火の巡礼者/Pilgrim of the Fires
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パワー6にして先制攻撃、トランプルと非常に高い戦闘能力を持つゴーレム・アーティファクト・クリーチャー。
7マナと相応に重いが、無色の融通性を考えれば致し方ないところだろう。その代わり出てしまえば戦場に与えるプレッシャーは強力で、タルキール覇王譚ブロックのリミテッドでこれを受け止められるクリーチャーは非常に数が限られる。一方でインスタントやソーサリーによる除去は決して難しくなく、各種アーティファクト破壊に加えて龍火浴びせ/Bathe in Dragonfireや絞首/Throttleなどの使い勝手の良い除去でも容易に退場させられてしまうので運用にはやや注意が必要。
[編集] 関連カード
- 星霜の証人/Witness of the Ages
- 火の巡礼者/Pilgrim of the Fires
- 宝物庫の守衛/Custodian of the Trove
- 路傍の監視者/Watcher of the Wayside
[編集] ストーリー
火の巡礼者/Pilgrim of the Firesはジェスカイ道/The Jeskai Wayが造り出したゴーレム(イラスト)。
フレイバー・テキストにある通り、極めて長い耐用年数を誇っており、1280年後のタルキール覇王譚の時代に至っても星霜の証人/Witness of the Agesとして稼動を続けている。サルカン・ヴォル/Sarkhan Volによる歴史改変後の別の未来であるタルキール龍紀伝の時代においても、宝物庫の守衛/Custodian of the Troveとして、さらに後のタルキール:龍嵐録の時代においても路傍の監視者/Watcher of the Waysideとして存続している。
- 星霜の証人/Witness of the Agesと違い変異を持っていないのは、変異魔法が編み出される前の存在であるためか。
- 時代が下るに連れP/T合計が下がっていっており、徐々に朽ちつつあることが表現されている。
最高の技術を持つジェスカイの職工は、その精巧さをもって永遠に存続できる威風堂々としたゴーレムを造り出すことができる。その存続期間はジェスカイ道の火を会得するのに必要な期間であると考えられている。
[編集] 参考
- Witness the Change/変化の証人(Arcana 2015年1月12日 Blake Rasmussen著)
- カード個別評価:運命再編 - アンコモン