サバンナ・ライオン/Savannah Lions

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ファルケンラスの過食者に言及)
10行: 10行:
 
*[[第8版]]に再録された際、[[アンリミテッド]]からの再録として紹介されている。ただし、[[リバイズド]]や[[第4版]]の再録経験がある。
 
*[[第8版]]に再録された際、[[アンリミテッド]]からの再録として紹介されている。ただし、[[リバイズド]]や[[第4版]]の再録経験がある。
 
*[[中村聡]]の著書「[[中村聡のマジック:ザ・ギャザリング五輪の書]]」によると、黎明期にこのカードは中村の周囲では「[[コモン]]以下の[[紙|ゴミクズ]]扱い」をされていたらしい。当然、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]の方が人気であった。このクリーチャーの真の強さが分かるようになれば初心者脱却であろう。
 
*[[中村聡]]の著書「[[中村聡のマジック:ザ・ギャザリング五輪の書]]」によると、黎明期にこのカードは中村の周囲では「[[コモン]]以下の[[紙|ゴミクズ]]扱い」をされていたらしい。当然、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]の方が人気であった。このクリーチャーの真の強さが分かるようになれば初心者脱却であろう。
*[[基本セット2010]]に[[同型再版]]の[[先兵の精鋭/Elite Vanguard]]が[[アンコモン]]で収録された。[[人間]]・[[兵士]]の[[部族 (俗称)|部族]]恩恵も受けやすく、クリーチャーの質の上昇を如実に表している。他の色のクリーチャーも性能は上がっているが、ペナルティや条件無しの1マナパワー2は未だに白にしか存在しない。
+
*[[基本セット2010]]に[[同型再版]]の[[先兵の精鋭/Elite Vanguard]]が[[アンコモン]]で収録された。[[人間]]・[[兵士]]の[[部族 (俗称)|部族]]恩恵も受けやすく、クリーチャーの質の上昇を如実に表している。
 +
*ペナルティや条件無しの1マナパワー2は長らく白にしか存在しなかったが、ついに[[イニストラードを覆う影]]にて、メリット能力のみの[[赤]]の1マナ2/1である[[ファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorger]]が登場した。
 +
**なお、それ以前にも白ではあるものの[[緑]]マナのみで唱えられる[[ドライアドの闘士/Dryad Militant]]が存在した。ただし、こちらは基本的にはメリットだがデメリットにもなりうる能力を持っている。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
27行: 29行:
 
*[[青]] - [[対象]]になると[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られる[[幻影の熊/Phantasmal Bear]]など。[[回避能力]]を持つものもあるが、自軍の[[バウンス]]や[[アップキープ・コスト]]などのデメリットを持つものが殆どであり、それらは1マナクリーチャーとは言いがたい。
 
*[[青]] - [[対象]]になると[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られる[[幻影の熊/Phantasmal Bear]]など。[[回避能力]]を持つものもあるが、自軍の[[バウンス]]や[[アップキープ・コスト]]などのデメリットを持つものが殆どであり、それらは1マナクリーチャーとは言いがたい。
 
*[[黒]] - [[スーサイド]]向きの[[カーノファージ/Carnophage]]や[[吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator]]、[[ゾンビ]]がいないと[[ダメージ]]を受ける[[肉占い/Sarcomancy]]、[[タップイン]]の[[戦墓のグール/Diregraf Ghoul]]、[[墓地]]からの復活能力を持つが[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]できない[[墓所這い/Gravecrawler]]、[[血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion]]など。
 
