火口の精霊/Crater Elemental

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Crater Elemental / 火口の精霊 (2)(赤)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

(赤),(T),火口の精霊を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。これはそれに4点のダメージを与える。
圧倒 ― (2)(赤):ターン終了時まで、火口の精霊の基本のパワーは8になる。あなたがコントロールするクリーチャーのパワーの合計が8以上であるときにのみ起動できる。

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生け贄に捧げることでクリーチャー火力飛ばせるブロッカー圧倒達成時にのみ、パワーを大幅に強化する能力起動できる。

大抵の地上戦力を受け止めつつ、必要に応じて除去に変換できるのはかなり便利。お互いにクリーチャーが並び膠着状態が続けば、今度は圧倒により8/6のサイズでプレッシャーをかけられる。一方、除去カードとして見た場合、起動コストタップ・シンボルを含むため即座に火力に変えることができず、かなり悠長。素早く圧倒を達成して3マナ8/6クリーチャーとして使っていく戦術も考えられるが、自身の基本のパワーが0であり、こればかり引くと目論見が外れて悶絶しがち。主力にするよりは、運が良ければアタッカーにもなり得る程度に考えるのが妥当だろうか。

リミテッドではシングルシンボルで使いやすいブロッカーであり、ドラゴンすら軒並み撃ち落せる除去になり得るため強力。リミテッドはクリーチャーが横に並びやすいため、圧倒能力も期待できる。

  • 圧倒持ちのカードの中で唯一基本のパワーが0である、異質な一枚。
  • 圧倒に頼らず、突撃陣形/Assault Formationで6/6相当として使う方法も考えられる。
  • たった3マナで8点もの打点を伸ばせるのは強力なプレッシャーになる。圧倒未達成の状態であえて攻撃することで「強化呪文を握っているかもしれない」と思わせ、不利なブロックを誘うプレイングもあり得るだろう。→ブラフ
  • こうした「置き火力」になれるのクリーチャーは過去にも多数存在したが、それらは大抵タフネスが低く一度の戦闘で花火のように消えていくのが常であった。こちらはタフネス偏重で生還しやすく、終始盤上に居座り続けることができる点で画期的。

[編集] 参考

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