ずる賢いゴブリン/Wily Goblin

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[[クリーチャー]]としての戦闘力はほぼ皆無で、[[]]の2[[マナ]][[ダブルシンボル]]とは思えないほどの低さ。[[リミテッド]]では[[色拘束]]の点からみても採用は厳しい。
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骨格は[[ギックスの僧侶/Priest of Gix]]系の一時的に[[マナ加速]]を行える[[クリーチャー]]の亜種と言え、中でも[[悪忌の岩語り/Akki Rockspeaker]]とはよく似ている。宝物なので「好きな[[色マナ]]を生み出せる」かつ「任意のタイミングまで持ち越し可能」という強化点があるが、それらを考慮してか[[マナ・コスト]]は[[赤マナ]][[ダブルシンボル]]と[[色拘束]]が厳しい。[[デッキ]]の[[多色]]化や[[色事故]]解消要員には向かず、本体の[[P/T]]も貧弱なので単純には使いづらい。特に[[リミテッド]]での採用は厳しい。よって、以下のように特定の戦略を強く推し進めたり[[シナジー]]形成を前提として投入される。
  
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[[赤単色デッキ|赤単色]]や赤メインで[[マナ加速]]を必要としている[[デッキ]]では、[[信心]]への貢献度が高いことなども含めて活用できる。[[Donald Smith]]は[[ラムナプ・レッド]]にこれを加えたデッキ「トレジャー・レッド」を[[世界選手権17]]で披露した。[[反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance]]などの[[パワーカード]]に少しでも早くアクセスするための手段としての採用であり、「《ずる賢いゴブリン》についてだったら1時間でも語れるよ」とまで言及した。([https://mtg-jp.com/coverage/mtgwc17/article/019706/ デッキテク:ドナルド・スミスの「トレジャー・レッド」])
  
[[ラムナプ・レッド]]にこれを加えた、'''トレジャー・レッド'''と呼ばれるデッキを[[Donald Smith]][[世界選手権17]]で披露した。(→[http://coverage.mtg-jp.com/mtgwc17/article/019706/ 参考]
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[[上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee]]登場後は、高[[マナ]]域を目指しつつゴブリンの頭数にも数えられる点や[[スカークの探鉱者/Skirk Prospector]]で実質2マナぶんの加速に使える点を買われ[[ヒストリック]]の[[ゴブリン (デッキ)|ゴブリンデッキ]]にて活躍。[[黒]]など他の[[色]]を[[タッチ]]するためにも一役買っている。
  
*[[悪忌の岩語り/Akki Rockspeaker]]から比較するとダブルシンボルになった代わりに出てくるマナが宝物になり、次[[ターン]]以降のマナ加速にもなるなど大幅に強化されている。
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[[無限頑強]]によって生み出した[[赤マナ]]の[[無限マナ]]を変換する[[マナフィルター]]としても役立つ。[[ゴブリンの女看守/Goblin Matron]]から[[サーチ]]できることからもデッキに入っていると柔軟性が増し、実際タッチ[[緑]]の4色[[マルドゥ]]デッキなどに採用されている([https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0035488/ 今週のCool Deck:コンボの宝庫、マルドゥ・ゴブリン(ヒストリック)])。
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*[[上位互換]]として[[人間]]・[[ならず者]]の[[魅力的な悪漢/Charming Scoundrel]]が存在する。
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*さらに[[黒赤]]になると、[[常在型能力]]が追加された[[伝説]]の[[エルフ]]・人間の[[隠棲した絵描き、カレイン/Kalain, Reclusive Painter]]に。
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*単に宝物が欲しいだけなら、[[ソーサリー]]の[[一攫千金/Strike It Rich]]という手も。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:イクサラン]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:イクサラン]] - [[アンコモン]]

2023年9月12日 (火) 07:43時点における最新版


Wily Goblin / ずる賢いゴブリン (赤)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 海賊(Pirate)

ずる賢いゴブリンが戦場に出たとき、宝物(Treasure)トークンを1つ生成する。(それは、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)

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ETB能力宝物トークン生成するゴブリン海賊

骨格はギックスの僧侶/Priest of Gix系の一時的にマナ加速を行えるクリーチャーの亜種と言え、中でも悪忌の岩語り/Akki Rockspeakerとはよく似ている。宝物なので「好きな色マナを生み出せる」かつ「任意のタイミングまで持ち越し可能」という強化点があるが、それらを考慮してかマナ・コスト赤マナダブルシンボル色拘束が厳しい。デッキ多色化や色事故解消要員には向かず、本体のP/Tも貧弱なので単純には使いづらい。特にリミテッドでの採用は厳しい。よって、以下のように特定の戦略を強く推し進めたりシナジー形成を前提として投入される。

赤単色や赤メインでマナ加速を必要としているデッキでは、信心への貢献度が高いことなども含めて活用できる。Donald Smithラムナプ・レッドにこれを加えたデッキ「トレジャー・レッド」を世界選手権17で披露した。反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defianceなどのパワーカードに少しでも早くアクセスするための手段としての採用であり、「《ずる賢いゴブリン》についてだったら1時間でも語れるよ」とまで言及した。(デッキテク:ドナルド・スミスの「トレジャー・レッド」

上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee登場後は、高マナ域を目指しつつゴブリンの頭数にも数えられる点やスカークの探鉱者/Skirk Prospectorで実質2マナぶんの加速に使える点を買われヒストリックゴブリンデッキにて活躍。など他のタッチするためにも一役買っている。

無限頑強によって生み出した赤マナ無限マナを変換するマナフィルターとしても役立つ。ゴブリンの女看守/Goblin Matronからサーチできることからもデッキに入っていると柔軟性が増し、実際タッチの4色マルドゥデッキなどに採用されている(今週のCool Deck:コンボの宝庫、マルドゥ・ゴブリン(ヒストリック))。

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