秩序の大魔術師/Magus of the Order

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Magus of the Order / 秩序の大魔術師 (2)(緑)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(緑),(T),秩序の大魔術師と他の緑のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから緑のクリーチャー・カード1枚を探し、戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。

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統率者レジェンズ大魔術師。内蔵しているのは自然の秩序/Natural Order

ソーサリークリーチャーになったというのはサイクルすべてに共通する特徴で、利点でも欠点でもあるが、このカードの場合はリメイク元である自然の秩序がもともとクリーチャーを多用するデッキで使うカードであることから、欠点の側面が相対的に目立たなくなっており、比較的恵まれた立ち位置にある。自然の秩序を利用するデッキにそのまま投入しても、さほど違和感なく機能してくれるだろう。

召喚酔いによる遅さによって、自然の秩序の最大の武器である奇襲性は失われてしまったが、その一方で、起動型能力になったことで、インスタント・タイミングで使えるために除去対応して生け贄に捧げる動きができるようになったこと、通常の呪文に対する打ち消しで対処されなくなったことは大きい。加えて、クリーチャーになったことで魂の洞窟/Cavern of Soulsによって自然な形で打ち消しへの耐性を得たことも見逃せない。自然の秩序から速さが失われた代わりに安定性を高めたバリエーションと考えてもいいだろう。

統率者レジェンズのリミテッドでは、ボム級のフィニッシャーへの引換券として作用するため、他のピックに左右されるものの優良なカード。当然緑の統率者を使っているはずなので、生け贄要員がいないということもまずないだろう。ただし前述のように除去やコンバット・トリックに対応して使う姿勢を見せることで牽制にもなるため、即起動すべきか少し待つかの判断はプレイングの腕の見せ所。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

統率者戦用セット大魔術師メガ・サイクル。過去の強力なソーサリーと同じ効果起動型能力マナ・コストを持つ人間ウィザード。1つ目の括弧内は元になったカード、2つ目は登場したセット

5年かけて完成する予定のメガ・サイクルである(参考/翻訳)とされていたものの、5年目となる統率者2019での新登場は見送りとなり(参考)、翌年の統率者レジェンズで完成した。

[編集] 参考

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