたび、ターン終了時まで、防御プレイヤーがコントロールするクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。
青黒の伝説のドラゴン。ドラゴンが攻撃するたびに防御プレイヤーのクリーチャーにマイナス修整を与える。
呪禁とタフネス7の組み合わせにより高い除去耐性を持ち、誘発型能力により単体でもタフネス1のトークンなどを一掃することができる。クロックの低さは難点だが、コントロールデッキのフィニッシャーとしてはかなり優秀。
スタンダードでは、青黒コントロールへの採用が検討できるが、同時に真珠湖の古きもの/Pearl Lake Ancientや予知するスフィンクス/Prognostic Sphinxとの競合が問題となる。汎用性では他の2枚に若干劣るものの、こちらはトークンデッキに対する制圧力や除去満載のコントロールデッキに対する強さなどで差別化できる。具体的なカードで言えば、太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Championに対するアンチ性能が非常に高い点や、命運の核心/Crux of Fateと好相性なのは大きなポイントだろう。
運命再編参入後しばらくは目立った活躍はなかったものの、タルキール龍紀伝で氷瀑の執政/Icefall Regentや龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar、龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutaiといった優秀なドラゴンと、シルムガルの嘲笑/Silumgar's Scornや忌呪の発動/Foul-Tongue Invocationなどの「ドラゴン・ボーナス」カードが登場したことにより、それらとともに青黒ドラゴンコントロールやエスパードラゴンコントロールで採用されている。
- 「複数への攻撃」選択ルールを用いる多人数戦(統率者戦など)における防御プレイヤーの扱いに注意。例えば、2体のドラゴンで対戦相手Aを、3体のドラゴンで対戦相手Bを同時に攻撃した場合、Aのクリーチャーは合計-2/-2の修整を受け、Bのクリーチャーは合計-3/-3の修整を受ける。
[編集] 関連カード
- 漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death
- 龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar
[編集] サイクル
運命再編の伝説のドラゴンのサイクル。いずれも友好色2色で、ドラゴンが攻撃することを誘発条件とする誘発型能力を持つ。
- 冬魂のオジュタイ/Ojutai, Soul of Winter
- 漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death
- 嵐の憤怒、コラガン/Kolaghan, the Storm's Fury
- 世界を溶かすもの、アタルカ/Atarka, World Render
- 永遠のドロモカ/Dromoka, the Eternal
[編集] ストーリー
シルムガル/Silumgarはタルキール/Tarkirの5つの龍種のうちの1つを統べる龍。スゥルタイ群/The Sultai Broodが崇める龍の「残忍/Ruthlessness」の相を体現する存在である。
詳細はシルムガル/Silumgarを参照。