City in a Bottle

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City in a Bottle (2)
アーティファクト

もともとArabian Nightsエキスパンションにて印刷された名前のトークンでない他のパーマネントが1つ以上戦場にあるたび、それらのコントローラーはそれぞれそれらを生け贄に捧げる。
プレイヤーは、もともとArabian Nightsエキスパンションにて印刷された名前の呪文を唱えたり土地をプレイしたりできない。


対エキスパンションカードの1つ。アラビアンナイト初出のカードプレイを禁止し、パーマネント・カード唱える以外の方法で戦場に出て居続けることも許さない。

わずか2マナでアラビアンナイト初出のカードを完封できるのはやり過ぎと言えるほど。カードの選択肢が増えている現在となっては影響は大きくないが、Bazaar of BaghdadLibrary of Alexandriaなどを封じられる点は今でも評価できる。

  • 日本語テキストではわかりにくいが、戦場のアラビアンナイトのカードを生け贄に捧げることは常在型能力である。そのため、City in a Bottleが戦場に出るに際し、既に出ていたアラビアンナイトのパーマネントもすべて生け贄に捧げられる。英語版テキストでは、Wheneverが使用されているため、わかりやすい。直訳すると、「Arabian Nights初出であるカードと同じ名前であるトークンでない他のパーマネントが戦場にある場合はいつでも、それのコントローラーはそれを生け贄に捧げる」である。
  • 2013年7月13日以前のルールでは、手違いで封入された『アラビアンナイトのエキスパンション・シンボルを持つ山/Mountainイラスト)』のプレイをも禁止することができた。詳細は対エキスパンションカード#過去のルールを参照。
  • 第6版までのルールでは、何らかの方法でこれがタップ状態になっている限り、このカードの効果を「オフ」にする、すなわちアラビアンナイトのカードをプレイすることが可能だった。
  • 印刷時はカードをプレイすることを禁止しているため、等時の王笏/Isochron Scepterなどのカードのコピーを唱えることを禁止できなかったが、2017年4月のオラクル更新で翻弄する魔道士/Meddling Mageなどと共に選ばれた名前の呪文を唱えられず土地をプレイできないように変更された。
  • アンヒンジドWorld-Bottling Kitは、カード名、カードの効果、瓶詰のイラストと、あらゆる面でこのカードのパロディである。
  • 対エキスパンションカードという限定的過ぎる効果であるのに、Vintage Mastersにてまさかの再録。同セットでのリミテッドを行う際、同じく同セットにて再録されたアラビアンナイトが初出のカードのプレイを禁止することができる。具体的にはCity in a Bottleと上記のBazaar of BaghdadとLibrary of Alexandriaに加えて、アーナム・ジン/Erhnam Djinnセレンディブのイフリート/Serendib Efreet砂漠の竜巻/Desert Twisterの計6枚。新規イラストも用意された(参考)。
  • Old School Magicでは、アラビアンナイトの強力なフィニッシャーが多いため、サイドボードどころかメインデッキから使用されることも多い。
  • 他の対エキスパンションカードと違い、プレイすら禁止してしまうため、もしアラビアンナイトでリミテッドをする機会があれば、これを禁止カードにしないとまずゲームが成立しないだろう。
  • アラビアンナイトの話から直接採ったものではなく、コミック「Sandman」のアラビアンナイトをテーマとした回「Ramadan」からインスピレーションを受けたカードである(参考)。

関連カード

対エキスパンションカード。ルールなどの詳細は対エキスパンションカードを参照のこと。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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