カメラ発射機/Camera Launcher
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アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
消尽 ― (3):このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。(消尽能力はそれぞれ1回しか起動できない。)
2/2リミテッドでは数合わせとしても採用を見送られがちなクリーチャー。分割払いが可能とはいえ合計6マナで3/3+1/1飛行というのは今一歩足りず、素の3マナ2/2はコモンとしてもピックしたくない性能。同じコモンの敏捷な飛行機械職人/Nimble Thopteristや突進する小走り足/Stampeding Scurryfootと見比べても明らかにマナレシオが悪い。
カードパワーの低さは否めない一方で霊気走破に収録されたアーキタイプとは全体的に相性が良く、分割しやすい搭乗・騎乗要員、トークンの回避能力を活かしたエンジン始動!の速度引き上げ、アーティファクトの横並べなどに幅広く対応している。もちろん消尽を用いたテーマとは直球でシナジーを形成しており、これといって目立ったシナジーの無い色の組み合わせは青赤と黒緑程度。途中で色の組み合わせを変更せざるを得なくなった際にも数合わせにしやすい他、タッチする場合もアーキタイプを跨いで活用する余地はある。これらを加味してなお他の適当なコモンより優先しづらいところはあるが、救出エンジン/Salvation Engineに強く依存した白赤でアーティファクト・クリーチャーの水増しに使ったり、レインジャーズの給油機/Rangers' Refueler・エルフの補給者/Elvish Refueler・アフターバーナーの専門家/Afterburner Expertあたりに依存したデッキで消尽要員を水増ししたり、あるいは低マナ域が非常に薄くなったデッキで4ターン目にブロッカー2体を構えたり、と検討の余地が全くないわけでもない。
- Launchには「発射する」という意味のほかに「起動する・立ち上げる」という意味もあり、撮影のためスマートフォンなどでカメラアプリを起動することを「Launch camera app」と言ったりする・・・のだが、このアーティファクトはカメラを起動するのではなく発射してしまっている。
[編集] 参考
- トークン・カード(公式カードイメージギャラリー)
- カード個別評価:霊気走破 - コモン