タイムロードの再生/Time Lord Regeneration

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Time Lord Regeneration / タイムロードの再生 (青)
インスタント

あなたがコントロールしているタイムロード(Time Lord)1体を対象とする。ターン終了時まで、それは「このクリーチャーが死亡したとき、タイムロード・クリーチャー・カード1枚が公開されるまで、あなたのライブラリーの一番上から1枚ずつ公開していく。そのカードを戦場に、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。」を得る。


死亡したタイムロードを別の姿に変えるインスタント

挙動的にはフェイン・デス/Feign Deathのように、除去を食らってもボード・アドバンテージを失わずに戦線維持する呪文。比較するとクリーチャー・タイプが限定され、それ自体を戦場に残せる訳ではないが、ライブラリー操作と組み合わせて疑似的なサーチ踏み倒しのようにも使える。死亡の要因は問わないので、自分から生け贄に捧げることで能動的にサーチに繋ぐことも可能。クリーチャー・タイプが限定されていることを逆用して、デッキに入れるタイムロードを厳選しておくと高確率で狙ったカードを踏み倒すなんてテクニックも。この場合、踏み倒し先の方を引いてきてしまうと最悪何も出てこなくなるので、できるだけライブラリーにカードを戻す手段を併用しておきたい。

この手のクリーチャー・タイプに依存する効果の常として多相でも機能する。領域を問わない特性定義能力のため、ライブラリーからめくれた際には踏み倒される。

[編集] ストーリー

タイムロードの再生」はタイムロードが死を回避するために、姿かたちを変えることを指す。
年齢、趣味嗜好、性別、人種など変化の度合いはその時様々だが記憶は維持される。(番組のリニューアルの意味も込めて)ターディスもコンソールが変化することがある。(初代のイラスト →10代目のイラスト

ドクター・フーは最初、子供向けの番組として作られた。コンパニオンも学校の教師であり、視聴者の目線でドクターに物を聞くのは孫娘のスーザン・フォアマン/Susan Foremanで、ドクターの年齢も高めに設定されていた。
好評を受けシリーズが長期化するなか、初代ドクターを演じたウィリアム・ハートネルは、シーズン終盤には撮影が困難になるほどに健康状態が悪化してしまう。
当初は玩具職人の罠に嵌った後、戻ってくるときに代役に変わるなどの方法が考えられたが、宇宙人という設定にフォーカスした方法で代役を立てることにした。このころはまだドクターのバックボーンが決まっておらず、「再生」という言葉を用いなかった。
ただし初代ドクターがどのような経緯で再生したのかは映像が残っていない。これは当時、テープ自体が高価だったので古いテープを廃棄してリサイクルしたほうが利益になると考えられていたためである。

その後は幾度か「大人の事情」で再生が行われた。2代目ドクターの頃には既に番組予算が視聴率に見合わなくなっていたため、安価なセットでの撮影に移行させるために再生させたといわれる。
5→6代目では前後してコンパニオンとドクターが総入れ替えになる、大改編ともいえる再生をしたこともある。
新シリーズでも9代目ドクターを演じた クリストファー・エクルストンがスタッフの不和から降板を申し出たため、1シーズンという異例の短さで再生した。
紆余曲折あったものの、結果的にこれらが功を奏してドクター・フーは長寿番組となった。

クラシックシリーズの再生シーンはドクターごとに設定も異なるが、新シリーズではほぼ同じ描写がなされる。
致命傷を受けると手や足がほのかに発光し、のちに両手と首から上がすさまじいエネルギーを放出しながら発光を続けて新しい姿になる。
ただし衣服はそのままであることがお約束で、12代目の衣装のままだった13代目ドクターはコンパニオンに「その衣装はひどい」といわれたこともある。
(ただし13代目→14代目は、男性が女性の衣装を着ることがデリケートな風潮になったことを反映し、衣服ごと10代目の姿に戻った)

14代目ドクター15代目ドクターとは分裂するように再生したため、それぞれ別々に存在する。

一般的なタイムロードの再生回数は12回と定められているが、11代目ドクターが再生した時点で12回を超えた。
新しい再生サイクルに入ったと説明されたが、この謎は13代目ドクターのシーズン3「フラックス」と呼ばれる6話に渡る連作でタイムロードの起源と共に解明された。

[編集] 参考

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