マグマのヘルカイト/Magmatic Hellkite
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クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
このクリーチャーが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていて基本でない土地1つを対象とする。それを破壊する。それのコントローラーは自分のライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態かつ麻痺(stun)カウンター1個が置かれた状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。(麻痺カウンターが置かれているパーマネントがアンタップ状態になるなら、代わりにそれの上から麻痺カウンター1個を取り除く。)
基本でない土地を破壊して、麻痺状態の基本土地へと変えるドラゴン。
幽霊街/Ghost Quarter系の補填つき土地破壊だが、サーチされた土地が1ターン動かなくなるため、この手の効果にしては珍しくテンポ・アドバンテージが取れる。多色気味のランプデッキに対しては、マナ基盤を揺さぶられたうえで減速させられるため大きな効果を発揮する。もちろん、ミシュラランドなどの強力なバリューランドなどの対処にも有効であり、そうしたカードが多くのデッキで採用される昨今においては、ETBが完全に腐ることはまず無いだろう。4マナ4/5飛行と戦闘能力も高く、テンポを奪われた相手が立ち直る前にライフを詰めやすい。
性質としてはクレンコの轟音砕き/Krenko's Buzzcrusherにも近い。あちらよりサイズは大きくテンポも取れるが、呪禁を貫通できなかったり、自分の破壊不能土地と組み合わせてマナ加速できなかったりという点では劣る。
タルキール:龍嵐録のリミテッドではバリューランドこそレアにしかないものの、単純にサイズが優秀で、コモンのドラゴンなら獰猛なる死喰らい/Feral Deathgorger以外には打ち勝てる。シナジーの多いドラゴンであることも評価点。タッチカラーの捻出を多色土地に頼る相手に対しては、劇的な効果を発揮するだろう。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
タルキール:龍嵐録のレアのドラゴン・サイクル。いずれも単色で、青・黒・緑のみ前兆カード。両方とも表面なリバーシブル・ボーダーレス版も存在する。
- 鳴り渡る龍哮の征服者/Clarion Conqueror
- マラング川の執政/Marang River Regent - 巻きつき捕らえ/Coil and Catch
- ゴミあさりの執政/Scavenger Regent - にじむ毒素/Exude Toxin
- マグマのヘルカイト/Magmatic Hellkite
- 咲蔦森の執政/Bloomvine Regent - 縄張りの要求/Claim Territory