チェイナーの布告/Chainer's Edict
提供:MTG Wiki
Chainer's Edict / チェイナーの布告 (1)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
フラッシュバック(5)(黒)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
悪魔の布告/Diabolic Edictのフラッシュバック版。ソーサリーとなってしまったが、後半の息切れに強くなった。やはり被覆や呪禁、プロテクションで対象に取れないクリーチャーを除去できるのは強力で、当時の黒コントロールなどで活躍した。
フラッシュバックのコストは重めだが、陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersを利用するデッキなら中盤以降ならば割と簡単に唱えられる場合が多い。The Rockなどでもマナ加速により2発目を唱えるのが容易であるといった理由から、他の除去よりこちらを優先して投入されることがある。
- 残酷な布告/Cruel Edictと違って、こちらは自分を対象にできる。居てもらっては困るクリーチャーを処分するのに使えるというメリットがあるが、偏向/Deflectionで跳ね返されるデメリットでもあるので、どちらが良いかは環境に左右される。
- 2006年7月のフライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カードになった。
- From the Vault:Twentyに2002年を代表する1枚として収録され、新規イラストが与えられた。直接手を下すチェイナー/Chainerの姿が描かれている。
- トーメント初出時はアンコモンであったが、Vintage Mastersではコモンで収録された。これに伴い、パウパーでも使用可能となった。アドバンテージを取れる除去として、黒単などの黒系コントロールデッキで定着している。特に呪禁バントや緑白呪禁のような単体除去の効きにくいデッキ、またはウィー=ゼロックスのように使徒の祝福/Apostle's Blessingや払拭/Dispelで守るタイプのデッキへの解答として採用されることが多い。あまりに強力なため、それらのデッキがトークン生成や墓地対策などをメインデッキから投入するほど。続唱ランプのようなマナが伸びるデッキのサイドボードにもよく投入される。