伝説のソーサリー
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伝説のソーサリー/Legendary Sorceryは、特殊タイプ「伝説の」を持つソーサリーの総称。
Urza's Ruinous Blast / ウルザの殲滅破 (4)(白)
伝説のソーサリー
伝説のソーサリー
(伝説のソーサリーは、あなたが伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしているときにのみ唱えられる。)
伝説でなく土地でもないパーマネントをすべて追放する。
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[編集] 解説
ドミナリアで初めて登場した、パーマネントではない伝説のカード。パーマネント用のレジェンド・ルールは使用せず、独自のルールを用いる。
伝説のソーサリーは「伝説のクリーチャー、あるいは伝説のプレインズウォーカーが唱える大呪文」というフレイバーを表しており、唱えるためには術者となる伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしている必要がある。
- 登場と一緒に伝説のインスタントも総合ルールで制定されたが、ドミナリアでは伝説のインスタントは収録されなかった。#その他の項目の通り評判が悪いメカニズムであったため登場するかは不明であったが、指輪物語:中つ国の伝承でイシルドゥアの宿命の一撃/Isildur's Fateful Strikeが登場した。
[編集] ルール
- あなたが伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしていないかぎり、あなたは伝説のソーサリーを唱えることはできない。
- 他の伝説のパーマネント(伝説のアーティファクトや伝説のエンチャントや伝説の土地)では条件を満たさないことに注意。
- 唱え始める時点で伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーをコントロールしていればよい。コストの支払いで伝説のクリーチャーを生け贄に捧げるなどで条件を満たさなくなっても、唱えることが不正になることはない(CR:601、CR:601.2e)。
- 制限は上記のみ。同一ターンの間に何回でも唱えられるし、同じカード名の呪文との相互作用もない。
- レジェンド・ルールこそ使用しないものの、「伝説の」特殊タイプを持つ事に変わりはない。サリアの槍騎兵/Thalia's Lancersや艦長シッセイ/Captain Sisayでライブラリーからサーチできる。
[編集] その他
満を持して登場した新しい形の伝説のカードだったが、上記ルールにある唱えるための制約により一見して思うよりも使いにくく、手札にだぶついてしまうことの多さや、それらが伝説のパーマネントと違う形で作用することに不満を覚えたプレイヤーもいたとして、後に失敗の教訓として振り返られている(→デザイン演説2018参照)。
[編集] 伝説のソーサリー・カード
ドミナリアの伝説のソーサリーのサイクル。各色1枚ずつと多色に1枚の合計6枚が、それぞれのレアに存在する。
- ウルザの殲滅破/Urza's Ruinous Blast
- カーンの経時隔離/Karn's Temporal Sundering
- ヨーグモスの不義提案/Yawgmoth's Vile Offering
- ヤヤの焼身猛火/Jaya's Immolating Inferno
- カマールのドルイド的誓約/Kamahl's Druidic Vow
- 上古族の栄華な再誕/Primevals' Glorious Rebirth
これらはドミナリア/Dominaria次元/Planeの歴史を象徴する出来事をカード化したものであり、いずれもフレイバー・テキストが「数世紀前(Centuries ago)」で語り始められる。