ジャングル・トロール/Jungle Troll

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多色のトロール。多色のクリーチャーとしてはちょっと弱めだが、トロール族共通の特質である再生能力の起動コストが多色対応になっており、マナを残す際の柔軟性の高さが利点といえる。

とはいえ、結局戦場に出すために緑マナも赤マナも必要なわけで、この利点はほとんど無いに等しい。この利点を無視すると、同時期に使えたカードの中だけでもウスデン・トロール/Uthden Trollやリバー・ボア/River Boaなど、何枚かの上位互換が存在する。

• 歴史的に興味深い意味のあるカード。これより以前ではトロールは赤に割り当てられていた種族だったが、ここからは緑用へと変わっていくことに。これが赤緑の多色カードであることは、まさに過渡期であることの象徴といえる。
• 現在ならこの起動コストは、ミラディンの破片サイクルのように「(赤)、または(緑)」とも書けるし、混成カードの「混成マナ・シンボル」を用いて１つの能力のように書くこともできる。もっとも、これらの書式はそれらのカードのアイデンティティであって、これにもオラクルを変更してまで適用されることは無いと思われるが。
• フレイバー・テキストが愛くるしい...のだろうか?

おまえ、木を喰う。わし、木を喰う。おまえ、獣喰う。わし、おまえ喰う。

― トロールの王、ドゥラルヴァーグ

[編集] 参考

• カード個別評価：ミラージュ - アンコモン