ラスリル/Lathril

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ラスリル/Lathrilカルドハイムのキャラクター。カードとしてはカルドハイム統率者デッキエルフの刃、ラスリル/Lathril, Blade of the Elvesが初出。

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[編集] 解説

カルドハイム/Kaldheimスケムファー/Skemfar出身のエルフ/Elfにして、古のアイニール/The Einirの一柱。女性。青い肌に尖った耳を持ち、赤銅色の鎧と、蛇の鱗のような模様のマントを纏う(イラスト)。

ラスリルは、エルフ種族が二つに分断される以前の古の時代に生きた、エルフの栄光の頂点の体現者だ。彼女は天性の指導者にして熟練の戦術家であり、その優れた腕前で長きにわたりエルフを権力の座に留めていた。自ら戦に参加することを恐れない彼女は、軍の先頭で戦うこともしばしばで、四方八方に死をもたらし、部隊を結集して壊滅的な敗北さえも反抗的な勝利に変えてきた。

エルフの間で人気の物語である「ラスリルの聖歌/Lathril's Chant」には、ラスリルの誕生、行い、そしてアイダーモウ/Eidermawと呼ばれる謎めいた星界の怪物/Cosmos monsterとの戦いを経て、彼女が神の座へと昇った出来事が語られている。エルフの中には、彼女の意識がヤスペラの樹/The Jaspera treesの一本に宿っていると信じ、信心深く祈りを捧げる者もいる。古きエルフの神々アイニールが帰還し、森のエルフ/Wood elfと闇のエルフ/Shadow elfを再統合してくれることを願って。

[編集] 経歴

[編集] ラスリルの英雄譚/The Saga of Lathril

ラスリルは民を守るべく、試練を経て神の座へと昇った。神になった代償として、視覚が変化し、娘の顔さえもはっきりと見えなくなっていた。その夜、自分のもとに送り込まれた一匹のを見たラスリルは、どの神が自分を選んでくれたのかを知った――サルーフ/Sarulfだ。

翌朝、狼は革のハーネスを自ら装着し、盲導犬のようにラスリルを導いた。その導きに従って領界路/Omenpathを渡ったラスリルを待っていたのは、ドローガー/Draugrと謎の人物に襲われる人間/Humanの少女、リアナ/Lyanaであった。だがリアナは言った、「私の狼が攫われたの!」と。つまり、その狼キット/Kitはラスリルの狼同様、サルーフの子であり、この少女もまた只者ではないということだ。キットを取り戻すために自分はここへ導かれた、そうラスリルは感じた。

森の中で、謎の男たちのもとからキットを解放して逃走したラスリルは、やがて巨大な狼――サルーフの眼前にいた。ラスリルの狼とリアナの狼は頭を垂れ、ラスリルも屈んで頭を下げた。サルーフはキットを救い出したラスリルに、改めて狼の子ルキア/Lukyaを授け、さらにエルフの民への加護を授けた。その後、リアナにキットを送り届けたラスリルは、新たな友ルキアと一緒に領界路を渡った。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

カルドハイム統率者デッキ
スケムファーの冠/Crown of Skemfar

[編集] イラストに登場

カルドハイム統率者デッキ
スケムファーの冠/Crown of Skemfar

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

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