ほぞ

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(改行せずに済むよう、文章に手を入れました)
(影槍・サーガを追加。リンク切れの修正。)
 
(9人の利用者による、間の11版が非表示)
1行: 1行:
=ほぞ/Cog=
+
'''ほぞ'''/''Cog''とは、[[マナ総量]]が1以下の[[アーティファクト]]の俗称。特にその中でも、自身の[[生け贄に捧げる|生け贄]]を[[起動コスト]]に含む[[起動型能力]]を持つカードのことを言うこともある。
  
[[点数で見たマナ・コスト]]が1以下の[[アーティファクト]]の俗称。
+
[[フィフス・ドーン]]製作時に[[開発部]]が使っていた呼び方で、フィフス・ドーンではこれがテーマの1つにもなっている。
特にその中でも、自分自身を[[生け贄]]にするようなカードのことを言うこともある。
+
  
[[フィフス・ドーン]]製作時に開発部が使っていた呼び方で、フィフス・ドーンではこれがテーマの1つにもなっている。
+
{{#card:Cursed Scroll}}
 +
{{#card:Tormod's Crypt}}
  
[[ほぞ]]である事自体にルール上の特別な意味は無いものの、同エキスパンションでは、[[粗石の魔道士/Trinket Mage]]や[[オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers]]など、[[ほぞ]]である事を参照する[[カード]]が登場した為、これらとは良い[[シナジー]]を形成する。
+
ほぞである事自体にルール上の特別な意味は無いものの、同[[エキスパンション]]では、[[粗石の魔道士/Trinket Mage]]や[[オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers]]など、ほぞである事を参照する[[カード]]が登場したため、これらとは良い[[シナジー]]を形成する。
  
*英語の"cog"は『歯車の歯』を意味する言葉。日本語には適当な単語がなかったため、建築などで使われている『部品をつなげるための、継ぎ手のでっぱり』を意味する「枘(ほぞ)」を当てている。『動かすためのもの』である歯車に対して、『固定するためのもの』である'''ほぞ'''はちょっとニュアンスが異なるが、どちらも『2つのものを繋ぐでっぱった部分』には違いない。上手い意訳だと言える。
+
*英語の"cog"は「歯車の歯」を意味する言葉。日本語には適当な単語がなかったため、建築などで使われている「部品をつなげるための、継ぎ手のでっぱり」を意味する「枘(ほぞ)」を当てている。「動かすためのもの」である歯車に対して、「固定するためのもの」であるほぞはちょっとニュアンスが異なるが、どちらも「2つのものを繋ぐでっぱった部分」には違いない。上手い意訳だと言える。
**なお英語の'''ほぞ'''には、"tenon"という別の単語がある。
+
**なお英語のほぞには、"tenon"という別の単語がある。
  
==よく使用される[[ほぞ]]の例==
+
==よく使用されるほぞの例==
 
*[[虚空の杯/Chalice of the Void]]
 
*[[虚空の杯/Chalice of the Void]]
 
*[[金属モックス/Chrome Mox]]
 
*[[金属モックス/Chrome Mox]]
18行: 18行:
 
*[[ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond]]
 
*[[ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond]]
 
*[[真髄の針/Pithing Needle]]
 
*[[真髄の針/Pithing Needle]]
*[[教議会の座席/Seat of the Synod]]
 
 
*[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]
 
*[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]
 
*[[トーモッドの墓所/Tormod's Crypt]]
 
*[[トーモッドの墓所/Tormod's Crypt]]
 +
*[[墓掘りの檻/Grafdigger's Cage]]
 +
*[[アーティファクト・土地]]
 +
*[[呪文爆弾]]
 +
*[[弱者の石/Meekstone]]
 +
*[[影槍/Shadowspear]]
 +
*[[シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff]]
 +
 +
==ほぞを参照するカード==
 +
*[[工匠の直感/Artificer's Intuition]]
 +
*[[オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers]]
 +
*[[レオニンの従者/Leonin Squire]]
 +
*[[粗石の魔道士/Trinket Mage]]
 +
*[[回収基地/Salvaging Station]]([[アーティファクト・クリーチャー]]は不可)
 +
*[[ウルザの物語/Urza's Saga]]([[マナ・コスト]]が(0)か(1)限定)
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?c_less=1&cardtype%5B%5D=artifact 点数で見たマナ・コストが1以下のアーティファクト]
+
*[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?ccost_less=1&cardtype%5B%5D=artifact マナ総量が1以下のアーティファクトをWHISPERで検索]
*[[cardtext:点数で見たマナ・コストが1以下 アーティファクト|テキストに「点数で見たマナ・コストが1以下のアーティファクト」が入っているカード]]
+
*{{WHISPER検索/カードテキスト|マナ総量が1以下のアーティファクト・カード|マナ総量が1以下のアーティファクト・カード}}
 
*[[カードの俗称]]
 
*[[カードの俗称]]
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]
 
+
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/cog-wild-2004-05-24 "Cog Wild"] ([[Making Magic]] [[2004年]]5月24日 [[Mark Rosewater]])
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr125 "Cog Wild"] (by [[Mark Rosewater]])
+

2022年6月15日 (水) 07:24時点における最新版

ほぞ/Cogとは、マナ総量が1以下のアーティファクトの俗称。特にその中でも、自身の生け贄起動コストに含む起動型能力を持つカードのことを言うこともある。

フィフス・ドーン製作時に開発部が使っていた呼び方で、フィフス・ドーンではこれがテーマの1つにもなっている。


Cursed Scroll / 呪われた巻物 (1)
アーティファクト

(3),(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。カード名を1つ選ぶ。その後、あなたの手札からカードを1枚、無作為に公開する。そのカードが選ばれた名前を持つ場合、呪われた巻物はそれに2点のダメージを与える。



Tormod's Crypt / トーモッドの墓所 (0)
アーティファクト

(T),トーモッドの墓所を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの墓地からカードをすべて追放する。


ほぞである事自体にルール上の特別な意味は無いものの、同エキスパンションでは、粗石の魔道士/Trinket Mageオーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagersなど、ほぞである事を参照するカードが登場したため、これらとは良いシナジーを形成する。

  • 英語の"cog"は「歯車の歯」を意味する言葉。日本語には適当な単語がなかったため、建築などで使われている「部品をつなげるための、継ぎ手のでっぱり」を意味する「枘(ほぞ)」を当てている。「動かすためのもの」である歯車に対して、「固定するためのもの」であるほぞはちょっとニュアンスが異なるが、どちらも「2つのものを繋ぐでっぱった部分」には違いない。上手い意訳だと言える。
    • なお英語のほぞには、"tenon"という別の単語がある。

[編集] よく使用されるほぞの例

[編集] ほぞを参照するカード

[編集] 参考

MOBILE