Mana Abundance (playtest)
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マナを生み出すと同じマナを他のプレイヤーにも分け与えるようになるワールド・エンチャント。より赤らしく混沌をもたらすようになったほとばしる魔力/Mana Flareの変形版といったところか。
一応ある種のマナ加速として機能するが、自分ではなく対戦相手からマナを分けてもらうため相手に依存する部分が大きく勝手が異なる。ほとばしる魔力とは違い、相手に悪用されることを防ぎつつ自分は最大限に生み出されたマナを活用する運用が可能。通常、先に恩恵を受けられるのは自分なのもポイント。
インスタントや瞬速を多く投入したデッキで、分け与えられたマナだけを使って戦うのは好ましくない。そのような立ち回りでは、相手が動いてくれなければ何もできなくなってしまう。手札や戦場の状況を見つつ、相手が動きにくく、動かれてもリカバリーしやすい自分のターンの間にも適切に呪文を唱えていくのがいいだろう。
- 好きな色を加えるならば、その色はコントローラーが選び、全員がその選ばれた色のマナを加える。
- 予言のプリズム/Prophetic Prismなどのマナフィルターを使えば相手と色が合わなくとも手広く構えられるが、これによって生み出されたマナが他のプレイヤーにも与えられてしまう点には注意が必要。
- 卑下/Condescendなら、対象とする呪文を唱えるために支払われたマナをそのままXに注ぎ込むことができる。
- 効果はマナ能力に限らずマナを加えるあらゆるイベントを置換する。魔力変/Manamorphoseや炎の編み込み/Braid of Fireから出るマナもすべて全員に等しく与えられる。
- 古代の聖塔/Ancient Zigguratなどから出るマナの使用制限も引き継ぐ。
- 効果の性質上、多色土地を扱う場合は特に不特定マナの支払いであっても明確に宣言する必要がある。