*[[黒]] - [[スーサイド]]向きの[[カーノファージ/Carnophage]]や[[吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator]]、[[ゾンビ]]がいないと[[ダメージ]]を受ける[[肉占い/Sarcomancy]]、[[タップイン]]の[[戦墓のグール/Diregraf Ghoul]]、[[墓地]]からの復活能力を持つが[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]できない[[墓所這い/Gravecrawler]]、[[血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion]]など。
*[[赤]] - 森が必要な[[密林の猿人/Kird Ape]]、防御に回ると大きく性能が低下する[[ジャッカルの仔/Jackal Pup]]、その上位互換の[[火飲みのサテュロス/Firedrinker Satyr]]、[[攻撃]]制限を持つ[[モグの徴集兵部隊/Mogg Conscripts]]や[[ゴブリンの群勢/Goblin Cohort]]、[[速攻]]を持つが[[土地]]を引かせ得るデメリット能力を持つ[[ゴブリンの先達/Goblin Guide]]など。
+
*[[赤]] - 森が必要な[[密林の猿人/Kird Ape]]、防御に回ると大きく性能が低下する[[ジャッカルの仔/Jackal Pup]]、その上位互換の[[火飲みのサテュロス/Firedrinker Satyr]]、[[攻撃]]制限を持つ[[モグの徴集兵部隊/Mogg Conscripts]]や[[ゴブリンの群勢/Goblin Cohort]]、[[速攻]]を持つが[[土地]]を引かせ得るデメリット能力を持つ[[ゴブリンの先達/Goblin Guide]]、吸血鬼にマッドネスを与える[[ファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorger]]など。
 
*[[緑]] - 寝返る可能性がある[[ガズバンのオーガ/Ghazban Ogre]]や[[野生の犬/Wild Dogs]]、ブロックできない[[ジャングル・ライオン/Jungle Lion]]、[[エコー]]を持つ[[飛びかかるジャガー/Pouncing Jaguar]]、[[アンタップ]]制限を持つ[[イラクサの歩哨/Nettle Sentinel]]、3/3にも育ち得るが[[山]]と[[平地]]が必要な[[野生のナカティル/Wild Nacatl]]など。
 
*[[緑]] - 寝返る可能性がある[[ガズバンのオーガ/Ghazban Ogre]]や[[野生の犬/Wild Dogs]]、ブロックできない[[ジャングル・ライオン/Jungle Lion]]、[[エコー]]を持つ[[飛びかかるジャガー/Pouncing Jaguar]]、[[アンタップ]]制限を持つ[[イラクサの歩哨/Nettle Sentinel]]、3/3にも育ち得るが[[山]]と[[平地]]が必要な[[野生のナカティル/Wild Nacatl]]など。
 
*[[混成カード|混成]] - 赤緑で[[攻撃強制]]の[[ぼろ布食いの偏執狂/Tattermunge Maniac]]、緑白で墓地対策を持つ[[ドライアドの闘士/Dryad Militant]]、赤黒で1/1だが[[解鎖]]を持つ[[ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler]]など。
 
*[[混成カード|混成]] - 赤緑で[[攻撃強制]]の[[ぼろ布食いの偏執狂/Tattermunge Maniac]]、緑白で墓地対策を持つ[[ドライアドの闘士/Dryad Militant]]、赤黒で1/1だが[[解鎖]]を持つ[[ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler]]など。

2016年5月15日 (日) 15:26時点における版


Savannah Lions / サバンナ・ライオン (白)
クリーチャー — 猫(Cat)

2/1

1マナながら、パワーが2かつペナルティ能力も持たないという破格のコスト・パフォーマンスを誇るクリーチャー小型クリーチャーが優秀という色の役割を象徴するかのようなカード

バニラなので一見すると地味だが、2ターン目から2点のクロックをかけられるのは非常に強力であり、後述するような他のカードと比べてみればレアであることも納得できるだろう。

第8版で久々に再録され、話題を総ざらいに。さらに第9版でも続けて収録。登場直後こそ白ウィニーの力不足により活躍できなかったが、神河ブロック参入後はその高い性能を発揮し、ボロスウィニーZooといった高速ビートダウンの隆盛を支えた。また第9版での再録時はクリーチャー・タイプ再編により、ライオンからへ変更されることとなった。

関連カード

1マナパワー2の白のクリーチャー。常在型能力によりパワーが上がるものも含めるが、飛行を持つものは除外してある。

他の色で著名な1マナパワー2クリーチャー

参考

MOBILE