名高い武器職人/Renowned Weaponsmith
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クリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
(T):(◇)(◇)を加える。このマナは、アーティファクト呪文を唱えるためか、アーティファクトの能力を起動するためにのみ使用できる。
(青),(T):あなたのライブラリーから《心臓貫きの弓/Heart-Piercer Bow》か《龍火の薬瓶/Vial of Dragonfire》という名前のカードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
アーティファクトをサポートするマナ能力を持った青の人間・工匠。心臓貫きの弓/Heart-Piercer Bowと龍火の薬瓶/Vial of Dragonfireの2種類のカードをサーチする能力も持つ。
マナ能力だけ見ればヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineerより弱いが、生み出すマナの量は同じであり、タフネスが高いので除去されづらくなっている。登場時のスタンダードに存在する主任技師/Chief Engineerと共に、茶単系デッキのキーカードとなる可能性もある。
一方でサーチ能力はサーチするカードの性能が少々心もとない。心臓貫きの弓の方はかなり相手を選ぶ性能な上にアンコモンなので構築はおろかリミテッドでも使いづらい。龍火の薬瓶の方はコモンで数を集めやすいのでサーチ前提で使うのであれば構築はともかくリミテッドなら悪くはない。しかしブースター・ドラフトでは開封の順番の関係上こちらが封入されている運命再編を後から開封するので狙って組み合わせるのは難しく、総じて微妙な能力となってしまっているのが残念。
モダンでは青茶系デッキに大建築家/Grand Architect・ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineerに次ぐマナ加速役として、そしてサーチ後のシャッフルを利用しランタンコントロール対策として採用されることがある。
基本セット2020で2つのアーティファクトと共に再録。リミテッドでは心臓貫きの弓もコモンになっているためサーチ先に困ることはなく、マナ能力も隕石ゴーレム/Meteor Golemや巨像の鎚/Colossus Hammerといった重いアーティファクトへ繋げられ、タルキール覇王譚ブロックの時より相対的に強力になっている。
- 心臓貫きの弓は運命再編の1つ前のエキスパンションであるタルキール覇王譚で登場しているが、龍火の薬瓶はタルキール龍紀伝で初めて登場した。後に登場するカードを予告するという点で、カルドラの盾/Shield of Kaldraに似ている。