ずる賢いゴブリン/Wily Goblin

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ETB能力宝物トークン生成するゴブリン海賊

骨格はギックスの僧侶/Priest of Gix系の一時的にマナ加速を行えるクリーチャーの亜種と言え、中でも悪忌の岩語り/Akki Rockspeakerとはよく似ている。宝物なので「好きな色マナを生み出せる」かつ「任意のタイミングまで持ち越し可能」という強化点があるが、それらを考慮してかマナ・コスト赤マナダブルシンボル色拘束が厳しい。デッキ多色化や色事故解消要員には向かず、本体のP/Tも貧弱なので単純には使いづらい。特にリミテッドでの採用は厳しい。よって、以下のように特定の戦略を強く推し進めたりシナジー形成を前提として投入される。

赤単色や赤メインでマナ加速を必要としているデッキでは、信心への貢献度が高いことなども含めて活用できる。Donald Smithラムナプ・レッドにこれを加えたデッキ「トレジャー・レッド」を世界選手権17で披露した。反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defianceなどのパワーカードに少しでも早くアクセスするための手段としての採用であり、「《ずる賢いゴブリン》についてだったら1時間でも語れるよ」とまで言及した。(デッキテク:ドナルド・スミスの「トレジャー・レッド」

上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee登場後は、高マナ域を目指しつつゴブリンの頭数にも数えられる点やスカークの探鉱者/Skirk Prospectorで実質2マナぶんの加速に使える点を買われヒストリックゴブリンデッキにて活躍。など他のタッチするためにも一役買っている。

無限頑強によって生み出した赤マナ無限マナを変換するマナフィルターとしても役立つ。ゴブリンの女看守/Goblin Matronからサーチできることからもデッキに入っていると柔軟性が増し、実際タッチの4色マルドゥデッキなどに採用されている(今週のCool Deck:コンボの宝庫、マルドゥ・ゴブリン(ヒストリック))。

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