プレイ
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− | [[呪文]]や[[起動型能力]]をプレイするとは、その[[効果]]を発生させるために、以下に示す一連の手順により、それを[[スタック]]の一番上に積むことをいう(詳しくは | + | ==呪文や起動型能力の場合== |
+ | [[呪文]]や[[起動型能力]]をプレイするとは、その[[効果]]を発生させるために、以下に示す一連の手順により、それを[[スタック]]の一番上に積むことをいう(詳しくは{{CR|409}}を参照)。 | ||
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また、呪文や能力が「プレイされた」状態になるのはコストの支払いのあとであり、この条件で[[誘発]]する能力はその時点で誘発する。 | また、呪文や能力が「プレイされた」状態になるのはコストの支払いのあとであり、この条件で[[誘発]]する能力はその時点で誘発する。 | ||
呪文や能力のプレイ中には[[優先権]]は発生せず、どのプレイヤーも呪文や能力をプレイすることはできない(ただし、マナ能力は例外)。 | 呪文や能力のプレイ中には[[優先権]]は発生せず、どのプレイヤーも呪文や能力をプレイすることはできない(ただし、マナ能力は例外)。 | ||
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*例:[[爆片破/Shrapnel Blast|爆片破/Shrapnel Blast]]のコストとして[[アーティファクト]]を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げた]]とする。その間、相手には(自分にも)優先権は発生しないので、「[[対応して]]そのアーティファクトを[[破壊]]し、呪文を無効化する」といったプレイはできない。 | *例:[[爆片破/Shrapnel Blast|爆片破/Shrapnel Blast]]のコストとして[[アーティファクト]]を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げた]]とする。その間、相手には(自分にも)優先権は発生しないので、「[[対応して]]そのアーティファクトを[[破壊]]し、呪文を無効化する」といったプレイはできない。 | ||
必要なコストが支払える限り、1[[ターン]]にプレイできる呪文や能力の数に制限はない。 | 必要なコストが支払える限り、1[[ターン]]にプレイできる呪文や能力の数に制限はない。 | ||
上記の手順を踏まずにスタックや[[場]]に置かれたものはプレイされたとは言わない。 | 上記の手順を踏まずにスタックや[[場]]に置かれたものはプレイされたとは言わない。 | ||
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*例:[[浄火明神/Myojin of Cleansing Fire]]は、[[手札]]からプレイされることで機能する[[常在型能力]]を持つ。これを[[歯と爪/Tooth and Nail]]などの効果で手札から場に直接出した場合は、プレイしたとはみなされない。結果、能力は機能せず、[[カウンター]]は置かれない。 | *例:[[浄火明神/Myojin of Cleansing Fire]]は、[[手札]]からプレイされることで機能する[[常在型能力]]を持つ。これを[[歯と爪/Tooth and Nail]]などの効果で手札から場に直接出した場合は、プレイしたとはみなされない。結果、能力は機能せず、[[カウンター]]は置かれない。 | ||
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*例:[[ミラーリ/Mirari]]のように、呪文の[[コピー]]を直接スタックに置く効果がある。この場合は、呪文をプレイしたとはみなされない。[[ストーム]]能力がこれを数えることも無い。 | *例:[[ミラーリ/Mirari]]のように、呪文の[[コピー]]を直接スタックに置く効果がある。この場合は、呪文をプレイしたとはみなされない。[[ストーム]]能力がこれを数えることも無い。 | ||
+ | ==土地の場合== | ||
[[土地]]をプレイするとは、そのプレイヤーの[[メイン・フェイズ]]に、手札から土地カードを選び、それを場に出すことをいう。 | [[土地]]をプレイするとは、そのプレイヤーの[[メイン・フェイズ]]に、手札から土地カードを選び、それを場に出すことをいう。 | ||
− | これは[[特別な行動]]に分類され、スタックを使用しない。そのため、対応して何かをすることはできない。(詳しくは | + | これは[[特別な行動]]に分類され、スタックを使用しない。そのため、対応して何かをすることはできない。(詳しくは{{CR|212.6a}}を参照) |
+ | *例:対戦相手が土地を出そうとしたとき、それに対応して[[時間停止/Time Stop]]をプレイし、土地のプレイを阻止することはできない。 | ||
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通常、土地は1ターンに1度しかプレイできない。 | 通常、土地は1ターンに1度しかプレイできない。 | ||
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2008年2月29日 (金) 19:34時点における版
プレイ/Playには2つの意味がある。
呪文や起動型能力の場合
呪文や起動型能力をプレイするとは、その効果を発生させるために、以下に示す一連の手順により、それをスタックの一番上に積むことをいう(詳しくはCR:409を参照)。
- プレイを宣言し、スタックに乗せる。
- モードを宣言する。
- 対象の数を宣言したのち、対象を宣言する。
- 代替コスト、追加コストを宣言したのち、総コストを決定する。
- 総コストにマナを含む場合、マナ能力をプレイする機会を得る。
- すべてのコストを好きな順で支払う。
スタックに乗る時点を勘違いしやすいため、注意が必要。 また、呪文や能力が「プレイされた」状態になるのはコストの支払いのあとであり、この条件で誘発する能力はその時点で誘発する。
呪文や能力のプレイ中には優先権は発生せず、どのプレイヤーも呪文や能力をプレイすることはできない(ただし、マナ能力は例外)。
- 例:爆片破/Shrapnel Blastのコストとしてアーティファクトを生け贄に捧げたとする。その間、相手には(自分にも)優先権は発生しないので、「対応してそのアーティファクトを破壊し、呪文を無効化する」といったプレイはできない。
必要なコストが支払える限り、1ターンにプレイできる呪文や能力の数に制限はない。 上記の手順を踏まずにスタックや場に置かれたものはプレイされたとは言わない。
- 例:浄火明神/Myojin of Cleansing Fireは、手札からプレイされることで機能する常在型能力を持つ。これを歯と爪/Tooth and Nailなどの効果で手札から場に直接出した場合は、プレイしたとはみなされない。結果、能力は機能せず、カウンターは置かれない。
- 例:ミラーリ/Mirariのように、呪文のコピーを直接スタックに置く効果がある。この場合は、呪文をプレイしたとはみなされない。ストーム能力がこれを数えることも無い。
土地の場合
土地をプレイするとは、そのプレイヤーのメイン・フェイズに、手札から土地カードを選び、それを場に出すことをいう。 これは特別な行動に分類され、スタックを使用しない。そのため、対応して何かをすることはできない。(詳しくはCR:212.6aを参照)
- 例:対戦相手が土地を出そうとしたとき、それに対応して時間停止/Time Stopをプレイし、土地のプレイを阻止することはできない。
通常、土地は1ターンに1度しかプレイできない。